「どうでもいい」って英語でなんていうの?簡単な言い回しをマスター!
「どうでもいい」って、日常会話でつい言いたくなることはありませんか?
今回は、日本語でもよく使われる「どうでもいい」を表す英語表現を紹介します!
よく使われる表現なので、フレーズを覚えておくと役に立ちますよ。また、フォーマルな場面や、親しい仲でのみ使われるスラングなども紹介しています。
例文とあわせて、ぜひこの機会に覚えてしまいましょう!
「どうでもいい」を表す英語のフレーズ5選
I don’t care.
「どうでもいい」
この表現は、何かに対して無関心であることを直接的に表します。意見や選択肢に対して積極的な関心や好みがないことを示す場合に使われることが一般的です。
例えば、食事の選択や計画の決定など、他人の意見や選択に対して柔軟な態度を示す場面でよく使われます。ただし、I don't care. と言うだけでは少し失礼に聞こえるので、下の会話例にあるように、短いフレーズでフォローするのが一般的です。
Whatever.
「何でもいい」「どうでもいい」
他人の提案や質問に対して、無関心や無頓着を表す表現です。ただし、ときには軽蔑的なニュアンスを含むこともあるので、使い方には注意したいですね。
相手の提案や問いかけに対して興味がない場合や、議論を避けたいときに使えます。親しい仲で使うことをおすすめします。
ただし、日本語でもわかるように上記のような回答を無表情で伝えると印象は悪くなり、相手に「もしかして怒ってる?」と思わせかねません。使うときには口調やトーン、文脈や間柄に気をつけて使いましょう。
It doesn’t matter.
「どちらでもいい」「どうでもいい」
この表現は、何かを選ぶことや決めることに対して、特定の選択肢に拘らないことを表します。ある選択肢と別の選択肢の間での選択を意味しますが、その選択に対して特に好みや興味がないことを示すことができる表現です。
会話や計画の進行において、他の人が選択を任せてくれる場面で使われます。
I’m indifferent.
「私は無関心です」「私はどうでもいいです」
特定の問題や状況に対して感情的な関心がないことを表します。選択肢に対して積極的な感情や意見を持たず、中立であることを示す表現です。議論や決定をする際に、個人的な意見を表明せず中立な立場を示したい場合に使われることが多いです。
I’m not bothered.
「気にしない」「気にならない」
この表現は、他人の行動や状況に対して自分が心配や不快感を感じないことを表します。他人の行動や状況に対して寛容であり、それに対する反応や関心を示さない場合に使える表現です。
以上の5つはよく使われる簡単なフレーズです。言いやすいものを覚えておくといいでしょう。
ビジネスシーンでの「どうでもいい」は?
ビジネスシーンで「どうでもいい」というような意思を表現する際には、よりフォーマルな表現が適切です。ここでは、そのような状況で使えるフォーマルな英語表現を紹介します。
It’s of little consequence.
「それはあまり重要なことではありません」
この表現では、何かが重要ではないことを述べています。特に重要性の低いトピックや議題に対して使用されます。
It’s not a priority at the moment.
「今のところ優先順位は高くありません」
現時点での優先事項ではないことを示す表現です。他の重要な課題やプロジェクトに比べて、その問題の重要度が低いことを述べます。
It’s inconsequential.
「それは取るに足らないことです」
これは、「重要ではない」という意味で使われます。特に、大きな影響を及ぼすものではないという意味です。
It’s trivial.
「それは些細なことです」
問題や議題が些細であり、重要性が低いことを示します。特に、ビジネス上の会話や決定において、その問題を重視する必要がないことを強調する表現です。
It’s not worth our attention.
「注目する価値はありません」
この表現は、その問題やトピックが私たちの注目や注意を向ける価値がないことを意味します。他の重要な事柄に集中すべきであるという意味を含んでいます。
これらの5つの表現は、ビジネス環境で他の人々とのコミュニケーションを行う際に、より適切なフォーマルな言い回しと言えるでしょう。
「どうでもいい」を表すスラングはある?
次に紹介するのは、「どうでもいい」を表すスラング英語表現です。こちらの章で紹介する表現は、親しい仲で使うようにしましょう。
Meh
Meh は、特に興味を示さず、無関心を表すスラング表現です。何かに対して興味がない、または感情を持たないことを表現します。この言葉は、話題や提案に対して中立な反応を示す際によく使われます。
Whatevs
Whatevs は、whatever の短縮形で、どうでもいいという無関心な態度を示します。この表現は、特に若者や友人間の会話で使われ、何かについて議論する気持ちがないことを表します。
IDC (I Don’t Care)
先ほど紹介した I Don't Care の略語です。これは、特にメッセージやSNSなど、文字でのコミュニケーションで使われることが多くあります。話題や意見に興味がないことを伝える際に便利です。
I couldn’t care less.
この表現は、特に口語的な言い回しであり、何かに対して全く関心がないことを強調します。「couldn't」は「できなかった」という意味で、直訳すると「これ以上関心を持つことはできない」という意味です。直訳を読むとかなりキツイ言い方に感じられますね。
この表現は、比較的フォーマルではない状況で使われることが一般的です。
これらのスラング表現は、どうでもいいという感情を表現する際に使われます。ただし、フォーマルな状況やビジネス環境では適切ではありませんので、注意が必要です。
「どうでもいい」を使いこなそう!
いかがでしたか? 知っている表現はあったでしょうか。
「どうでもいい」という表現は、言い方によっては投げやりに捉えられかねません。場面によって文脈に合わせた表現を使うことで、コミュニケーションを円滑にしましょう!
今回学んだ表現を実際に英会話のなかで使ってみてくださいね。
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