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「話し言葉」と「書き言葉」の違いって何?違いを理解して表現力アップを目指そう!

「話し言葉」と「書き言葉」の違いって何?違いを理解して表現力アップを目指そう!

言語には「話し言葉」と「書き言葉」が存在します。

例えば日本語では、「どっち」「~じゃない」「~みたいな」は話し言葉、「どちら」「~ではない」「~のような」は書き言葉ですね。

また、「〜である」のような語尾も書き言葉特有です。

英語にも、話し言葉と書き言葉の区別があります。

普段の会話で書き言葉を使うと、よそよそしい印象になるし、話し言葉で文を書くと幼稚なものになってしまいます。きちんと言語を身に付けたいなら、話し言葉と書き言葉の区別は欠かせない知識です。

今回は、英語の「話し言葉」と「書き言葉」の違いについて解説していきます!

「話し言葉」「書き言葉」に関する基本的な知識

日本語で話し言葉を口語、書き言葉を文語と呼ぶように、英語も spoken English(話し言葉/口語)、written English(書き言葉/文語)といいます。

また、「話すとき/書くときの言葉遣い」というニュアンスで spoken language/written language とも表現されます。

話し言葉・書き言葉は次のような形容詞で説明されたりもします。単語の意味調べをするときに注意するとよいでしょう。

【話し言葉】

  • colloquial(口語の)
  • informal(フォーマルではない)
  • casual(カジュアルな)

【書き言葉】

  • formal(フォーマルな)
  • official(オフィシャルな)

スラング(slang)は日本語で「俗語」と訳されるように、特に親しい間柄で使う話し言葉です。使う相手や場面を選ばなければなりません。

英語での「話し言葉」「書き言葉」の違い

では、英語の話し言葉と書き言葉にはどのような違いがあるのかを具体的に見ていきましょう。

慣れれば英文を見てすぐに話し言葉で書かれたカジュアルな文章か、書き言葉で書かれたフォーマルな文章かの見分けもつくようになります。それくらい明らかな違いがあるからです。

書き言葉では短縮形を使わない

英語には it’s、that’s、don’t、I’ve などなど、いろいろな短縮形があります。

普段話すときは短縮形を使って話すことが多いですが、書くときは短縮せずに書きます。こなれたイメージで使われたりする wanna/gonna も want to/going to の短縮形なので話し言葉限定の表現です。

「短縮形を使わない」という心がけは、書き言葉をマスターする第一歩としてすぐに実践できますね。

話し言葉ならではの表現がある

次のような表現はよく出て来ますが、これらも話し言葉です。話し言葉なのか書き言葉なのか、そもそもの基礎知識として知っておいた方がよいフレーズがあります。

I mean,
「つまり、なんていうか」
So,
「なので、ということで」
Long time no see.
「久しぶりだね」

話し言葉では言葉が省かれる

書き言葉は本来文法に忠実ですが、メモ書きや親しい間柄でのメッセージなどでは話し言葉で文が書かれることはよくあります。そういった文章ではしばしば言葉が省略され、主語がない文章さえ珍しくありません。

Can’t wait.
「待ちきれない」
Got it.
「分かった」
Been here before.
「前にここに来たことがある」(※I have が省かれています)

主語以外の言葉が省かれることもあります。

Beautiful!
「きれい!」(※It’sが省かれています)
I work until 6.
「6時まで仕事」(※o’clock が省かれています)

書き言葉は表現が硬い

書き言葉では硬めの語彙が使われます。なかにはもっぱら書くときに使い、話すときは使うことはめったにないような言葉もよくあります。

【書き言葉でよく使われる表現】

  • frequently
  • furthermore
  • quintessential
  • a considerable amount of money

【話し言葉でよく使われる表現】

  • often
  • besides
  • typical
  • a lot of money

「話し言葉」と「書き言葉」はどうやって身に付ける?

さて、「話し言葉」「書き言葉」はどうしたら身に付けられるでしょうか。

英語の勉強にテレビ、ドラマ、映画、あるいは小説を読む人は多いでしょう。これらで使われる英語は基本的に「話し言葉」です。そこで知った表現は実際に人と話すときに使うことができます。

「書き言葉」を身に付けるには新聞やノンフィクションの書物など、硬めの文体を使用する媒体に触れる必要があります。まずはビジネス英語を勉強してみるとよいでしょう。ビジネス英語で使われるのは書き言葉です。きちんとした文の書き方を身に付けることができます。

「話し言葉」「書き言葉」、学ぶ優先順位は?

話し言葉と書き言葉「どちらを学べばいいの?」という質問には「書き言葉」とお答えします。

使える場面が限られる話し言葉より、きちんとした場面で使える書き言葉を身に付けた方が良いのは明らかですよね。文法に従って書かれるので崩れた構文につまづかずに済み、初心者に優しいとも言えます。

きちんとした言葉を使える人がくだけた言い方を楽しむのはアリですが、くだけた言い方しか知らないのでは周りの人にリスペクトしてもらうのは難しくなってしまいます。

「話し言葉」と「書き言葉」を使い分けよう!

今回は、話し言葉と書き言葉の主な違いを紹介しました。

同じ「書く」といっても、メモやSNSのメッセージでは話す通りの言葉遣い、つまり話し言葉やスラングがたくさん出てきます。

カジュアルな場面ではカジュアルな表現を楽しみ、文を書くときはきちんとした書き言葉が使えるという使い分けができるようになるといいですね。

英語の楽しさがグンとアップしますし、人の対応も変わってくるはずです!