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「まあまあ」は英語で?So-so以外の表現を使ってみよう!

「まあまあ」は英語で?So-so以外の表現を使ってみよう!

英語で「まあまあ」と言いたいとき、真っ先に思いつくのは「So-so」ではないでしょうか。しかし、他の表現は思いつきますか?

実は、他にも「まあまあ」を表すたくさんの英語表現があります! 状況や相手によって「まあまあ」を伝えるフレーズを使い分けることで、より自然な英語が話せるようになりますよ。

今回は、いろいろな場面で使える「まあまあ」を表す英語表現をさまざまなシチュエーション別に紹介します。これであなたもネイティブにまた一歩近づけること、間違いなしです!

「まあまあ」ってどんなときに使われる?

さて、みなさんはどんなときに「まあまあ」と言うことが多いでしょうか。

「まあまあ」という言葉は、何かが特別に良いわけでも悪いわけでもない中間の状態を表すフレーズです。ここでは、よく使われる場面を紹介します。

体調や気分を尋ねられたとき

調子が良くも悪くもない、特に特筆することがないときに使います。  

How are you today?  
「今日はどう?」
So-so.  
「まあまあだよ」

この場合、元気でもなく、体調が悪いわけでもない、無難な状態を伝えていますね。

仕事やプロジェクトの進捗について

仕事やプロジェクトの進捗状況を聞かれたとき、順調ではないけれど、特に大きな問題もない場合にも使います。

How’s the project going?  
「プロジェクトの進み具合はどう?」
So-so. There’s still a lot to do.  
「まあまあかな。まだやることが多いけど」

イベントやアクティビティについて

友達にコンサートや映画などの感想を聞かれたときの返答にも使えるでしょう。

How was the movie?  
「映画どうだった?」
So-so. I wasn’t really impressed.  
「まあまあかな。特に印象には残らなかったよ」

食べ物や飲み物の感想

期待外れではないが特別なものでもなかったという感想を伝えられます。

How’s the coffee?  
「コーヒーどう?」
So-so. It’s not the best I’ve had.  
「まあまあかな。今まで飲んだ中で一番ではないけど」

このように「まあまあ」は、中立的な評価を伝えたいときや、相手に強い印象を与えないようにしたいときに使われる便利な表現です。

「まあまあ」を表す一般的な英語表現

それでは、ここから具体的な表現を見ていきましょう。

「まあまあ」を表す英語表現にはさまざまなバリエーションがあり、シチュエーションに応じて使い分けることができます。

So-so|まあまあ

最も一般的な「まあまあ」の表現ですね。前章の例文でもでてきました。シンプルに、何かが平均的、特に良くも悪くもないことを意味します。

How’s your day?  
  「今日はどう?」  
  So-so.  
  「まあまあだね」

Not bad|悪くない

なんとなくネガティブな印象を与える not や bad が入っていますが、これはポジティブなニュアンスの「まあまあ」です! 直訳すると「悪くないよ」で、少しいいことを意味します。

How was the food?  
「食事どうだった?」 
Not bad. I liked it.  
「まあまあ良かったよ。気に入った」

It’s okay.|まあ、大丈夫

「問題ないよ」という軽い肯定です。大きな不満もないけれど、特別に良いわけでもないときに使えます。

How was the movie?  
「映画どうだった?」  
It was okay.  
「まあまあだったよ」

Fair enough|まあ、それでいい

あまり教科書や参考書では見かけない表現かもしれません。「確かに」とか「まあ、納得できる」という意味で、相手の意見や行動にある程度の同意を示すときに使います。

I think we should take a break.  
「休憩を取るべきだと思う」  
Fair enough.  
「まあ、それもいいね」

Could be worse|もっと悪くもなり得る

状況が完璧ではないけれど、もっと悪いこともあり得たという意味で使います。なんとなく、ユーモラスなニュアンスも含む表現です。

How’s your new job?  
「新しい仕事どう?」  
Could be worse.  
「まあまあ、もっと悪くもなり得るね」

Not great, but not terrible|良くもないけど、ひどくもない

物事が完全に中間であることを強調した表現です。

How was the meeting?  
「会議どうだった?」  
  Not great, but not terrible.  
  「まあまあ、良くも悪くもないよ」

