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「バカ!」って軽く冗談で言いたいとき…失礼にならない表現は?

「バカ!」って軽く冗談で言いたいとき…失礼にならない表現は?

「もう、本当にバカなんだから!」
「アホじゃないの!?」

こんな言葉が思わず出てしまいそうになること、ありませんか?

本気で相手を罵ろうというわけではなく、仲良い相手と軽口を叩きたい、そんなとき。一体なんと言ったらいいのでしょうか?

しかし、あまりに直接的に言い過ぎると、失礼になるかもしれません。冗談を言っているだけなのに誤解を招くことは避けたいですよね。

今回は、軽く冗談で親しい相手に「バカ」と言いたいときに使える英語表現を紹介します。

相手との関係性や文脈によって状況は変わりますので、無闇に相手を罵るのは避けましょう!

あくまで親しい、気心の知れた友人や家族同士の会話で、軽いトーンで使うことをおすすめします。間違っても、先生や上司には言わないほうがいいでしょう!

「バカ」を表す一般的な表現

それでは、一般的な表現から紹介していきます。知っているものも多いかも知れませんが、直接的な表現なので使い方には注意が必要です。

Idiot|馬鹿者

相手の愚かな行為や判断を指摘するためによく使われます。英語学習者でも、知っている人は多い表現ではないでしょうか。しかし、気軽に頻繁に使ってしまうと、相手を傷つけることになるかもしれないので気をつけましょう。

友達が大切な書類を紛失した場合に:

You lost those important documents? You're such an idiot! 
「大事な書類をなくしちゃったの? 本当に馬鹿だね!」

車の運転中に危険な行動をした友人に:

Don't be such an idiot on the road! It's dangerous!
「道路で馬鹿なことするな! 危ないよ!」

適切なコンテキストと尊重を忘れずに、コミュニケーションを円滑に進めましょう。

Fool|愚か者

この単語もよく知っている方は多いのではないでしょうか。相手の愚かな行為や判断を指す表現です。しかし、この単語は比較的強調された表現なので、使い方にはより注意が必要です。Fool は、軽いノリや冗談で使うには、ちょっと厳しすぎる表現なので、気軽に使うべきではありません。Foolish は fool の形容詞で、「愚かな」や「愚かな行動をする」という意味です。

不慎な行動をした親しい同僚に対して:

Leaving the office door unlocked at night? That's just foolish. 
「夜にオフィスの扉を開けっ放しにするなんて、ただの愚かなことだよ」

Fool という表現は、ときに相手を厳しく批判する意味合いを持ちます。翻訳ソフトやアプリを利用すると出てくることがあるかもしれませんが、人に対して使うのはできる限り避けましょう。

Stupid|愚かな、馬鹿な

Stupid は形容詞として使われ、人や物事を説明する際に使います。知識不足、判断力の欠如、理解力の低さ、行動の不合理さなどを指す、否定的な意味合いの表現です。

She felt stupid for not understanding the instructions.
「彼女は、指示を理解できなかったことをバカだと思った」
Don't be so stupid! That's not how you do it.
「バカなことを言うな!そんなやり方はダメだ」

この言葉を使うと、知的なミスや不合理な行動を強調することができます。ただし、相手を感情的に傷つけてしまうことがあるため、注意が必要です。

Moron|愚か者

相手の非常に愚かな行為や判断に対して使います。

友達間の冗談や軽口で:

You locked your keys in the car again? What a moron!
「また車の中に鍵をおきっぱなしにしたの? 本当におばかさんだね!」

注意が必要な文脈:

Using your phone while driving is just moronic.
「運転中にスマートフォンを使うのは愚かだよ」

ここでは、運転中にスマートフォンを使用する行為に対して moronic という形容詞が使われています。この場合、相手を厳しく批判していることが伝わります。

Imbecile|知能の低い人・愚か者

この単語は、相手の非常に愚かな行為や判断に対して使用されることがあります。

友達や仲間への冗談:

You forgot your keys again? You're such an imbecile!
「また鍵を忘れたの?本当に愚か者だね!」

相手が冗談を受け入れることができる関係であることが前提です。

批判的な文脈:

His imbecilic decisions have cost the company a lot of money.
「彼の愚かな決定が会社に多くのお金をかけさせました」

相手の非常に愚かな決定に対して厳しい批判が行われています。

他の同義語・スラング

普段、日本で英語を学習している際にはなかなか聞くことのない同義語やスラングを紹介します。使用するときには、きちんと意味を理解してから使うようにしましょう。

Dimwit 

相手が知識や理解力に欠け、愚かであることを指摘する言葉です。相手の言動や判断が非常に愚かな場合に使用され、日常的な会話や軽い冗談に適しています。

I can't believe he put salt instead of sugar in his coffee. What a dimwit!
「彼がコーヒーに砂糖の代わりに塩を入れたなんて信じられない。なんて愚かなんだろう!」

Dunderhead

相手が極めて愚かで、愚か者としての特徴が強調された表現です。この表現は比較的フォーマルなコンテキストで使われることもありますが、dunderhead の方が dimwit よりも厳しい意味合いを持っています。

She lost the company's important documents again. What a dunderhead!
「また会社の重要な書類を失くしてしまった。なんて愚か者なんだろう!」

