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海外旅行先で困った時・助けて欲しい時に使える英語フレーズを場面別に紹介

海外旅行先で困った時・助けて欲しい時に使える英語フレーズを場面別に紹介

こんにちは。英語ライフスタイリストのRinaです。今回のテーマは「困った時、助けて欲しい時の英会話フレーズ」

みなさん、海外旅行中に「これは困った!」「焦った!」という経験はありませんか?

知らない土地では、普段当たり前にできる事が出来なかったり、普通ならさっと人に聞いて解決できることが、そうはいかなかったり、困った状況や予期せぬトラブルはつきものです。

インターネットで検索してその場で解決できることであれば良いのですが、いざという時にネット環境がない!自分が動けない!携帯を落とした!なんて時は周りにいる人や現地の人に助けを求める他ありません。また事故や事件の場合には警察や救急車を呼ぶことも必要になりますよね。

今日はできる限りシンプルで、いざという時に役に立つトラブル対策のためのフレーズを場面別にご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね!
 

1. 移動中のトラブル

海外のみならず、国内旅行でさえ、知らない土地での移動は慣れないことだらけで大変。

いくら事前準備をしていても、天候の変化や交通状況の影響などによる移動中のイレギュラーはつきもの。そんな時にも慌てず対応できるようオススメのフレーズをまとめてみました。
 

フライト編

【フレーズ例】
Excuse me. My flight was canceled. May I get an alternative flight?
「すみません、予定の便が欠航になったので、代わりのフライトをお願いできますか」
Excuse me. My Flight was delayed and I missed my connecting flight to Dallas.
「飛行機が遅れたので、ダラス行きの乗り継ぎ便に間に合いませんでした」
Could you get me another flight?
「別の便をとってもらえますか」

移動中・観光中

【フレーズ例】
Excuse me, I'm lost. Could you show me where we are on this map?
「すみません、道に迷ったみたいなのですが。今この地図のどの辺りか教えていただけますか?」
I'd like to go to the ABC Hotel. Do you know how to get there?
「ABCホテルに行きたいのですが、どのように行ったらいいかご存知ですか?」
Is this the right way to the station?
「駅への道はこれであっていますか?」
Excuse me. My child is missing. Where should we go?
「すみません、子どもとはぐれてしまいました。どこに行ったらいいでしょうか」

2. 体調が悪い時

できれば体調不良にはなりたくないですが、環境が変わると体調を崩しやすかったりしますよね。

喘息やアレルギー、その他何かしら持病がある場合は、常に薬を持ち歩くなど事前の対策も忘れずに。ここでは予期せぬ事態が起きてしまった際の症状の伝え方やとっさに使えるフレーズをご紹介します。
 

【フレーズ例】
Excuse me. Where is the restroom?
「すみません、お手洗いはどこですか?」
I’m not feeling well. / I’m sick.
「気分が悪いです」
I have a stomachache.(*1)
「腹痛があります」
I have pain here.(*2)
「ここに痛みがあります」
Do you have some medicine for headache?(*3)
「頭痛薬はありますか?」
Is there an emergency hospital around here?
「この辺りに緊急受け入れをしている病院はありますか?」
I’m allergic to shrimp.
「海老アレルギーなんです」

*1…基本的に何か症状が出た時は ”I have(症状).” あるいは ”I feel (症状)" というパターンで伝えられます。

【例】
I have a: headache(頭痛)、fever(熱) 、toothache(歯痛)、diarrhea(下痢)
I feel: chilly/cold(寒気)、dizzy(めまい)

*2…体の部位や症状の名称がとっさに出て来ない場合は痛むところを指差しましょう。

*3…具体的な症状を伝えながら言うとよりスムーズです。
 

女性特有の緊急事態

【フレーズ例】
I have really bad period pain.
「ひどい生理痛があります」
Do you have sanitary napkins?
「生理用品はありますか?」
I’m 20 weeks pregnant.(*4)
「今妊娠20週なんです」

*4…単に ”I’m pregnant” でも大丈夫です。まだ週数が浅い内は見た目には分からないこともあるので、病院にかかる際や薬局で薬をもらう際にはしっかりと伝えましょう。
 

3. 滞在先でのトラブル

ただでさえ慣れない土地で疲れもたまりやすいですし、滞在先でのストレスは最小限に抑えたいもの。

お部屋の備品の不具合などはもちろん、何か気になることがあれば我慢せずに伝えられるようにしておきましょう!
 

ホテル編

【フレーズ例】
Hello, this is room 2523. I/We have a problem.(*5)

「もしもし2523号室です。困っているのですが」

The air conditioner/TV/hair drier doesn’t work.(*6)

「お部屋のエアコン/テレビ/ドライヤーが壊れています」

There’s no hot water in the shower.

