シンプルな歌詞を解読してみよう！オールディーズのおすすめ曲20選

「洋楽が好きだけど、歌詞の意味がわからない...」

「メロディーは好きなのに歌詞が聞き取れない...」

そう悩んだことはありませんか？

サビの部分は理解できても、それ以外の歌詞が聞き取れないということは結構あるかと思います。

そう悩んでいる方にぜひチャレンジしてみてほしいのが、オールディーズ（1950年代半ばから1960年代にヒットしたアメリカやイギリスなどのポピュラー音楽のこと）でリスニングや解読の練習をすることです！

今回は、英語初心者にも最適な、歌詞がシンプルな20曲を紹介します。ぜひ実際に曲を聴きながら歌詞にも注目してみてくださいね。

おすすめのオールディーズ曲20選

"Over The Rainbow" - Judy Garland (1939)

世界中で人気のある「虹の彼方に」は誰もが知っているでしょう。ジュディ・ガーランドによって歌われ、映画『オズの魔法使い』（1939年）のサウンドトラックに収録されています。

主人公が遠くの理想的な場所を夢見る気持ちを表現した曲で、シンプルな歌詞とメロディーが幅広い世代に愛され続けている理由の一つです。

キーワード／フレーズ：

lullaby - 子守唄
bluebirds - 青い鳥
lemon drops - レモンキャンディー
chimney tops - えんとつ

"It's A Good Day" - Peggy Lee (1946)

好きなことをして人生をより良いものにできる日は、素晴らしい日であることを表現している曲です。歌詞はシンプルで理解しやすく、日常の喜びや楽しみを感じる気持ちを描いています。この曲はジャズの人気曲で、楽観的で前向きなメッセージによって幅広いリスナーに愛されています。

キーワード／フレーズ：

losin' the blues - 憂鬱な気持ちを失くす
rise and shine - 元気よく起きる
curin' your ills - 病気を治す
throw away the pills - 薬を捨てる

"Only You" - The Platters (1955)

プラターズの「Only You」もとてもシンプルな歌詞が特徴的です。この曲は1955年にリリースされ、深いロマンティックな感情を伝える歌詞とメロディで、多くの人々に親しまれてきました。

二人の人の間の深く特別なつながりを表現したラブソングです。歌詞は憧れと献身を描き、愛する人の存在だけがいかに虚しさを満たし、歌い手の人生に幸福をもたらすかを表しています。

キーワード／フレーズ：

make the world seem right - 世界をまともに（正しく、美しく）見せる
thrill me - ワクワクさせる
destiny - 運命

"Diana" - Paul Anka (1958)

「Diana」は、ポール・アンカによって1957年にリリースされ、若い恋人への情熱的な気持ちを歌った人気曲です。歌詞はとてもシンプルでわかりやすいと思います。恋愛の熱烈な感情を素直に表現したこの曲は当時大ヒットし、ポール・アンカの代表作として知られています。

キーワード／フレーズ：

pray - 祈る
(to) part - 別れる
charms - 魅力
all your might - 力一杯に

"Since I Don't Have You" - Skyliners (1959)

「Since I Don't Have You」は、1958年にザ・スカイライナーズによって発表された楽曲で、歌詞は恋愛の喪失と寂しさを描いています。歌詞はシンプルな言葉を用いているので理解しやすいでしょう。多くのアーティストにカバーされている曲なので聞いたことがある人もいるかもしれません！

キーワード／フレーズ：

plans and schemes - 予定や計画
fond desires - 甘い欲望
misery - 不幸

"Twistin' the Night Away" - Sam Cooke (1960)

「Twistin' the Night Away」は、楽しいリズムと陽気なメロディが特徴の楽曲です。この曲は、社交ダンスの一種である「Twist」を楽しむ人々の活気ある夜を描いていて、その歌詞はシンプルかつ親しみやすく、聴く人々に楽しさを与えてくれます！

