そのフレーズは肯定的?否定的?それによって変わる英語の同意表現
英語学習者のみなさんは、「me too」がシンプルで簡単な同意の表現であることを知っているでしょう。
しかし、「me too」が特定の状況でのみ正しいということは、知っていましたか?
どのように同意するかは、会話相手の発言によりますが、ひとつの考えを表現する複数の方法を学ぶことは有益です!
今回の記事では、会話相手に素早く簡単に同意するための基本を、大きく分けて2つの方法で解説しています。
しっかり理解して、使いこなしちゃいましょう!
肯定的な発言に同意する方法
肯定的な意見に素早く反応するには、2つの方法があります。最初の方法はとてもシンプルで、Me too(私も)と言うだけです。
2つ目の同意の仕方では「so」を使います。しかし、次に使う動詞は会話相手の発言によって変わります。Be, can, have を使った発言に返答する場合、同じ動詞を使わなければなりません。
他の動詞の場合は、単に「do」を使うことができます。
上記のルールの大きな例外は、他人を愛することについて話す場合です。
誰かがピザを愛していると言った場合、「me too」あるいは「so do I」と答えるのが正しいです。しかし、誰かに「I love you」と言われた場合、「me too」または「so do I」と答えたら、「私も(自分自身のことが)好き」という意味になってしまうのです。
誤った例:
相手への愛を表現したいなら、「I love you too」と言いましょう。
正しい例:
否定的な発言に同意する方法
もし誰かが否定的な発言をし、あなたがそれに同意しているとしたらどう返事しますか?
この場合、上で紹介したような返事は使えません。例えば、誰かが「I don't like pizza(ピザは嫌いだ)」と言った場合、「Me too」と答えるのは間違った表現だとわかります。
代わりに「neither」という単語を使う必要があります。最も簡単な使い方は、「Me neither」というフレーズです。
もう一つの方法は、「Neither ... I」という方法です。動詞を一致させる「So … I」のルールはここでも同じです!
同意のフレーズをしっかり覚えよう!
「Me too」はとても便利なフレーズですが、文法的に正しいとは限りません。
最も重要なのは、返答する文が肯定的か否定的かを考えること。長い方を選ぶ場合は、元の文に合う動詞を選ぶようにしましょう!
この記事が少しでも参考になれば幸いです。