
自己紹介からトラブル時まで!英語での「オンライン会議」に役立つフレーズ集

この数年でオンライン会議はすっかり日常になりました。海外と繋げてのオンライン・ミーティングも、もはや特別なイベントではなくなっています。
今回は、オンライン会議にかかわる英語表現、なかでも通話開始前後に使うフレーズや通信トラブルが発生したときのフレーズを中心にご案内していきます!
オンライン会議で使える英語フレーズ
実のところ、オンライン会議でよく使われる英語フレーズはある程度決まっているので、回数を重ねることで慣れていきます。
いろいろな国からの参加者がいることを踏まえると、できるだけシンプルな英語表現を使うのが好ましいでしょう。
不安定な回線状況もつきものなので、音声が聞こえにくいなど通信トラブルもよくあることです。
以下に、オンライン会議にまつわる英語表現をいくつかの状況別に見て行きましょう。
通話前のフレーズ(セットアップ)
会議に接続したら、まずは音声や画像のチェックをします。最初の発声は電話と同じように“Hello”でOKです。
Hello?
「もしもし?」
Can you hear me?
「聞こえますか?」
Do you hear my voice?
「私の声は聞こえますか?」
I can't hear you.
「そちらの声が聞こえません」
音声がミュートになってしまっていて聞こえないというのも非常によくある状況です。
You appear to be muted.
「そちら、ミュートになっているみたいですよ」
Sorry, I was on mute.
「失礼、ミュートになっていました」
複数の参加者がいる場合、全員が揃うまで沈黙して待つことはありません。場を和ませるチャンスになるので互いの様子を尋ねるなど雑談をして待ちましょう。
How was your weekend?
「週末はどうでしたか?」
それぞれの場所の天気や季節の話は定番の話題です。
How is the weather there in Seattle?
「シアトルの天気はどうですか?」
参加者の所在地のイベントなどをチェックしておいて話題を向けるのも、親近感を感じさせるコミュニケーションになります。
What are you planning for your upcoming holiday?
「そちらもうすぐ休暇ですけど、どんな予定を立てていますか?」
そろそろ時間になってきたら参加状況の確認をしましょう。
Do we have everyone on the call?
「皆さん揃っていますか?」
Is everyone from Osaka here?
「大阪からの参加者は入っていますか?」
Sorry, could you wait a minute for Vina?
「すみません、ヴィナが入るまでもうちょっと待ってもらえますか?」
イントロダクション(自己紹介など)

全員揃ったことが確認できてもすぐに議題に入るわけではありません。参加者がお互いをきちんと把握できるよう、あらためて挨拶から始めます。
挨拶の際は参加場所ごとに時差があることを思い出しましょう。
Good morning, Hong Kong, and good evening, Seattle!
「香港の皆さん、おはようございます! シアトルの皆さん、こんばんは!」
会議はオンライン会議の主催者(organizer)がリードしていくはずです。
Hello, everyone. Thank you for joining us today.
「こんにちは、皆さん。今日はご参加ありがとうございます」
なお、この“Thank you for joining us today.”のフレーズは、会議を終了する挨拶としても使えますよ。
初参加のときは自己紹介をします。
Hi, I'm ○○ from △△.
「こんにちは。△△の○○です」
もう一言付け加えると印象が良くなります。
I'm joining for the first time today.
「今回初めてこの会議に参加します」
I'm happy to join you today.
「今日は皆さんに参加できて嬉しく思っています」
参加者が多い場合は、何か言いたいことがあるたびに、まず自分の名前を名乗りましょう。
This is Carey. I think~~.
「キャリーです。私は〜と思います」
通話を開始する時のフレーズ
次の予定が入っているなど、途中で会議を抜けることがわかっている場合は先に伝えておきましょう。事前にわかっていれば会議のプログラムを調整できます。
I have another meeting at 10:00, so I will have to leave in 30 minutes.
「10時から次の会議あるので30分したら退室します」
画面を共有する場合は、話を始める前に画面が全員にきちんと見えているかを確認します。
Let me share my screen. / Can I share my screen?
「私の画面を共有します」
Can you see my screen / the document?
「私の画面/資料が見えますか?」
Your screen is frozen.
「画面がフリーズしていますよ」
Your screen is blank.
「画面に何も映っていませんよ」
音声が途切れるなどの通信トラブル時のフレーズ

オンライン会議では通信環境によって音声や画像のトラブルはつきものです。不具合があったら会議が進んでしまう前に、早めに相手に伝えましょう。
Sorry, I’m having some technical issues here.
「すみません、ちょっと設定関連で問題が起きています」
よくある具体的なケースは次のようなものです。
I can't hear you clearly.
「そちらの声がはっきり聞こえません」
I'm experiencing one-way audio.
「片通話になっています」
Your voice echoes.
「エコーが発生しています」
I have a weak Wi-Fi signal.
「Wi-Fiの信号が弱いです」
Let me refresh the page and try again.
「ページを読み込み直してもう一度やってみますね」
Is this better?
「この方がいいですか?/よくなりましたか?」
定番フレーズを覚えてスムーズなオンライン会議を
どんなに離れた海外の国とでも距離を越えて顔を合わせ、資料を共有したりさえしながら複数人がリアルタイムで話せるオンライン会議。あらためて考えると画期的ですよね。
現代を生きる人の基本的スキルとも言えるオンライン会議は、誰しもが一通りの手順に慣れていることが期待されています。
また、オンライン会議を活用した海外とのやりとりはいっそう盛んになっています。
英語でのやりとりも一通り対応できるようにしておきたいものです。