サム・クックの代表作の一つであり、ロックンロールとR&Bの要素が絶妙に融合した楽曲として広く認知されています。

キーワード／フレーズ：

gay - ハッピー
puttin' trouble on the run - トラブルを逃がす
Watusi - Twistと同様、60年代に流行したダンスの一種（ワツシ）
dolled up - おめかしした

"Crazy" - Patsy Cline (1961)

パッツィー・クラインの「Crazy」の歌詞は、愛と感情の複雑さをとても簡単な言葉で表現しています。1961年に発表され、パッツィー・クラインの代表曲の一つとして広く知られています。片思いと憧れを歌っていて、深く愛し合っている人が、その愛情が報われないかもしれないと気づき、感情の混乱と憧れを抱く気持ちを伝えている親しみやすい曲です。

キーワード／フレーズ：

crazy - どうかしている
feeling so blue - 憂鬱な気分

"Stand By Me" - Ben E. King (1961)

「Stand By Me」は、ベン・E・キングの代表曲！知っている人も多いのではないでしょうか。シンプルかつ感情豊かな歌詞が特徴で、歌詞は友情と支え合いの重要性を歌っています。

また、誰もが共感しやすく、耳に残るメロディと組み合わさって世界中で広く知られています。この曲は1961年にリリースされ、その後も映画やテレビなどで使用されており、その認知度は非常に高いです。

キーワード／フレーズ：

stand by me - 私のそばにいて、私の味方であれ
tumble and fall - 転げ落ちる
crumble - 崩れる
shed a tear - 涙をこぼす

"Can't Help Falling in Love" - Elvis Presley (1961)

「Can't Help Falling in Love」は、エルビス・プレスリーが歌うロマンチックなバラードで、恋愛感情と深い愛を表現しています。歌詞はシンプルでありながら感情豊かで、恋に落ちる気持ちを描いています。この曲はエルビスの代表作の一つであり、多くの人々に愛される名曲です。

キーワード／フレーズ：

fool(s) - 愚か者
sin - 罪
meant to be - そうあるべき

"It's My Party" - Lesley Gore (1963)

「It's My Party」は、レズリー・ゴアが1963年にリリースした人気曲で、少女の誕生日パーティーが主題です。「私のパーティーなんだから泣いていいでしょ」というフレーズが繰り返され、歌詞はシンプルに失恋の瞬間を描き、キャッチーなメロディとリズムで長い間親しまれる名曲となっています。

キーワード／フレーズ：

if it happened to you - もしあなたの身に起こったら
supposed to be mine - 私のもののはずだった

"My Girl" - The Temptations (1964)

1964年に公開され、愛情や感情をシンプルな言葉で表現した曲です。恋人への深い愛情と彼女の魅力を称賛する内容と、親しみやすく心温まるメロディと歌詞が、多くの人々に親しまれています。R&B音楽の代表曲として広く認知され、時代を超えて愛されている楽曲です。

キーワード／フレーズ：

envy - 妬み
fortune - 財産、富、幸運
riches - 富

"My Boy Lollipop" - Millie Small (1964)

「My Boy Lollipop」は、1964年にジャマイカ出身の歌手ミリー・スモールによってリリースされた楽曲です。歌詞は、彼女がある男の子への愛を描き、その男の子の優しさをロリポップ（キャンディー）に例えています。

キーワード／フレーズ：

giddy-up - 馬を進ませるときの掛け声。heart goes giddy-up は「心が加速する」という意味
dandy - おしゃれな男性
grieve - 悲しむ
desire - 欲望

"Oh, Pretty Woman" - Roy Orbison (1964)

1964年にロイ・オービソンによってリリースされ、愛らしい女性への称賛と魅力を歌ったポップ・ロックの代表曲です。歌詞はシンプルかつ直感的であり、美しい女性に向けた讃美が中心となっています。

キーワード／フレーズ：

mercy - 慈悲
won't you pardon me - お許しください
treat you right - 大切にする、正当に扱う

"Everybody Loves Somebody" - Dean Martin (1964)

