Amy
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秋の果物としてお馴染みの柿。実は英語でも Kaki で通じるとご存知でしたか?
和梨、温州みかん、独活(うど)など、日本には多くの特有の果物や野菜があります。
みなさんは、それぞれ英語でなんていうかわかるでしょうか?
今回は日本特有の果物や野菜の英語名をご紹介していきます!
Kaki という単語は、実は英語でも柿を指す一般的な用語です。多くの英語圏の人々が柿を Kaki とそのまま呼びます。ただし、正式な英語名は Japanese Persimmon と言いますので、あわせて覚えておきましょう。
すもも (Japanese Plum) は英語圏では一般的にはあまり知られておらず、他の果物に比べて知名度が低いです。これは Kaki とは違い、Sumomo では通じないことが多そうなので、Japanese Plum と紹介したほうが良いかもしれません。
和梨 (Japanese Pear) は Asian Pear とも呼ばれます。英語圏でも一部の人々には知られているかもしれませんが、一般的な果物としては他の種類の洋梨に比べて知名度が低いと言えます。
一般的に、和梨は Japanese Pear と呼ばれますが、Nashi と呼ぶこともあります。特にオーストラリアとニュージーランドでは、一般的に Nashi Pear として知られていて、スーパーマーケットや食品市場で入手可能です。
温州みかんは、英語圏で一般的には Mandarin Orange として知られています。小さくて甘いオレンジ色の実を持ち、皮がやや薄いため、食べやすく人気です。
アメリカやカナダでも一般的な果物として、スーパーマーケットや食品市場で広く販売されています。特に冬のシーズンによく食べられているのは日本と同じですね!
また、缶詰やジュースとしても利用されます。Mikan と呼ばれることも一部の地域ではあるようです。
うどは日本人でも知らない方がいるかもしれませんが、日本特有の野菜です。長い茎と大きな葉を持つ植物で、特に山岳地帯で見られます。日本料理の一部として、主に煮物や炒め物に使用されることが多く、薬用としても用いられてきた、伝統的な日本の薬草の一部です。
英語圏での認知度は低く、一般的な野菜としてはほとんど知られていません。日本以外の国では、あまり栽培されず、入手が難しいことがあります。しかし、日本のレストランやアジア食材専門のスーパーマーケットで Japanese Spikenard として販売されていることもあります。
芹は日本の野菜で、英語での一般的な名前は Japanese Parsley です。細長い茎と葉を持つ緑の野菜で、葉の形状は洋風のパセリに似ています。葉と茎の部分の両方が食べられ、特に葉は料理の香りづけや飾りつけに使用されることが多いです。
英語圏での認知度は低く、説明する際には Japanese Parsley という名前を使いますが、英語圏の料理では洋風のパセリが一般的なので、理解されにくいかもしれません。日系レストランやアジア料理レストラン、一部の健康志向の料理で見かけることがあります。
地域や文脈によって異なる名前で呼ばれることがあり、更に、そのまま Mitsuba や Mitsuba Parsley などと呼ばれることもあります。
小さな三つ葉の葉っぱを持ち、葉は緑色で、軽くシャキシャキとした食感の野菜です。日本の伝統的な料理やサラダ、スープ、鍋料理、刺身の盛り付けなど、さまざまな料理に使用されます。
蕗は、日本の春季に芽が出る植物で、その新しい芽(芽生えた葉)が食用とされます。芽は円形で、平べったくて大きな葉を持ち、特有の風味が特徴です。蕗の新芽は、天ぷら、煮物、味噌汁など多くの料理で美味しく食べられています。
英語圏では、蕗は一般的な野菜としてはほとんど知られていません。蕗は日本や一部のアジア諸国で主に食べられており、日本の春季に季節限定で市場で見かけることがあります!
英語圏でも Wasabi と呼ばれる、日本国内で一般的な調味料です。国際的な寿司チェーンや日本料理レストランでも使用されています。
国際的には、寿司文化が広まるにつれてわさびの認知度は増しましたが、一般的な家庭での調味料としては、まだそれほど広まっていません。
わさびに関するこんなイディオムがあります。
That's like adding wasabi to ice cream.
「それはアイスクリームにワサビを加えるようなものだ」
これは、異なるものを組み合わせたり、予想外な組み合わせを意味する表現です。アイスクリームとワサビは通常は一緒に使われない組み合わせなので、不釣り合いな要素を強調する際に使われることがあります。
自然薯は日本人にとってもあまり馴染みの名前かもしれませんが、ヤマイモの一種です。細長い形状をした根菜で、外観は茶色や黒っぽい色です。
表面には粘りがあり、剥いたりすりおろしたりしてから生で食べるか、すりおろして使用します。自然薯をすりおろすと、ネバネバしたテクスチャーと独特の風味が味わえるので、人気です!
自然薯は英語で紹介するときには Japanese Yam や Yamaimo と呼ばれることが多いです。英語圏での認知度はまだまだこれからといったところですが、一部のアジア料理レストランや日本料理レストランで提供されています。
特徴的な食感と風味から、特定の料理において重要な材料として使われているため、国際的な食文化においても知られつつあるのだとか。
いかがでしたか? 馴染みのない名前もあったかもしれませんね。
日本人として英語で会話をする際に、日本特有の食文化について聞かれることがあります。
こういった日本特有のものを表す表現を学び、詳しく話せるようになると英会話のネタになりますよ!