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「リトル・マーメイド」で学ぶ英語|例文、単語、歌詞の解説も!

「リトル・マーメイド」で学ぶ英語|例文、単語、歌詞の解説も!

みなさんはディズニー映画の「リトル・マーメイド」を観たことがありますか?

2023年に実写版が公開され、再び注目を浴び、たくさんの話題を呼んでいますね。

今回は、世界的に人気の童話「リトル・マーメイド」を通して、ボキャブラリーを鍛え、リスニングやリーディングの練習をしましょう!

「リトル・マーメイド」のあらすじ

「リトル・マーメイド」は、陸上での生活を夢見る人魚のアリエルの物語です。人間になるために、アリエルは邪悪な海の魔女と交渉し、自分の声を犠牲にして人間の脚を手に入れます。

アリエルが人間として生まれ変わる過程で生じる困難や犠牲を乗り越えながら、夢を追い求めるというテーマを巡る、何世代にもわたって人々の心を魅了してきた物語です。

そして実写版は特に、鮮やかな色彩、息をのむような映像、そして魅惑的なサウンドトラックを備えた演出で、高い評価を得ています。

では本作のあらすじを、英語を使って説明してみましょう!

"The Little Mermaid" is a story about a young mermaid named Ariel who lives in the ocean.
「『リトル・マーメイド』は、海に住むアリエルという若い人魚の物語です」
Ariel dreams of exploring the world above the water and falls in love with a human prince named Eric.
「アリエルは水の上の世界を探検することを夢見て、エリックという人間の王子と恋に落ちます」
To become human and be with Eric, Ariel makes a deal with a sea witch and trades her voice for legs.
「人間になり、エリックと一緒になるために、アリエルは海の魔女と交渉し、自分の声と脚を交換します」
As a human, Ariel faces challenges and must win the prince's heart before time runs out.
「人間として、アリエルは困難に直面し、時間切れになる前に王子の心をつかまなければなりません」
In the end, Ariel regains her voice, defeats the sea witch, and lives happily ever after with Prince Eric.
「最後にアリエルは声を取り戻し、海の魔女を倒し、エリック王子と幸せに暮らせるようになります」

「リトル・マーメイド」に関連する英単語

貝殻

さらに「リトル・マーメイド」の世界に浸るためには、物語に関連する重要なボキャブラリーを知っておく必要があります。これらの単語を理解することで、物語をより深く理解し、英語力も伸ばせるはずです!

「リトル・マーメイド」にまつわる名詞

  • ocean, sea:海
  • seashell:貝殻
  • seaweed:海藻
  • wave:波
  • coral:サンゴ
  • flounder:ヒラメ
  • crab:カニ
  • seagull:カモメ
  • great white shark:ホオジロザメ
  • seahorse:タツノオトシゴ
  • fin:(魚の)ひれ
  • treasure:宝物
  • shipwreck:難破船
  • prince:王子
  • kingdom:王国
  • witch:魔女
  • voice:声
  • song:歌

「リトル・マーメイド」にまつわる動詞

  • sing:歌う
  • swim:泳ぐ
  • dream:夢を見る
  • sacrifice:犠牲にする
  • enchant:魅せる
  • long (for):切望する
  • yearn:恋しがる、熱望する
  • admire:憧れる、尊敬する
  • wish:願う
  • escape:逃げる
  • triumph:勝利する
  • regain:取り戻す

「リトル・マーメイド」にまつわる形容詞

  • underwater:水中
  • tropical:トロピカル、南国の
  • enchanting:魅惑的な
  • mysterious:不思議な
  • majestic:神秘的な
  • magical:魔法の
  • romantic:ロマンチック
  • evil:邪悪な
  • ferocious:凶暴な

Sing-along動画でリーディングとリスニング力を鍛えよう

YouTubeにアップされている sing-along(一緒に歌う)動画を見ることで、画面の歌詞を追いながらメロディーに浸ることができ、読解力やリスニング力を同時に高められます!

今回は、もっとも有名な曲の一つ「Under the Sea」の歌詞を見ながら、難しいところを解説していきたいと思います。

Under the Sea

【Under the Seaの歌詞】

The seaweed is always greener

In somebody else’s lake

オープニングのフレーズは、the grass is always greener on the other side (of the fence) という英語のことわざをかけた歌詞です。「草」を「海藻」に、そして「塀の向こう側(または庭)」を「湖」に置き換えています!

