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映画好きは必見!英語でリメイクされた日本映画おすすめ5選

映画好きは必見!英語でリメイクされた日本映画おすすめ5選

映画が好きな方なら、今までにリメイク映画を何作も見たことがあるかと思います。

私もその一人ですが、リメイク映画のなかには「オリジナルの方が良かったな」と思う作品も多々ありますよね。

今回はオリジナルにも負けないくらいの、海外でリメイクされた日本映画をご紹介したいと思います。

すべて英語の作品ですので、英語の勉強も兼ねて映画鑑賞をしてはいかがですか?

海外でリメイクされた日本映画5選

幸福の黄色いハンカチ (1977) - The Yellow Handkerchief (2008)

2008年にアメリカで公開された「The Yellow Handkerchief」は「幸福の黄色いハンカチ(1977年)」のリメイク映画です。

刑期を終え出所したばかりの主人公と若い男女の3人がひょんなことから一緒に旅をするという、ロードムービー。シンプルなストーリーですが、ラストは涙なしでは見られない感動の作品です。

高倉健、倍賞千恵子という2大俳優の他に渥美清、桃井かおり、そして武田鉄矢の初映画主演となったこの作品は、日本の映画ファンの心を掴み高い評価を得ました。

リメイク版は細かい違いはあるものの、オリジナル版に忠実に製作されています。リメイク版には、桃井かおりがモーテルの女主人としてカメオ主演しているのも見どころですよ!

リング (1998) - The Ring (2002)

次に紹介するのは、2002年にアメリカで公開されたホラー映画「The Ring」です。これはもちろん日本のホラー映画の火付け役ともなった大ヒット作品「リング(1998年)」のリメイク版です。

「呪いのビデオを見た者は必ず1週間後に死ぬ。」ジャパニーズホラーの代表とも言えるこの作品は、とにかく薄気味悪く、私は学生時代にこの映画を観て以来、ホラー映画が見られなくなってしまいました。

日本では同時上映された「リング」の続編「らせん」の両作品を鑑賞された方も多いのではないでしょうか?

リメイク版の「The Ring」は、ドリーム・ワークス配給で制作され、ホラー映画のリメイク作品としてはもっとも高い興行収入を記録した作品の一つでもあります。

南極物語 (1983) - Eight Below (2006)

次は、2006年公開の「Eight Below」です。この作品は1983年に公開された「南極物語」のリメイク版。南極に置き去りにされた犬たちが過酷な自然のなかで生き残ろうとする姿を描いたアドベンチャー・ヒューマンドラマ映画です。

日本版は撮影のために約14万キロ、地球を3周半もしたと言われ、映画関係者たちのこの映画にかける意気込みを感じさせられる作品です。

ウォルト・ディズニー・ピクチャーズが制作したリメイク版は、「映画のなかであまりたくさんの犬を殺したくない」というディズニー側の意向で、日本版より死んでしまう犬の数が少なくなっています。故ポール・ウォーカーの演技も見どころですよ!

Shall We ダンス?(1996) - Shall We Dance? (2004)

次に2004年公開のロマンチック・コメディー「Shall We Dance?」を紹介します。この作品は1996年に公開された「Shall We ダンス?」のリメイク版です。

仕事にも家庭にも恵まれた男性が社交ダンスと出会い、ダンスにのめり込んでいくというこの映画は、日本に社交ダンスの再ブームを引き起こしました。日本版は、日本アカデミー賞を独占するほどで、世界でも高い評価を得ました。

オリジナル版では元バレリーナである草刈民代の華麗なダンス、リメイク版ではジェニファー・ロペスのキレのあるダンスをぜひ見比べて欲しいです。また、同僚役で出てくる竹中直人とスタンリー・トゥッチのおもしろキャラも楽しめますよ。

ハチ公物語 (1987) - Hachi: A Dog’s Tale (2009)

最後に紹介するのは、知る人ぞ知る「ハチ公物語(1987年)」のリメイク版「Hachi: A Dog’s Tale」(邦題は「Hachi:約束の犬」)です。2009年に公開予定だったこの映画は、公開直前に急遽公開中止となり、その理由が説明されることもありませんでした。

忠犬ハチ公の生涯を実話に基づき描かれたこの作品は、オリジナル版もリメイク版も、涙なくして観られない感動作品ですね。

DVDをはじめ、NetflixやAmazon Primeなどの動画配信サービスでリメイク版が見られるようになり、北米でもじわじわとこの映画の良さが広まっていったのですが、海外では「感動しすぎて号泣した」というレビューが驚くほど多いです。

主演のリチャード・ギアは大の愛犬家としても知られていますね。この映画が公開されてから、北米でもペットに「Hachi」と名付ける飼い主が出てきましたが、「ハチ」と発音せず「ハシ」になっている人がいて、「違うんだけどなあ〜」と心の中で思っている私でした。

まとめ

今回は英語でリメイクされた日本映画を紹介しましたが、いかがでしたか?

どのリメイク版も、日本版とはまた違った良さがあり、個人的には「Hachi: A Dog’s Tale」が一押しですが、とにかく全部見比べて欲しい作品ばかりです!

日本版を見ている方は大体のストーリーがわかっていると思うので、字幕なしでリメイク版を見てみるのも良いですね!