3つの異なる定義がある?「Grounded」の意味とは
みなさんは「grounded」という単語を聞いたことがありますか?
一般的に 「grounded」という言葉は、子供が受ける「罰」として使われることが多いです。しかし近年では、その他でも grounding という単語が別の意味で使われるようになってきました。
今回は、少し紛らわしい「grounded/grounding」の複数の意味をわかりやすく紹介していきたいと思います!
Grounded の定義
もともとの名詞で使われる ground には、「地面、大地、陸上」や「接地」という意味があります。
しかし grounded という形容詞の形で使われる場合、地面ではなく、さまざまな意味を表します。例えば、Googleで grounded の意味を調べると、定義として以下の3つが挙げられています。
形容詞
1. well balanced and sensible
「安定した、賢明な、知覚できる」
2. (of a pilot or an aircraft) prohibited or prevented from flying
「(パイロットや機体が)飛ぶことを禁止/阻止される」
Informal(インフォーマル)3. (of a child being punished) not allowed to participate in social or recreational activities
「(罰せられている子供が)人と接したり遊びに行くことを禁じられる」
=外出禁止
一見全く違う意味のように見えますが、ground の元々の意味である「大地」や「接地」から想像ができる意味となっていて、とても面白いです。その理由を下記で見ていきましょう。
3つの Grounded
Grounded(安定した、賢明な、知覚のある)
まず1つ目の grounded を見ていきましょう。「安定した、賢明な、知覚のある」という意味を持つ形容詞の grounded は、主に精神的に安定した人のことを表すのに使われます。地に足がついていて安定しているような様から ground という単語が使われているのですね!
そのため、誰かが grounded であるというような表現をすると、その人が精神的に安定をしていてしっかりと知覚があるというような意味になります。
Grounded(飛ぶことを禁止、阻止される)
2つ目の grounded は、元々はパイロット用語で、「飛ぶことを禁止されることや、機体が飛ぶことを阻止されること」などを表します。空を飛ぶことが許されないことで、地面に足がくっついて離れない状態が想像できますよね。
Grounded(外出を禁止される)
3つ目の grounded は罰せられた子供に対して使われる表現で、「外出禁止」という意味があります。 Grounded のなかでも、もっともよく使われる表現だと言ってもいいと思います。
Be/get grounded ということで、部屋から外に出られない様子、足が地から離れずにその場を動かない様子が想像できますよね!
まとめ
いかがでしたか?
Groundの 元々の意味は、「地面、大地、大陸、接地」ですが、足が地に付いている様子からさまざまな意味を表すことがわかったと思います。
この記事を参考に、grounded を上手く使いこなせるようになれば幸いです!