Sometimes以外にもある!「ときどき」は英語でなんて言う?
「ときどき」という日本語の表現は、英語では多様な言い回しがあります。
そのなかでも sometimes という単語は最もよく知られていますが、他にも同じ意味を表す表現がいくつか存在します。
今回の記事では、「ときどき」を表す英語表現のなかで sometimes 以外の言葉に焦点を当ててみましょう。
これらの表現は日常会話やビジネスシーンで役立つだけでなく、英語の理解を深めるのにも有効です。それぞれの表現がどのような文脈で使われるのか、具体的な例文と共に紹介していきます。
英語のバリエーションを増やし、より自然で豊かな表現を身につける一助となるでしょう。
その前に知っておこう!「頻度の副詞」
頻度を示す副詞は、何かがどれくらいの頻度で起こるかを表します。
これには always(いつも)、usually(たいてい)、often(よく)、sometimes(ときどき)、rarely(めったに...ない)、そして never(決して...ない)などが含まれます。
Never は0%で、何かが全く起こらないことを意味します。一方、always は100%起こるということを表します。
そしてその間に rarely(〜20-30%)、 sometimes(〜50%)、そして often や frequently(80%)があります。
頻度リストの真ん中に位置するため、sometimes はかなり多く使われています。しかし、いつもちょうど50%というわけではなく、状況によってもう少し多くなったり少なくなったりするのです。
頻度についてはよく話すと思うので、新鮮さを保つために、以下に紹介する選択肢のいずれかを試してみてください!
「ときどき」を意味する英語表現
From time to time
何かが定期的ではないけれど、時折発生することを示します。この表現は、日常的ではないが完全に稀ではない、不定期な出来事や行動を指すのに使われます。
Once in a while
今回紹介する表現はどれも sometimes とほぼ同じ意味ですが、それでもそれぞれ微妙なニュアンスの違いがあります。例えば、この once in a while というフレーズは rarely に近く、頻度が低いことを表す表現です。
Occasionally
これも「たまに」という意味です。On occasion というフレーズも同じ意味で用いることができますが、もう少しフォーマルなニュアンスを持ちます。
Every now and then
これも sometimes に代わるカジュアルな表現ですが、50%よりも低い頻度を表します。
この表現は、every now and again に言い換えられます。
Every so often
これは前述の表現とよく似ています。
When the mood strikes
これは「気が向いたら」という意味のカジュアルな表現です。
Sporadically
この単語は「まれに起こる」という意味の形容詞です。先ほど紹介した when the mood strikes に似ています。
返事としても使える
これらの表現はすべて、頻度に関する質問に対する返答として単独でも使えることを覚えておいてください。
Sometimes以外の表現も使ってみよう
英語で何かがどれくらいの頻度で起こるかについて話す際に、漠然とした表現を使うことは非常に便利です。特に正確な答えが必要でない場合には特にそうです。
そのため、次回の英会話では同じ言葉を繰り返すだけでなく、これらの代替表現を試してみてください!
これらの表現を自然に使うことは、間違いなくあなたをネイティブレベルの英語に近づけるでしょう。「ときどき」ではなく、毎日一生懸命勉強することを忘れないでくださいね!
Written by David J.
Adapted by さな