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「目には目を」…ってなんていう?Eyeを使った慣用句やことわざ

「目には目を」…ってなんていう?Eyeを使った慣用句やことわざ

「目には目を」という日本語の表現は聞いたことがあるのではないでしょうか?

英語にも「目」を使った慣用句やことわざはいくつもあります。

今回の記事ではそのような表現を例文と一緒に一挙ご紹介します!

英語の慣用句やことわざを日常会話で使いこなせるようになると、英会話レベルがアップしますよ。ぜひ、覚えてみてください!

Eye を使った英語イディオム

それでは、まずは慣用句(イディオム)から一気に紹介していきます!

Keep an eye on|注意深く見守る、監視する

注意深く観察し続けることを指しています。

Can you keep an eye on the baby while I cook dinner?
「私が夕食を作っている間、赤ちゃんを見ていてくれる?」

Catch someone’s eye|誰かの注意を引く、目を引く

誰かに注目されるほど、人やものが魅力的であることをさす表現です。

The beautiful painting caught her eye as she walked through the gallery.
「彼女がギャラリーを歩いていると、美しい絵が目に飛び込んできた」

Turn a blind eye|見て見ぬふりをする、無視する

間違っているとわかっていることを無視するときに使われます。

The teacher turned a blind eye to the students' minor misbehavior.
「先生は生徒たちの軽微な悪行を見て見ぬふりをした」

In the blink of an eye|瞬く間に、一瞬で

何かがとても素早く起こることを指します。

The car disappeared in the blink of an eye.
「その車は瞬く間に消えてしまった」

The apple of one’s eye|最愛の人、大切に思う人

One’s には所有代名詞を入れ、「〜の最愛の人」となるように使います。 誰かが最も愛し、誇りに思う人や、最も愛する人に対して使われます。

His granddaughter is the apple of his eye.
「彼の孫娘は彼にとって最愛の存在だ」

See eye to eye|意見が一致する、見解が同じである

誰かに同意し、同じ意見や見解を持っていることを表す表現です。

They finally saw eye to eye on the issue after a long discussion.
「長い話し合いの末、彼らはついにその問題について意見が一致した」

An eye for detail|細部に注意を払う能力

他の人が気づかないような、小さいけれど重要なことに気づくのが上手だということを指します。

A good designer needs an eye for detail.
「良いデザイナーは細部に注意を払う能力が必要だ」

Eye-opener|目から鱗の経験、驚くべき事実を知る経験

人生や人間について、驚きや新たな事実を教えてくれるもののことです。

The documentary about climate change was a real eye-opener.
「気候変動についてのそのドキュメンタリーは、本当に目から鱗だった」

Have eyes for someone|特別な関心や愛情を持つこと

通常、ロマンチックな興味を持っている場合に使われます。

Even though many people admire her, she only has eyes for John.
「多くの人が彼女を称賛しているが、彼女はジョンにしか関心がない」

似たような表現で、have an eye for something というものもあります。これは、特定の分野や細部に対して優れた感覚や能力を持っていることを意味する表現です。

She has an eye for talent, which makes her an excellent recruiter.
「才能を見抜く目を持つ彼女は、優秀な採用担当者だ」

To eye someone|人を注意深く観察する

特に興味や疑念の目で見ることを意味します。

She eyed the new employee suspiciously.
「彼女は新しい従業員を疑わしげに見た」

Eye に関連する英語のことわざ

次は、eye に関連することわざです。ことわざはそれほど多くはありませんが、知っておいて損はありませんよ!

An eye for an eye

報復の原則を意味し、害を受けた場合に同じ方法で仕返しすることを示します。このフレーズは、ハンムラビ法典に由来する報復の原則を指しています。

In ancient times, justice was often simply an eye for an eye.
「古代においては、正義とは単に目には目を、であった」

Beauty is in the eye of the beholder

美しさの感じ方は人それぞれであるという意味です。美しさは見る人の価値観によって異なるということを表しています。

To him, that painting is a masterpiece, but to others, it may not be as impressive. Beauty is in the eye of the beholder.
「彼にとってその絵は傑作だが、他の人にとってはそれほど印象的ではないかもしれない。美しさは見る人の目にある」

The eyes are the window to the soul

人の目はその人の心を映し出す窓であるという意味です。目を通じてその人の感情や本心を知ることができるということを表しています。

When she looked into his eyes, she could tell he was sincere. The eyes are the window to the soul.
「彼女が彼の目を見たとき、彼が誠実であることがわかった。目は心の窓だ」

Out of sight, out of mind

Eye という単語は使われていませんが、「目」に関することわざです。目に見えなくなると、忘れられてしまうという意味を表しています。直接見たり接触したりしないものは、やがて忘れられてしまうことですね。

Once he moved to a new city, he never called his old friends. Out of sight, out of mind.
「彼が新しい都市に引っ越してから、彼は旧友に一度も電話をしなかった。見えなくなると忘れられるものだ」

比喩的な表現も使ってみよう

Eye を使った表現やことわざには比喩的なものも多いと、お分かりいただけたのではないでしょうか。

Eye に関連することわざは、英語圏で広く知られており、日常会話や文学作品でもよく使われます。

みなさんも、このような比喩的な表現を日常会話に取り入れてみてはいかがでしょうか。

会話の幅が広がること、間違いなしですよ!