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【スピーキングテスト対策】効果的な準備方法とポイント

【スピーキングテスト対策】効果的な準備方法とポイント

「スピーキングテストを受けてみようかな」と考えたことはありますか?

資格試験を受けることには多くのメリットがあります。

たとえば、履歴書に高いテスト結果を記載すると、より良い仕事に就くのに役立ちます。

また、留学などで外国へ渡る際の申請や、単に自分のスキルレベルを明確に知るために受験する人もいるでしょう。

テストを受ける理由にかかわらず、できる限り良いスコアを得るためには準備が必要です!

今回は、スピーキングのテストに焦点をあて、準備に役立つ5つのコツを紹介しています。

いくつかポイントがありますが、どの部分に時間を集中させるかは、個人の英語レベルと自分の弱点によって異なります。

スピーキングテストに役立つ5つのコツ

1. 模擬テストを受ける

最初のポイントはとても基本的なことですが、それでもあえて提案したいと思います!

受けてみようと考えている特定のテスト(例えば、IELTS Versant、TOEIC S&Wなど)は、オンラインで練習版を見つけることができる可能性が高いです。見つけて活用しましょう!

実際のテストでどのような問題が問われるのか、どのような問題形式なのかを知ることで、準備の際に焦点を合わせるべきことがより良くわかるでしょう。

忙しいみなさんにとって時間は大切ですよね。スコアアップに役立たないことを勉強して無駄にすることは避けましょう。

模擬テストや試験の練習版を活用することは、「賢く取り組む」ための方法の一例です。もちろん、頑張ることも重要ですが、賢いやり方で行うと更に効果的になりますよ!

関連記事:日本で受けられる英語のスピーキングテスト4選を徹底解説!それぞれの勉強法は?

2. 文法を再確認!

スピーキングテストで良い点を取るためには、文法がしっかりしている必要があります。これはどの技能のテストでも共通して言えます。

ただし、必ずしも高度な文法を習得すべきだということではありません!

スピーキングテストの目標は、円滑なコミュニケーションです。これは言語を学ぶ全般的な目標でもありますね!

大切なのは、自分のアイデアを明確かつ正確かつ自然に表現できることです。非常に形式張った英語や派手な高度な語彙を使わなくても、自分の考えを表現することはできますよね。

そのためにも、難しい文法知識を頭に詰め込むのではなく、あなたが知っている文法をマスターして、さまざまなトピックについて快適に話すことができるようにするほうが良いでしょう。

「K.I.S.S.」という頭字語を知っていますか?「キス」ではありません。これは「Keep It Short and Sweet(簡潔でシンプルに保つ)」の略です。つまり、大きくて複雑なものが必ずしも良いわけではないことを人々に思い出させるポピュラーな表現です。

自分自身で勉強するだけでなく、他の人と話す機会をできるだけ多く見つけて、ためらうことなく、正しい文構造や他の詳細を考えることなく言いたいことを言えるように練習しましょう。

目標は、英語を話すことが無意識のスキルとなり、考える必要がないものにすることです。

3. ターゲットを絞って語彙力を上げる

模擬テストで、どのようなトピックについて話すように求められるかがわかります。

その試験がターゲットとしている、主なトピックに関連する語彙に絞って覚えましょう。語彙力を増やし、使い方を練習して準備を整えます。知識を効果的に使えることは、無駄に難しい言葉や表現で試験官を感心させようとするよりも良い方法です。

また、ただ単に単語を暗記するだけではなく、勉強する際に声に出してみましょう!スピーキングテストでは、実際にそれらの言葉を発音できるかどうかが重要です。それらの単語を使って文を作る練習や、異なる時制で使う練習も行いましょう。

単語を知っていても、それらを使って自分の考えを表現できるでしょうか? 単に語彙を暗記するだけでなく、コントロールする力を身につけましょう。

4. 発音とリスニングスキルを向上させる

文法と語彙をしっかりと身につけることは基本です。しかし、今回はスピーキングテストに備えるための準備です。スピーキングテストでは、内容を適切に表現して相手に伝えることも非常に重要です!

高得点を目指す場合、できるだけ発音が明瞭で正確であることに焦点をあててください。

デジタルツールはこの分野の学習にも大いに役立ちます。英語のポッドキャストを聴いたり、YouTubeの動画を視聴しを活用しましょう!ネイティブスピーカーの話し方をよく聞いて、真似してみてください。YouTubeには動画の再生速度を遅くする便利な機能もあります。特に難しいと感じる音に役立ちます。

音声の一部を集中的に何度も繰り返し聞き、聞こえる音を真似してリピートします。この技法は「シャドーイング」と呼ばれ、スピーキング力の強化に非常に効果的です。

この練習には、リスニング力も強化できるというメリットもあります。つまり、一石二鳥の最強な練習法なのです!

5. 文章の構造とテスト時間に要注意

「出てきた4つのポイントすべてについて対策できたから、準備は整った!」

と思うかもしれません。でも、焦りは禁物です!

文章構造に注意

これらのスキルを使ってトピックについて明確でわかりやすい構造で話すことができますか?

文章の構造に気をつけて話すというスキルは試験を受けるためだけでなく、他の場面でも役に立ちます。スピーチを行ったり論文を書く際には、明確で簡潔でありながら情報の要点を含んだ議論を作成することが必要不可欠です。

わかりやすく良い構造では、まずは主要なポイントの導入から始まり、それをサポートする2つか3つの情報が続きます。次のポイントに移るためのいくつかの重要な言葉(also, however, therefore など)は、文章を滑らかで理解しやすい、整理されたものにするために非常に役立ちます。

持ち時間に注意

また、最後にもっとも注意すべき点は持ち時間です。

スピーキングテストで話す際には、自分の好きなだけ時間を使うことはできません。大抵のスピーキングテストには時間制限があります。

制限時間を過ぎてしまうと、どんなに良い内容を話したとしても採点はされません。

その対策として、ストップウォッチを使用して、事前に練習しておくことをおすすめします。

テストで出題されると予想されるトピックについて話す練習をして、所定の時間内に回答できるようにチャレンジしてみてください。

練習を続けるうちに、時間内に収めつつ、慌てることなくすべてを言いたいことを伝えるための回答を調整できるようになるはずです。

その際には自分の声を録音してみると、改善すべきポイントを聞き返すこともできるので、有効活用しましょう。

すべてを組み合わせて、いざ試験!

今回紹介したポイントを押さえて学習すれば、しっかりとした文法スキル、豊富な語彙、そして明瞭な発音を習得できるはずです!

でも、覚えておいてください。完璧である必要はありません!

学んだ知識を巧みに使い、英語を話すことが「当たり前」になり、自然体で考えずに話せるようになることが重要です。

自分の知識で自信を持って話すことができるようになれば、しっかりと準備したと言えるでしょう。

さあ、試験を受けると決めたら早速準備に取りかかりましょう!