Middling|普通の、並みの

少しフォーマルな表現で、「まあまあ、平凡」といった意味です。

How was the performance?  
  「パフォーマンスどうだった?」  
  It was middling.  
  「まあまあだったよ」

Decent|そこそこ

「まあまあ良い」という意味で、他の表現よりもポジティブなニュアンスを持ちます。

What do you think of the new restaurant?  
  「新しいレストランどう思う?」  
It’s decent.  
  「まあまあ良かったよ」

It’ll do|まあ、それでいい

特に高い期待はしていないけれど、その場で十分だという意味で使います。状況を受け入れるニュアンスです。

Do you like the solution?  
  「この解決策気に入った?」 
  It’ll do.   
  「まあ、それでいいよ」

Meh|まあまあ、微妙

口語的な表現で、何かに対してあまり感情がない、または興味がないことを示します。あまり乗り気ではないときに使います。

How was the concert?  
「コンサートどうだった?」 
Meh, it wasn’t great.  
「まあまあ、そんなに良くなかった」

このように、実は多くの表現があります。さまざまな表現を覚えておいて、状況や相手との関係によって使い分けると便利です。「So-so」以外の選択肢を活用することで、英語の会話がより豊かになりますね!

シチュエーション別の「まあまあ」フレーズ会話例

これまでに紹介した表現をシチュエーション別の会話例と一緒に見ていきましょう。

親しい友人と話すときのまあまあ

友人と気軽に話すとき、あまりフォーマルな表現は使わず、リラックスした雰囲気を保ちたいですよね。

How was the concert last night?  
「昨夜のコンサートどうだった?」  
Not bad. I had a good time.  
「まあまあだったよ。楽しめたし」

「Not bad」は少しポジティブなニュアンスがあり、フレンドリーな会話でよく使われます。

ビジネスシーンでの挨拶の返答として

ビジネスの場面では、相手にあまりフランクな印象を与えすぎず、かつ控えめな返答をしたい場合があります。そんなときに役立つのが「It’s going fine」「It’s alright」です。

How’s the project coming along?  
「プロジェクトはどう進んでいますか?」  
It’s going fine, thank you.  
「まあまあ順調です、ありがとうございます」

こういった表現はビジネスにおける適度な礼儀を保ちながら、「問題ない」という意味を込めることができます。

うまくいっているときの「まあまあ」

何かがうまくいっているとき、完璧ではないけれど順調だと伝えたい場合には「Pretty good」「Can’t complain」が適しています。

How’s your new job?  
「新しい仕事どう?」  
Pretty good, actually. I’m enjoying it.  
「実際、まあまあいいよ。楽しんでる」

このように、「Pretty good」は「まあまあ良いよ」と前向きな印象を与える表現です。

あまり良くないときの「まあまあ」

もしあまりうまくいっていないけれど、それを軽く伝えたいときは「Could be better」や「I’ve had better days」が便利です。これらは「まあまあ、もっと良くてもおかしくないけどね」という控えめな不満を表現します。

How are you feeling today?  
「今日の調子はどう?」  
Could be better, but I’ll manage.  
「まあまあ、もうちょっと良くてもいいけど、なんとかなるよ」

このフレーズは「もっと良くてもいいけど」という軽い不満を表現するのにぴったりです。

良くも悪くもない中間の「まあまあ」

状況が特に良くも悪くもない場合、つまり完全に中間の「まあまあ」を表すときには「Fair enough」「It’s alright」といったフレーズが使えます。

Was the presentation okay?  
「プレゼンテーションどうだった?」  
Fair enough. Nothing too exciting, but it went smoothly.  
「まあまあだったよ。盛り上がるようなことは何もなかったけど、スムーズにいった」

「Fair enough」は中立的な評価を示すときに使えるので、穏やかに事実を伝える表現として便利です。

「So-so.」以外も使ってみよう!

日常の会話で「So-so」とだけ返すと少し単調に聞こえることがあるでしょう。

しかし、今回紹介したように、「まあまあ」を表す表現は多くあります! シチュエーションに合わせた「まあまあ」の表現を使うことで、きっとより豊かなコミュニケーションが取れるようになりますよ。

ぜひ、これらの表現を使って、よりネイティブらしい英会話をマスターしていきましょう!