日本語の「改めて」って英語でなんていう?ややこしい日本語表現
このように、日常生活で「改めて」という表現を使うことは多いのではないでしょうか。この便利な「改めて」という表現ですが、それでは英語でなんというのでしょう?
このような日本語独特の表現を英語にそのまま直訳することは難しいです。なぜなら、場面によって英訳の仕方が異なるからです。
今回は、日本語の「改めて」という言葉が英語でどのように表現されるかについて探ってみます。
さまざまな文脈で使われ、異なるニュアンスを持っているこの言葉。さて、それぞれの状況に応じてどのような英語表現になるのでしょう? 早速見ていきましょう!
場面ごとの「改めて」
基本的に「改めて」は、再確認や再考、または何かをもう一度行うというニュアンスを持っている表現ですよね。そのため、英語では、again を追加することでこのニュアンスを表現できることが多いです。
ただし、すべての場合において again を使うわけではありません。「改めて」の意味を正確に伝えるためには、文脈によって異なる表現が適していることもあります。今回は again を使わない表現を中心に紹介します。
それでは、場面ごとの表現を見ていきましょう。
Reconsider
何かを再評価すること。「改めて」、再確認や再考を表す場合に使われます。
Review
再検討すること。こちらも reconsider と同じような意味を持ちます。
Reintroduce
自分を再び紹介すること。自分自身を再紹介する場面で使われます。
Double-check
再確認すること。
Anew
新たに、再び。何かを新たに始める場合や、以前のアプローチとは異なる方法で取り組むときに使います。
Afresh
新たに、改めて。新しいスタートを切るときや、以前の結果を引きずらずに新たに始めたいときに使える表現です。
Formally
より正式に、公式に、適切に。これは、他の表現とは少しニュアンスが異なりますが、「改めて」という意味として捉えることもできます。正式な場面や行事での行動に関連して使われる表現です。
ビジネスミーティングや公式なイベントで、自分自身や他の人を紹介する際に適しています。
Reaffirm
再確認する、改めて強調する。何かについての信念や意志を再確認する際に使います。
Restate
改めて言い直す。自分の意見や主張をよりわかりやすくするために言い直す必要がある場合に使います。議論やプレゼンテーションなど、他の人に理解させるために再表現したいときに適した表現です。堅い表現なので、あまり聞くことはないかもしれません。
Reconfirm
改めて確認する。予定や約束などの情報が正確かどうか再度確認する必要がある場合に使います。特にビジネスや旅行の場面で、日時や場所を再確認するときに便利です。
「改めて」を表す表現を活用しよう!
いかがでしたでしょうか?
日本語の「改めて」は、文脈によってさまざまな英語表現に変わります。
基本的には、again を使って表現することができますが、それぞれの場面に応じた適切な表現を知ることで、より効果的にコミュニケーションを図ることができます!
今回紹介した「改めて」を表す表現を上手に活用して、英語力をさらに向上させていきましょう!
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