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それ、面白い!「That's funny」以外に伝え方はある?

それ、面白い!「That's funny」以外に伝え方はある?

相手が冗談を言ったとき、あなたは何と返しますか?

That's funny.
「面白いね」

と、シンプルな返しが定番になってしまっているかもしれません。

今回は、「That's funny」以外に相手に面白いと伝える表現を紹介します!

英会話にすぐに取り入れられる表現ばかりですので、気に入ったフレーズを探してみましょう!

シンプルな表現

まずは一般的によく使われるシンプルな表現を紹介します。

Haha, you got me chuckling! 

 「笑わせてもらったよ!」

「Haha!」というのは、英語圏ではよく使われる笑いを表すシンプルで一般的な表現です。これはあえて「言う」ものではなく、自然に出てくる笑いの音を表現するものです。もしくは、テキスト・メッセージなどで使われます。

To chuckle はクスクス笑うという意味です。

That's hilarious! 

「それはすごく面白い!」

何かがとても面白いときに funny の代わりに hilarious を使うことで強調することができます。

That's hilarious, I needed that laugh! 
 「それは面白い!その笑いが必要だったよ!」

That cracked me up! 

「笑いすぎてしまった!」

相手のユーモアのセンスをいかに楽しんでいるかを示す、さりげない返事の表現です。

I can't stop giggling! 

「笑いが止まらない!」

I can't stop laughing! でも同じような意味を表すことができます。

ちなみに、laugh と giggle は、両方とも笑うことを表す言葉ですが、微妙な違いがあります。

Laugh は、一般的な笑いを表します。これは声を出して笑ったり、笑ったりすることを指します。例えば、コメディアンのジョークに笑うときや友達と楽しい会話をしているときに使います。

Giggle は、は通常、何かがかわいい、ふざけている、または照れくさいと感じたときに使用されます。大笑いするというよりは、「フフッ」や「クスクス」のような短い、高い音の笑い声を出すイメージです。例えば、子供が何かかわいらしいことを見たり、恥ずかしいことが起こったときに使います。

要するに、laugh はより大きな、はっきりとした笑いを指し、giggle はより小さな、かわいらしい、または控えめな笑いを指します。

LOL

これは見たことがある方も多いのではないでしょうか。「laugh out loud」の略で、オンラインコミュニケーションではユーモアを示すためによく使われます。面白いことを聞いた後に返信として「LOL」だけを送ることは、英語圏ではよくあります。

That's a good one! 

「それは素晴らしいジョークですね!」

何かが面白い、おもしろい、または賢いと感じたときに使われる表現です。これは、他人のジョークや面白い話に対する反応として使われることが一般的です。

相手を褒める表現

次は、ジョークや面白いことを言ってきた相手に対して賞賛を与える表現を紹介します。

You're a riot! 

「おもしろいやつだな!」

直訳すると、「あなたは暴動(riot)だ!」となりますが、もちろんこれは文字通りの意味ではありません。大いに面白いという意味で使われる表現です。Riot は通常、暴動や騒動を指す単語ですが、ここでは比喩的に使用されています。

このフレーズは、相手の面白さやユーモアのセンスを強調し、その人の社交的な魅力を褒めるときに使われます。一般的には、友人や同僚など親しい関係の相手に対して使用され、楽しい会話や面白いエピソードの後に相手を称賛する際によく使われます。

You're a real comedian! 

「お笑い芸人みたいだな!」

言葉の通りの意味で、相手のユーモアセンスをまるでお笑い芸人のようだと褒めています。また、ジョーク以外でもその人がコメディアンのように面白いと感じる状況や瞬間に対しても使用されます。

You really know how to make me laugh! 

「私の笑わせ方をよく知ってるね!」

相手がユーモアや面白い話を提供し、あなたを笑わせたり、楽しませたりすることに成功した際に使われます。

That's comedy gold! 

「それは完璧なジョークだ!」

何かが非常に面白く、笑いのツボにはまるようなジョークや状況を指す際に使われます。これは、その内容が非常に面白いと感じられることを強調する表現です。

少し大袈裟な表現

次は日本語で直訳すると大袈裟に感じられる表現を紹介します! 少しオーバー気味にリアクションしたい方にはおすすめの表現です。

Too good, I'm in stitches! 

「面白すぎて腹がよじれる!」

Stitches は、「縫い目」という意味ですが、ここでは腹筋を鍛えられるほどの大笑いを指しています。直訳すると、「あまりにも良すぎて、私は縫い目が割れそうだ!」となりますが、これは文字通りの意味ではなく、笑いすぎて腹が痛くなるほど面白いという意味です。

I'm rolling on the floor laughing! 

「床を転げまわって笑ってるよ!」

この表現は、インターネット上でよく使われる略語である ROFL(Rolling On the Floor Laughing)を元にしたもので、非常に面白いと感じたときに使われます。

直訳すると、「私は床を転がって笑っています!」となりますが実際に床を転げ回って笑っている人を見かけることはそうそうないので、大袈裟な表現に感じられるかもしれませんね。テキストメッセージやオンライン会話、ソーシャルメディアなどでよく見られる表現で、その場面での大きな笑いを強調するために使われます。

I'm dying over here! 

「笑い死にそうだよ!」

直訳すると、「ここで死にそう!」となりますが、極端な笑いによって、笑いすぎて苦しいという意味です。とても面白いことに対して大げさに反応することで、息をするのも話すのも難しいほど大笑いしていることを表現しています。

You're killing me with these jokes! 

 「そのジョークで笑い殺されそう!」

相手のジョークが非常に面白いと感じられる場合に使われます。直訳すると、「あなたのジョークで私を殺しています!」となりますが、極端な笑いによって、笑いすぎて苦しいという意味です。

ビジネスシーンで使える表現

最後に紹介するのは、ビジネスシーンで使える少しフォーマルな表現です。

That’s quite amusing.

「それはかなり面白いですね」

程よい軽さを持つ、丁寧な表現です。

You have a good sense of humor.

「あなたはユーモアのセンスがありますね」

シンプルに相手のユーモアのセンスを褒める表現です。どんな場面でも使えます。

That brought a smile to my face.

「それで笑顔になりました」

相手の発言や行動が楽しいものであったおかげで、笑うことができたことを表す表現です。

I found that quite witty.

「なかなかウィットに富んでいると思いました」

相手の言葉や行動が賢いユーモアを持っていたことを直接的に表現しています。

ちなみに witty は、賢いユーモアや機知に富んだ、鋭い才能を指します。Witty な人は、ユーモアやジョークを通じて、独創的で魅力的な方法で考えや観察を表現します。状況や言葉の意味を巧みに利用して、皮肉ったり、風刺的なコメントをすることができる人を指す表現です。

この言葉は、賞賛や称賛の意味で使われることが一般的です。

例えば、ある人の発言が賢くて面白いと感じたときに、

You're so witty!
「あなたはとても機知に富んでいる!」

と言うことがあります。ビジネスシーンでも使われる表現です。

さまざまな表現を使いこなそう

「That's funny」の代わりに使える表現がたくさんありましたね。

同じ意味を表す表現でも、多くの表現方法があるということをおわかりいただけたのではないでしょうか。

シンプルに表現するも良し、大袈裟にリアクションしてみるも良し。大事なことは、さまざまな表現を使い分けて表現に幅を持たせることなのかもしれませんね。

みなさんも今回の記事を参考に、実際の英会話で使ってみてくださいね!