「早くしてくれる?」急ぎの依頼を英語で失礼なく伝える方法
近況報告であれ、メッセージへの返信であれ、ビジネスシーンではすぐに何かを必要とすることがありますよね。
フォーマルで丁寧な話し方の問題点は、急いでいることや、とても早く何かが必要なことを表現するのが難しいことです。しかし、あまりに直接的に物事を言うと、失礼に聞こえるかもしれません。
ではどうすればいいのでしょうか?
幸い、相手に失礼に聞こえることなく、急いでいることを伝えられる表現がいくつかあります。これを覚えておけば、いざという時に困りません!
急ぎの依頼の英語表現
As quickly as you can
これは直接的でありながらソフトな表現です。Please を使うことをお忘れなく!
I’d appreciate it if you could hurry
Appreciate を使うことで、相手が素早く動いてくれたことに感謝していることを表します。このような表現は、主に地位や立場が下の人に話しかけるときに使われます。
フレンドリーに表現するためには、丁寧な声のトーンと表情が必須です。
また、相手の返答の後に「thank you」と付け加えることで、友好的で丁寧なコミュニケーションを保つことができます。
If it’s not too much trouble
これは、誰かに何かを頼む時にいつでも使えるフレーズです。何かを命じたり要求したりするのではなく、あくまでもお願いをすることを表現しています。
この表現を、今回ご紹介する他の表現と組み合わせると、急ぎの依頼に丁寧さを加えられます。
I’m sorry to rush you
急ぎの依頼をより丁寧にするには、お詫びをするのが効果的です。
It would be great if~
これは、相手にあまりプレッシャーをかけずに、何かを早くやってほしいということを伝える表現です。そのため、ある時間までに何かを終わらせることがとても重要な場合は、別の表現を使った方が良いでしょう。
Great を他の肯定的な形容詞(fantastic, awesome, wonderful など)に置き換えることもできます。
I’ll need that soon
この表現は、これまでに挙げた他の表現よりも少し直接的です。ここでも相手より自分の方が立場が上であればベストですが、他の表現と組み合わせることで柔らかく聞こえます。
ASAP
これは見たことがあるのではないでしょうか。As soon as possible というフレーズの略です。また、このリストのなかで最も直接的な方法で、何かを早く要求することができます。ここでも、よりソフトな表現にするために、謝罪の言葉と組み合わせるといいでしょう。
This is a priority
仕事でも日常生活でも、優先順位が高い作業から手をつけますよね。「優先度が高い」と伝えると、相手は急いで対応してくれるでしょう。
Prioritize という動詞の形も使えます。
上手に急ぎの依頼を伝えてみよう
同僚と良好な関係を保つためには、常に敬意と礼儀をもって人に接することが必要です。
これは緊急の状況でも同じです!
急ぎの用事であっても、丁寧にお願いをすることはできます。
今回ご紹介した表現を丁寧な口調と笑顔とともに使うことで、人間関係を健全なものに保ちながら、要求を伝えることができるでしょう。
必要な時にすぐに使えるように、今から覚えておきましょう!
Written by David Jiles
Adapted by さな