You dream about going up there

But that is a big mistake

Just look at the world around you

Right here on the ocean floor

ocean floor は「海底」という意味。going up there は「人間の世界」を表しています。

Such wonderful things surround you

What more are you looking for

「これ以上何を求めるの?」と問いかけています。

Under the sea

Under the sea

Darling it’s better

Down where it’s wetter

Take it from me

Up on the shore they work all day

Out in the sun they slave away

While we’re devotin’

Full time to floatin’

Under the sea

「人間の世界は残酷で厳しいよ、海の中の方がいいよ!」と説得しているような歌詞ですね。

Down here all the fish is happy

As off through the waves they roll

The fish on the land ain’t happy

They sad ’cause they in the bowl

But fish in the bowl is lucky

They in for a worser fate

One day when the boss get hungry

Guess who’s goin’ be on the plate

Oh no!

「陸の魚は、金魚鉢の中に閉じ込められ、自由に泳げない。海で暮らす魚の方が断然ハッピー!」という歌詞。でも、ペットの魚は、海の魚のように人間に捕まって食べられることはないとも言っていて、前述の歌詞と矛盾しています。

Under the sea

Under the sea

Nobody beat us

Fry us and eat us

In fricassee

We what the land folks love to cook

Under the sea we off the hook

We got no troubles

Life is the bubbles

Under the sea

Under the sea

この歌詞に出てくる fricassee(フリカッセ)とは、肉をソテーした後、風味豊かなソースで柔らかくなるまで煮込む調理法です。

また、off the hook という表現は、複数の意味合いがあります。一つは、「最高」という意味です。二つ目は、「責任や義務から解放される」「困難や問題のある状況から解放される」という意味で、後者の方は日常英会話でもよく使われます! しかしこの場合、魚目線の歌であるため、文字通り「釣り竿の針に引っかかっていない」ということをもじったものとも解釈できます。

Since life is sweet here

We got to be here

Naturally

Even the sturgeon and the ray

They get the urge and start to play

We got the spirit

You got to hear it

Under the sea

the sturgeon and the ray は「チョウザメ」と「エイ」です! そして we got the spirit は、特定の状況や目標に対して熱意や決意、前向きな姿勢を持っていることを意味する表現。これもよく日常会話で使われます。

The newt play the flute

The carp play the harp

The plaice pay the bass

And they soundin’ sharp

The bass play the brass

The chub play the tub

The fluke is the duke of soul

The ray he can play

The lings on the strings

The trout rockin’ out

The blackfish she sings

The smelt and the sprat

You know where it’s at

And oh that blow-fish blow

この部分はわからない言葉が多いかもしれませんね! ここでは、演奏者全員が海の生き物であるオーケストラが描かれています。例えば、newt は「イモリ」、carp は「鯉」、そして plaice は「ガレイ」。全て韻を踏んでいるのも印象的ですね!

Under the sea

Under the sea

When the sardine

Begin the beguine

It’s music to me

What do they got? A lot of sand

We got a hot crustacean band

sardine は「イワシ」を指し、beguine とは、カリブ海を起源とし、ラテンアメリカやアフリカの音楽の要素を融合させた、ゆっくりとしたリズムのダンスで、歌を伴うことが多いものを指します。なお、最後の歌詞に出てくる単語 crustacean は「甲殻類」という意味です。

Each little clam here know how to jam here

Under the sea

Each little slug here cuttin’ a rug here

Under the sea

Each little snail here know how to wail here

That’s why it’s hotter under the water

Yeah we in luck here

Down in the muck here

Under the sea

jam/jamming は、食べる「ジャム」ではないですよ! これは、即興で一緒に音楽を演奏する行為のことで、多くの場合、活発でエネルギッシュな雰囲気が特徴です。cut a rug も、エネルギッシュに踊るという意味のフレーズですよ!

一曲の歌詞を見るだけでも、たくさんのボキャブラリーが出てきましたね。ディズニーの曲はキャッチーで言葉遊びを特徴とするものが多いため、普段目にしないような単語が使われていることがあります。このように歌詞を分析して語彙力を鍛えると楽しいはずです。

「リトル・マーメイド」で楽しく英語学習!

ディズニー映画の一番の魅力は、年齢に関係なく楽しめることです。

子供にとっては、ボキャブラリーや感情表現、現実世界の困難や物語を学ぶのに役立ちますし、大人にとっても同様に見る人を魅了します。

ぜひ「リトル・マーメイド」の世界に飛び込んで、その魔法にかかりながら、楽しく、魅力的な英語をマスターしてください!