Skipだけじゃない!「サボる」を意味する英語表現8選
学校や職場などへ行くと、どうしても何人かサボってるな〜と思う人たちがいたり、自分自身もサボりたい気分になってしまうときなんかもあるかと思います。
実は、「サボる」はフランス語由来の「sabotage(サボタージュ)」という言葉を略したもの。本来は、「労働の質や量を低下させる行為」を意味する言葉です!
でも今は一般的に「やるべきことを怠ける」という意味で使われることが多く、さまざまな場面で用いることができます。
今回は、「怠ける」や「ズル休み」など、いくつかの意味で使える「サボる」の英語表現を紹介していきたいと思います!
「サボる」や「すっぽかす」の英語表現
Skip
Skip には「サボる」や「休む」という意味があり、学校や仕事休む際に使われます。
理由によっては「サボる」と訳すことができますが、風邪などの、休まるざるを得ないようなちゃんとした理由がある場合は、「休む」と訳すことができ、サボったようなニュアンスは出ません。
Cut
Cut は「切る」という意味で一般的に知られていますが、授業などを「休む」や「サボる」という意味としても使われます。Skip と全く同じように使うことができます。
Ditch
Ditch には、学校や授業を「サボる」という意味があり、特に「無断で」というニュアンスが強くなります。そのため、「無断欠席」や「ズル休み」という訳し方がしっくりくるのではないかと思います。
Slack off
Slack off は、仕事や学校などで、作業をダラダラしたり、面倒くさがって手抜きで仕事をしているようなニュアンスをもつ「サボる」という表現になります。
Goof off
Goof off は、すべき作業などをせずに時間を無駄にして過ごすことを表し、「サボる」や「怠ける」という意味で使われます。
Slack off と同じように使われることも多いですが、本当に面倒臭くて何もしない slack off と違い、goof off には、「面倒な作業や仕事を避けて楽しいことをする」や「責任感から逃れて真面目にしない」というようなニュアンスがあります。
そのため、生徒同士私語ばっかりでグループプロジェクトをさぼっている様子は goof off、仕事で作業を怠っている様子は slack off というふうに使い分けることができます。
Goof-off と名詞で使われた場合は、普段からサボり癖があったり、責任感の無い人のこと、つまり「怠け者」や「サボり屋」のことを指します。
Blow off
Blow off は、「やるべきことをしない/そっちのけにする」や約束などを「すっぽかす」という意味で使われ、「自分にとってそんなに重要ではないのでしない/行かない/出ない」というようなニュアンスがあります。
「今夜パーティーに行く?」
「行こうと思ったんだけど、やっぱ行かない」
Stand someone up
Stand up といえば、「立つ」という意味がありますが、stand someone up になると、デートや人と会う約束をしていたときに相手が来なかった、つまり「すっぽかされた」という意味として使われます。
Bail on someone
Bail on someone は、意味としては「〜を見捨てる」や「〜を残して立ち去る」になります。
デートや人と会う約束をしていたのに相手が来なかったという場合によく使われる表現で、その場合、「すっぽかす」という意味として使われます。
まとめ
いかがでしたか?
「サボる」という表現は、日本語にしてしまえばいくつもの状況で使うことのできる万能な表現ですが、英語では「サボる」といっても、状況によって表現の仕方が変わってきます。
この記事を参考に、みなさんも、状況にあった「サボる」や「すっぽかす」の言い回しができるようになってくださいね!