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冗談の表現「Kidding」をマスターしよう!意味と使い方ガイド

冗談の表現「Kidding」をマスターしよう!意味と使い方ガイド
「No kidding!」
「Just kidding!」

このような表現を映画やドラマ、実際の英会話で聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

「冗談だよ!」「冗談でしょ?」のようなニュアンスで使われるこの kidding ですが、どのような由来があるのでしょう?

他にはどのようなバリエーションがあるのか、ご存知ですか?

今回は、kidding という単語のもともとの意味や、関連するフレーズの使い方、類似表現について紹介していきます。

すぐに英会話で活用できる表現ばかりですので、要チェックです!

Kidding のもともとの意味

この言葉は、日常会話で冗談を言ったり、軽くからかったりする際によく使われます。しかし、この言葉のもともとの意味は、実は全く異なる背景を持っているのです!

Kidding は、もともと英語の動詞 kid から派生した言葉です。さらに、実は kid は元来「子ヤギ」を意味する名詞だったとご存知でしたか?

動詞としての kid は、もともと「子ヤギを産む」という意味で使われていたのです。農家や牧場で使われる専門用語として、ヤギが子ヤギを産むことを指した表現でした。

やがて、kid は「子ども」を指すカジュアルなスラングとしても使われるようになりました。現在は、 kids は「子どもたち」を意味する表現として普通に使われていますね。

この意味が発展し、「子ども扱いする」や「軽くからかう」という意味が加わり、kidding という形で現在のように「冗談を言う」や「からかう」という意味で広く使われるようになりました。

このように、kidding という言葉には、牧場での動物の出産に関する意味から、人間の社会での軽い冗談やからかいに至るまでの長い歴史があります。現代では kidding と言えば冗談や軽いからかいを指しますが、そのルーツが「子ヤギ」から来ているのは、意外だったのではないでしょうか?

Kidding の基本的な意味

それでは、kidding のルーツがわかったところで、基本的な意味に触れていきましょう。

冗談を言う

人を笑わせたり、場を和ませたりするために使われます。この場合、発言者は真剣ではなく、軽い冗談やユーモアを含む発言をしているでしょう。

I'm just kidding! You don't really have to buy me lunch.
「冗談だよ! 本当にランチをおごらなくていいよ」

このように、kidding を使うことで、相手に対して深刻ではないことを伝え、リラックスした雰囲気を作り出しています。

からかう

軽いからかいやイタズラをする際にも使われます。この場合、相手を傷つける意図はなく、親しい間柄での冗談として使います。

Are you kidding me? There's no way you finished that project already!
「からかってるの? もうそのプロジェクトを終えたなんて信じられない!」

このように、kidding は、コミュニケーションにおいて非常に重要な役割を果たします。適度な冗談やからかいは、対人関係を強化し、場を和ませる効果があるのは、日本語でも同じです。

Kidding を使ったフレーズ

日常会話でよく使われるフレーズを紹介していきます。

Just kidding

このフレーズは、発言が冗談であることを伝えるために使われます。真剣ではなく、相手に誤解を与えないようにするためのフレーズです。

I told you I won the lottery, but I was just kidding.
「宝くじに当たったって言ったけど、冗談だよ」

Are you kidding me?

先ほども例文として出てきましたね。このフレーズは、驚きや信じられないという感情を表現するためや、相手の発言が本当かどうか疑う場合に使われます。

You finished the entire book in one day? Are you kidding me?
「一日でその本を全部読んだの? からかってるの?」

You must be kidding

このフレーズも、驚きや信じられないという感情を表現します。相手の発言が信じがたいと思ったときに使われることが多いです。

You got tickets to the sold-out concert? You must be kidding!
「完売したコンサートのチケットを手に入れたの? 冗談でしょ!」

No kidding

このフレーズは、相手の発言が本当であることを確認するために使われます。また、相手の発言に驚いたり、感心したりした場合にも使う表現です。

Sara
I just got promoted at work. 
「仕事で昇進したんだ」
David
No kidding? Congratulations!
「本当に? おめでとう!」

Stop kidding around

このフレーズは、相手に冗談をやめるように伝えるときの表現です。通常、真剣な話をする必要がある時や、冗談が適切でないと感じたときに使われます。

We need to focus on this project. Stop kidding around.
「このプロジェクトに集中しなければならない。冗談はやめて」

このようなフレーズを使いこなすことで、ユーモアを交えた会話を楽しむことができるでしょう!

Kidding に似た表現

最後に、kidding に似た表現や、同様の使い方をする英語のフレーズをいくつか紹介します。

Joking

これは、kidding とほぼ同じ意味です。Kidding と同様に、冗談を言うことを意味します。意味や使い方もほとんど同じです。

I was just joking about quitting my job.
「仕事を辞めるって言ったのは冗談だよ」

Pulling your leg

この表現は、相手をからかうことを意味しています。主に軽い冗談やいたずらを指します。

You didn't actually believe that story, did you? I was just pulling your leg.
「あの話を本気で信じたの? ただからかってただけだよ」

Messing with you

この表現も、相手をからかったり、冗談を言ったりする際に使います。通常、親しい関係で使われることが多いです。

Relax, I'm just messing with you.
「リラックスして、ただからかってるだけだよ」

Teasing

軽くからかうことを意味します。冗談を交えて、相手を少し困らせるようなニュアンスがある表現です。

Don't take it seriously, I'm just teasing you.
「真剣に受け取らないで、ただからかってるだけだよ」

Fooling around

この表現は、ふざけたり、冗談を言ったりすることを意味します。ただし、真面目な場面で使うと不適切になることもあるので要注意です。

Stop fooling around and finish your homework.
「ふざけるのはやめて、宿題を終わらせなさい」

Having a laugh

この表現は、冗談を言って笑いを取ることを意味します。一般的に、楽しい雰囲気で使われる表現です。

We were just having a laugh, don't take it seriously.
「ただ笑って楽しんでただけだよ、真剣に受け取らないで」

それぞれの表現には微妙なニュアンスの違いがありますが、基本的には「冗談を言う」という共通の意味を持っています。これらのフレーズを適切に使い分けてることで、英語でのコミュニケーションがより豊かになりそうですね!

Kidding を正しく使って楽しい英会話を!

Kidding という言葉は、単なる「冗談を言う」という意味から「軽くからかう」という意味まで、幅広い意味とニュアンスを持っています。

この言葉を上手に使いこなすことで、コミュニケーションを円滑にし、対人関係をより豊かにすることができるのではないでしょうか。

日常会話で kidding を適切に活用するためには、相手の反応や状況に注意を払いながら、適度にユーモアを交えて会話を楽しむことが大切です。

早速、今回紹介した表現を英会話で使ってみてくださいね!