
Mizuho
(更新)
突然ですが、Karen さんという名前を聞いたら、どんなイメージを持ちますか?
日本では、「おしん」などドラマのキャラクターを用いて例えに使ったりすることがありますよね。実は英語では特定の名前に、一定のイメージを持つことがあるんです!
Karen もその一例ですが、どんな人を表すのでしょうか?
今回は、英語圏の名前が持つイメージに関するイディオムやスラングをご紹介します!
Karen という名前についているイメージは、「怒りっぽい中年白人女性」。さらには、「人種差別的で、白人は特権階級であると考えているような人」というイメージも含まれることがあります。
主なイメージは上記の通りですが、もちろんどの性別、人種、年齢でも、権利意識が強かったり、怒りっぽい人であれば Karen と呼ぶことができます。
DMM英会話のオリジナル教材「デイリーニュース」によると、2020年にはネットスラング meme(ミーム)のもっとも人気なものの1つに選ばれたそう。
例えばなにかお店で不満があるときに、「店長を呼んで!」とすぐ怒ってしまうような人が Karen と呼ばれます。
一説には、世界的に起こっている「人種差別はやめよう」というメッセージのもと、この meme が流行ったようです。ただ、Karen という名前を持った人がみなイメージの通りであるわけではないので、なんだかかわいそうな気もしてしまいますね。
オーストラリアには、Karen をテーマにした「Karen’s Diner」というダイナーもオープンしたそう。失礼な接客を、エンターテインメントとして捉えて訪れている人が多いようですよ。