Nincompoop

この言葉は、響きも面白く、しばしばユーモラスに、あるいは軽蔑的に使われます。もちろんフォーマルな文章やスピーチでは見られない言葉です。愚かな人を指す、やや古風な言葉です。

He keeps making the same mistakes. He's such a nincompoop. 
「彼は同じミスを繰り返す。本当に愚かな人だ」

Blockhead

相手が鈍い、理解力が低いことを強調する表現です。この単語は他の表現と比べると軽い表現であり、友達や仲間間の冗談に使われることがあります。

I can't believe he forgot his own birthday. He can be a blockhead sometimes!
「自分の誕生日を忘れるなんて。彼はときどき抜けてるよね!」

Knucklehead

相手が愚かな行動や判断をしたことを指摘する言葉です。この表現は友達や家族との軽い冗談に使用されることが一般的です。

You forgot to buy the most important ingredient for the recipe! You're such a knucklehead!
「レシピの一番重要な材料を買うのを忘れたの? 本当に無駄にアホだね!」

Numbskull 

相手の理解力や感受性に欠ける場合に使用します。これは比較的穏やかな表現であり、侮辱的ではない場面でも使うことができます。(それでも、冗談めかして侮辱していることに変わりはありませんが!)

He didn't even notice that she was upset after their argument. He can be such a numbskull when it comes to understanding people's feelings.
「彼は口論の後、彼女が動揺していることにさえ気づかなかった。彼は人の気持ちを理解することに関しては、とても鈍感なんだよね」

これらは最初の章で挙げたものに比べると、認知度は低いかも知れません。しかし、最初に述べたのと同様に、使う場面や相手には注意してください。

遠回しな表現・フレーズ

遠回しに伝えるには、比喩的なフレーズが使えます。しかし、そのような表現を使うと皮肉めいて嫌味っぽく聞こえてしまいがちなので、言い方のトーンに気をつけましょう。

Missing a few marbles「ビー玉がいくつか足りない」

このフレーズは、相手が知恵や理解力の一部を失っているという意味です。この表現は穏やかな非難を含んでおり、直接的ではない方法で愚かさを指摘します。

It seems like he's missing a few marbles when it comes to making decisions.
「決断を下すということに関して、彼にはいくつかの理性が欠けているようだ」

Not the brightest crayon in the box「箱の中で一番明るいクレヨンとは言えない」

この表現は、相手が知識や理解力が他の人よりも劣っていることを指摘する表現です。これは明るさを比喩的に使っており、間接的な非難を含んでいます。

She's a nice person, but she's not the brightest crayon in the box.
「彼女はいい人だけど、少し愚かなところはある(知識が欠けているところがある)」

同様の表現に Not the sharpest tool in the shed.「小屋の中で一番鋭い道具ではない」というものもあります。

He struggled to solve the simple math problem, showing that he's not the sharpest tool in the shed when it comes to mathematics.
「彼は単純な数学の問題を解くのに苦戦し、数学は得意でないことを示した」

Few sandwiches short of a picnic「ピクニックにはサンドイッチが少し足りない」

これもユニークな英語ならではの表現ですね。相手が非常に愚かであることを示す表現です。ピクニックに必要なサンドイッチが足りていないという比喩を用いています。

I can't believe the decision he made. He's truly a few sandwiches short of a picnic.
「彼が下した決定には本当に驚くばかりだ。彼は本当にちょっと変わっている(正気ではない)」

またこれにも似たような表現があります。Not playing with a full deck は、相手が知恵や理解力が足りていないことを指摘する表現です。これは、トランプのカードを比喩的に使って、「カードをフルに使ってプレーできていない(=フルデッキには足りていない)」という意味になります。

His ideas are strange. It's like he's not playing with a full deck.
「彼のアイデアは奇妙だ。彼はどこか抜けているみたいだ」

「〜に足りない」という表現を使ったフレーズは他にもあります。A few fries short of a Happy Meal は、「ハッピーセット(マクドナルドのセット商品)から数本のフライが足りていない」という意味です。相手が非常に愚かな発言や行動をした場合に使用できます。この表現も非常に侮辱的なので、注意深く使用し、相手の感情を傷つけないようにしましょう。

When he tried to fix the computer by hitting it with a hammer, I realized he's a few fries short of a Happy Meal when it comes to technology.
「彼が壊れたコンピューターをハンマーで叩いて直そうとしたとき、彼がテクノロジーに関しては少し愚かなんだなと悟った」

Dumb as a rock「岩のように馬鹿」

これは他の表現に比べて、直接的な表現ですね。知識や理解力が必要な状況で、相手がその要件を満たしていない場合に使います。

He forgot his own address. He's truly dumb as a rock.
「彼は自分の住所を忘れてしまった。彼は本当にバカだ」

フォーマルな場面では言わないのがベスト!

いかがでしたか? Fool や idiot などは聞いたことがあるかも知れません。

しかし、このような表現は学校や教科書ではなかなか知ることは難しいですよね。

親しくなった相手に軽口をネイティブのように叩けるようになりたい場合には、この記事をぜひ参考にしてください!

何度もお伝えしている通り、適切な場面を判断して、表現を使うようにしましょう。円滑なコミュニケーションに、これらの表現を役立ててくださいね。