「シャワーのお湯が出ません」

There is no towel in the room. Could you bring it to us?

「お部屋にタオルがありません。持ってきてもらえますか」

The guests next door are really noisy. Could we move into a different room?

「隣の部屋のお客様がとてもうるさいです。別の部屋に移動することはできますか?」

I’ve locked myself out. Could you come and open the room?(*7)

「鍵を部屋に置いたままロックしてしまいました。来て開けてもらえますか?」

My flight schedule has been changed. Would it be possible to extend my stay for another night?(*8)
「フライトの便が変更になりました。もう一泊延長できますか?」

*5…何よりまずホテルなどに滞在していてフロントにかける時は、このように問題が発生していることを伝えましょう。”I’m in room 2523” のように言ってもOK。

*6…何かがうまく作動しない、壊れている時は ”- doesn’t work.” を伝えましょう。

*7…I accidentally left my key in the room.”でも同じことを伝えられます!

*8…2泊以上延泊したい時は” for another night?”の代わりに”until (いつまで) “と聞けば大丈夫です!

民泊編

最近では民泊などのサイトを利用して宿泊先を探す人も多いと思います。

その際はホストの方とメールやアプリを通じてのやりとりがメインになると思いますが、個人同士だからこそ、気になることや、困ったことがあった時に曖昧にせずこまめに連絡をとる、確認するのがオススメです。

【フレーズ例】
We’re sorry, we’ll be a little late.
「申し訳ありません、すこし到着が遅れそうです」
How can I get a contact with you in case of emergency?
「緊急の際はどのように(どこに)連絡したらいいですか?」

4. 盗難や紛失にあった時

これらのトラブルはとにかくないことを祈りますが、いざという時には冷静に対応しましょう。

日本では当たり前のように目にする光景ですが、空いている席にカバンを置いて席取り、というのは海外では自殺行為だったりします。貴重品のみならず持ち物は常に手元に携帯するようにしましょう!

【フレーズ例】
Help! Thief! Catch him/her!
「助けて!どろぼうです!捕まえてください!」
Call the police!
「警察を呼んでください」
My bag is missing. Please let me know/contact me if you find it.(*9)
「カバンがありません。見つかったら連絡をください」
My wallet was stolen.(*10)
「財布が盗まれました」
I accidentally left my phone in the taxi. Where should I go to pick it up?
「タクシーにうっかりスマホを忘れました!どこに受け取りに行けば良いですか?」
I’ve lost my passport. I’d like to contact the Japanese Embassy.
「パスポートを紛失してしまったので、日本大使館へ連絡したいのですが」
I’d like to get my passport reissued.
「パスポートの再発行をお願いできますか?」
Where is the Lost and Found?
「遺失物取扱所はどちらですか?」

*9…単純にカバンが見当たらないという時に。空港などで荷物が出てこない時は ”My baggage hasn’t come out yet. This is my claim tag.” ように伝えましょう。

*10…確信があるわけではないけれど盗難の可能性が高い場合には、 ”I think someone stole my wallet.” と報告することもできます。
 

5. 重大な事故や事件に巻き込まれた時

本当にいざという時は、自分ひとりでなんとかしようとせず、周りの人に助けを求めましょう。

そのために知っておきたいフレーズです。

【フレーズ例】
I’ve had an accident.
「事故が起きました」
I got injured in a traffic accident, and I cant move.
「交通事故で怪我をして動けません」
I was hit by a bicycle/car/taxi.
「自転車/車/タクシーにぶつけられました」
There seems to be some people injured.
「怪我人が数名いるようです」
Please call the ambulance/doctor/police!
「救急車/医師/警察を呼んでください!」
Is there anyone who can speak Japanese?
「日本語を話せる人は誰かいますか?」
We’re going back to Japan in two days.
「あと2日で日本に帰国する予定なんですが」

まとめ

いかがでしたか?

今回は、「場面別!困った時・助けて欲しい時の英語フレーズ」というテーマでお送りしました!

どんなに注意していても、トラブルは突然予期せぬ形でやってくることもあります。また旅先では、文化や認識の違いや治安の良し悪し、生活スタイルの違いなどが原因でトラブルに巻き込まれる可能性もありますよね。でもそんな時、自分の言いたいことを積極的にきちんと伝えることが出来れば、まず一安心!

いざという時に慌てず状況に対応できるよう、大使館の連絡先やクレジットカード会社の連絡先はメモしておくこと、また今日習ったトラブル対策のフレーズは事前に何度も声に出して練習するなど予習をしておくこと、そして自信がない場合はメモして持ち歩くなどの工夫も、オススメです!

みなさんの海外旅行がより安全で楽しい思い出になるよう、今日の記事が何かひとつでも参考になれば嬉しいです!