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そのフレーズは肯定的?否定的?それによって変わる英語の同意表現

そのフレーズは肯定的?否定的?それによって変わる英語の同意表現

英語学習者のみなさんは、「me too」がシンプルで簡単な同意の表現であることを知っているでしょう。

しかし、「me too」が特定の状況でのみ正しいということは、知っていましたか?

どのように同意するかは、会話相手の発言によりますが、ひとつの考えを表現する複数の方法を学ぶことは有益です!

今回の記事では、会話相手に素早く簡単に同意するための基本を、大きく分けて2つの方法で解説しています。

しっかり理解して、使いこなしちゃいましょう!

肯定的な発言に同意する方法

肯定的な意見に素早く反応するには、2つの方法があります。最初の方法はとてもシンプルで、Me too(私も)と言うだけです。

Chloe
I’m tired.
「私は疲れた」
Mia
Me too.
「私も」
Kate
I can speak German.
「私はドイツ語を話すことができます」
John
Me too.
「私も」
Belle
I've visited India.
「私はインドを訪れたことがある」
Masa
Me too.
「私も」
George
I love pizza!
「私はピザが大好き!」
Sam
Me too.
「私も」

2つ目の同意の仕方では「so」を使います。しかし、次に使う動詞は会話相手の発言によって変わります。Be, can, have を使った発言に返答する場合、同じ動詞を使わなければなりません

Chloe
I’m tired.
「私は疲れた」
Mia
So am I.
「私も(疲れている)」
Kate
I can speak German.
「私はドイツ語を話すことができます」
John
So can I.
「私も(話すことができる)」
Belle
I've visited India.
「私はインドを訪れたことがある」
Masa
So have I.
「私も(訪れたことがある)」

他の動詞の場合は、単に「do」を使うことができます。

George
I love pizza!
「私はピザが大好き!」
Sam
So do I.
「私も(大好き)」

Mei
I play video games in my free time. (play)
「私は自由な時間にテレビゲームをする」
Sae
So do I.
「私も(ゲームをする)」
Bella
I hate cigarette smoke. (hate)
「タバコの煙は嫌いだ」
Cara
So do I.
「私も(嫌い)」

上記のルールの大きな例外は、他人を愛することについて話す場合です。

誰かがピザを愛していると言った場合、「me too」あるいは「so do I」と答えるのが正しいです。しかし、誰かに「I love you」と言われた場合、「me too」または「so do I」と答えたら、「私も(自分自身のことが)好き」という意味になってしまうのです。

誤った例:

Paul
I love you.
「あなたのことが好き」
Nelly
Me too. / So do I.
「私も自分のことが好き」

相手への愛を表現したいなら、「I love you too」と言いましょう。

正しい例:

Paul
I love you.
「あなたのことが好き」
Nelly
I love you too.
「私もあなたのことが好き」

否定的な発言に同意する方法

もし誰かが否定的な発言をし、あなたがそれに同意しているとしたらどう返事しますか?

この場合、上で紹介したような返事は使えません。例えば、誰かが「I don't like pizza(ピザは嫌いだ)」と言った場合、「Me too」と答えるのは間違った表現だとわかります。

代わりに「neither」という単語を使う必要があります。最も簡単な使い方は、「Me neither」というフレーズです。

Ken
I'm not a vegetarian.
「私はベジタリアンではありません」
Kana
Me neither.
「私も(ベジタリアンではありません)」
Olivia
I can't speak Spanish.
「私はスペイン語を話すことができません」
Leo
Me neither.
「私も(話すことができません)」
Ben
I've never gone scuba diving.
「スキューバダイビングはしたことがない」
Eve
Me neither.
「私も(したことがない)」
Ryan
I don’t really like broccoli.
「ブロッコリーはあんまり好きではない」
Cole
Me neither.
「私も(あんまり好きではない)」

もう一つの方法は、「Neither ... I」という方法です。動詞を一致させる「So … I」のルールはここでも同じです!

Ken
I'm not a vegetarian.
「私はベジタリアンではありません」
Kana
Neither am I. (be)
「私も(ベジタリアンではありません)」
Olivia
I can't speak Spanish.
「私はスペイン語を話すことができません」
Leo
Neither can I. (can)
「私も(話すことができません)」
Ben
I've never gone scuba diving.
「スキューバダイビングはしたことがない」
Eve
Neither have I. (have)
「私も(したことがない)」
Ryan
I don’t really like broccoli.
「ブロッコリーはあんまり好きではない」
Cole
Neither do I. (do)
「私も(あんまり好きではない)」

同意のフレーズをしっかり覚えよう!

「Me too」はとても便利なフレーズですが、文法的に正しいとは限りません。

最も重要なのは、返答する文が肯定的か否定的かを考えること。長い方を選ぶ場合は、元の文に合う動詞を選ぶようにしましょう!

この記事が少しでも参考になれば幸いです。