「Everybody Loves Somebody」は、ディーン・マーティンによる1964年のラブソングです。シンプルで親しみやすい歌詞が特徴で、誰もが愛と仲間を求めているという考えを表現しています。つながりや愛情に対する普遍的な憧れの感覚を伝え、誰であろうと、愛は人間の根源的な欲求であることを表した曲です。

キーワード／フレーズ：

sometime - いつか
somehow - どうにしかして
someplace - どこか
if I had it in my power - もし私にその力があったら
overdue - 期限切れ

"Unchained Melody" - The Righteous Brothers (1965)

「Unchained Melody」は、The Righteous Brothersによって歌われた有名なバラードです。物理的に離れた愛する人との深い感情的なつながりを切望する気持ちを表現し、憧れと欲望について歌っています。この曲は映画『ゴースト』でも使用され、多くの世代に愛される名曲です。

キーワード／フレーズ：

God speed your love to me - 神の祝福があなたの愛を私に届けますように
sigh - ため息
hungered - 飢えていた

"I Can't Help Myself (Sugar Pie, Honey Bunch)" - Four Tops (1965)

1965年にリリースされた楽曲で、フォー・トップスのもっとも有名なヒット曲の一つです。この曲の歌詞は、深く抑えがたい愛を表現し、歌い手はパートナーへの愛情や忠実さをコントロールできないことを認めています。「シュガー・パイ」や「ハニー・バンチ」といった英語ならではの愛称を使って気持ちを伝えているのが印象的でキャッチーです。

キーワード／フレーズ：

I can't help myself - 自分をもうコントロールできない、どうしようもない
snap your fingers - 指をパチンと鳴らす
choked up inside - 胸がつまる

"In the Midnight Hour" - Wilson Pickett (1965)

「In the Midnight Hour」は、ウィルソン・ピケットが歌ったソウルとR&Bの代表曲です。歌詞はシンプルで親しみやすく、深夜の時間に愛を求める人の感情を描いています。1965年にリリースされ、そのキャッチーなメロディとリズムは、長い間ラジオや映画などで広く愛されてきました。

キーワード／フレーズ：

tumbling down - 転がり落ちる
twinkle - きらめき
shine - 輝く

"You Can't Hurry Love" - The Supremes (1966)

1966年にシュープリームスが発表したヒット曲。愛を待つ辛さと忍耐の重要性を歌っています。恋愛において、愛情は時間をかけて成熟する必要があることを伝える楽曲として知られ、彼女らのキャリアでもっとも成功した曲の一つです。

キーワード／フレーズ：

to hurry - 急かす
ease my mind - 安心する
don't come easy - あまくはない
impatient - 気が短い
give and take - 持ちつ持たれつ

"What a Wonderful World" - Louis Armstrong (1967)

「What a Wonderful World」は、1967年にルイ・アームストロングによって歌われた楽曲で、その歌詞はシンプルで心温まるメッセージが込められています。歌詞は、美しい自然や人々の善意に溢れる世界を称賛し、明るい希望と平和を伝えています。

キーワード／フレーズ：

wonderful - 素晴らしい
bloom - 咲く
blessed - 恵まれた
sacred - 聖なる

"Baby, Baby, Baby" - Aretha Franklin (1967)

「Baby, Baby, Baby」はクイーン・オブ・ソウル（アレサ・フランクリンの呼称）による名曲。歌詞は非常にわかりやすく、愛と感情の深さを描いています。恋愛の喜びと切なさをシンプルな言葉で表現し、アレサ・フランクリンの力強いボーカルが歌詞の感情を一層引き立てています。

キーワード／フレーズ：

guilty - 罪深い
bewildered - 五里霧中、ゴチャゴチャ
can't be denied - 否めない

オールディーズでシンプルな歌詞を解読してみよう

知っている曲や、好きな曲はありましたか？

どれも歌詞がとてもシンプルで、単語も難しいものがほとんど使われていません。

オールディーズでの英語学習は効果的なうえ、達成感も感じされる素晴らしい方法です！

ぜひ好きな曲を見つけて、リスニング力や読解力のスキルアップに役立ててください。