masa osada
(更新)
英語で会話をするとき、大切なポイントの1つになるのが「テンポの良さ」。
テンポが悪いと楽しいはずの会話にも何か違和感を感じたり、キチンと話していても言いたいことが伝わっていないように感じたりすることがあります。
では、テンポ良く会話をするにはどうしたら良いでしょう?
その答えの1つは、相手の言葉にサッと切り返すフレーズを使うこと。そこで今回は、4単語以内ですかさず返事できる英語表現を20つご紹介します。
英語圏の人と会ったとき、
などと簡単な挨拶をしますよね。そんなとき、毎回教科書通りに “Fine, thank you.” と答えても面白くありません。“How are you?” と聞かれたときに簡単に返せる返事フレーズを覚えましょう。
● 最高だよ
直訳すると「これ以上良くならない」。つまり、今の状態が最高という意味になります。
“How are you?” に対してこう答えるときは、“Good” や “Fine” よりも断然調子が良いことを表します。(絶好調だよ / 完璧です)
● 特に変わりはありません
直訳は「特別なことはないよ」。そこから「いつも通りだよ」「特に変わりはありません」という意味になります。
● まあまあかな / まずまずです
“Nothing special” とほぼ同じ意味。直訳すると「文句は言えないね」ですが、日本語に訳すときは「まあまあかな」「まずまずです」となります。
● そんなに悪くないよ
“Not bad” が「悪くないよ」、そして “Not too bad” が「そんなに悪くないよ」という意味になります。絶好調でもなく、だからといってそんなに悪くもないときによく使われます。
● あなたは?
“How are you?” と聞かれたとき、“I'm fine thank you, and you?” や “How about you?” とばかり返してはいませんか?
少しカジュアルな言い方になりますが、ネイティブの人が「あなたは?」とよく使う聞き返し方です。
話し相手がちょっとビックリすることを言ったとき、日本語なら「マジで!?」「冗談でしょ?」と聞き返しますよね。
日本人はよく “Really?” を使いますが、挨拶の返事と同じで毎回同じフレーズを繰り返すわけにもいきません。変化を持たせた表現を覚えましょう。
● 本当に?/本気?
友だちが高価なものをくれようとしたときや、職場の同僚が職場を辞めると言い出したときなど「本当に?」「本気?」と聞き返すシーンで使われます。
● 冗談でしょ?
友だちが急に突拍子もないことを言い出し、「え? 冗談でしょ?」「マジで?」などと言うときに使います。
と言うこともできます。
● ありえない!/ 無理無理!
“You must be kidding me!(冗談でしょ!)” と同じシチュエーションでは、「ありえない!」と返すこともありますよね。
● なるほどね / わかるよ
相手の意見に同意したり、理解を表したりするときに使います。
● よくやった!/ でかした!
友だちが試験に合格したなど、何か良いことがあったときにこのフレーズが使われます。主にアメリカ英語では “Good for you.”、そしてイギリス英語圏では “Good on you.” がよく使われます。
● いいね!
相手の提案に同意するときに使います。
略さず “It sounds good to me.” と言うと少しカジュアルさが抜けますので、職場でも使うことができます。
● どちらでもいいですよ
友だちの家に遊びに行ったとき、“Would you like coffee or tea?” などと聞かれることがあります。「どちらでもいいな」と思ったときは、このフレーズを使いましょう。
よく日本人がする間違いに、“Both is fine.” があります。これは「両方とも」という意味になりますので、どちらか1つを選ぶときは “Either is fine.” か “Either will do.” と答えましょう。
● そうでもない / 別に
“Do you like ◯◯?” と聞かれて「そんなに好きでもない」と答えたいときは、“Not really.” と答えることができます。
● まだです
と聞かれたとき、“No” や “No, I haven't.” と答えるのも間違ってはいません。これは日本語では「終わっていません」と答えています。
ただし、“Not yet.” にすると「“まだ” 終わっていません」というニュアンスに変わります。つまり、「取りかかってはいるけれどまだ終わっていない」「始めていないけど、やらなければいけないのはわかっている」というニュアンスを含むのです。
“Not quite yet.” と “quite” を付けることで、「終わり間際」というニュアンスになります。
● 気にしないよ
言い方次第では「どうでもいい」や「そんなの知るか」という投げやりなニュアンスを含んでしまうこともあるので注意が必要です。
● 気にしないよ
これも「気にしないよ」という意味です。“I don't care.” と比べてあまりネガティブな響きがないので、より幅広い状況で使えます。
● なんでダメなんですか?
● いいね / もちろん
“Why not?” には2つの意味があります。
1つは「なんでダメなんですか?」。例えば、
A:Can I use your bathroom?
「トイレ使ってもいい?」
B:No you can't.
「ダメだよ」
A:Why not?
「なんでダメなの?」
このように相手に断られたときに使います。
もう1つは、「いいね」「もちろん」という使い方。
A:Do you want to go bungee jumping with us?
「僕たちとバンジージャンプしにいかない?」
B:Why not!
「いいね!/もちろん!」
話し相手が言ったときは、文脈から意味を判断しましょう。
● 気にしないで / 大丈夫だよ
相手が謝ってきたとき、または何か心配しているときに、「気にしないで」「大丈夫だよ」といった意味でよく使われます。主にアメリカ英語圏で使われます。
● 気にしないで / 大丈夫だよ
“Don't worry.” がアメリカ英語圏で使われるのに対して、“No worries.” はイギリス英語圏(イギリス、ニュージーランド、オーストラリアなど)で使われます。
また意味の面でも、“Thank you.” と言われたときの返事(どういたしまして)としても使える点が “Don't worry.” と異なります。
● 気にしないで / 忘れて
日本語の「ドンマイ」と同じシチュエーションで使えます。ドンマイの語源である “Don't mind.” は和製英語なので、ネイティブの人に言っても通じないので注意が必要です。
いかがでしたか? 今回ご紹介したフレーズは、ほとんどが3単語以内の短いものだけを集めました。
英語がネイティブの人たちは、テンポ良く会話するためにこんな短いフレーズをたくさん使っています。どのフレーズも難しい単語を使っていないので、ぜひ今日から早速使ってみてくださいね!