600点台からの脱出!TOEIC で730点を取得するための勉強法&教材

以前、「新形式になった TOEIC で600点レベルを突破する勉強法&教材」という記事を書きました。

そちらの記事の中で、「英語の初心者を卒業した証になると考えられる TOEIC での600点。履歴書に書ける最低のスコアだと言われています」と書きました。

しかし、TOEIC 対策をする方が多くなったせいか、履歴書に書くスコアとしては600点では差がつかない、むしろ、物足りないと思われてしまうのが現実です。

「600点は最低限のスコア」でしかないのです。
「一歩先の壁である730点」を突破しにいきましょう。

今回は、英語上級者の仲間入りを意味するTOEIC730点〜レベルに至るための勉強法と教材をご紹介していきます。

600点の壁を突破するのに比べると容易ではありませんが、数年かけて取得するような、あまりにも難しい壁でもないと、ぼくは考えています。ここから一緒に戦略を立てていきましょう。

 

①1日1〜2時間の学習時間を確保しよう

600点突破の記事で、学習時間について「5分からでも」と書きましたが、同じく5分単位から学習を始めることはオススメです。いきなり1時間を確保しようと思っても、学習習慣が作られていないと実践するのが難しいので。

しかし、5分などの短い時間を積み重ねていきながら、必ず「1〜2時間」の学習をするように心がけてください。

よく「量より質」と言いますが、最高の勉強法は「高い質の学習量を増やす」こと。730点が突破できないと嘆く方の多くは、量が確保できていないことが多いです。

 

「学習」をスケジュールに組み込む

自分の1日のスケジュールの中で、どのタイミングで学習ができるのかを見直しましょう。

1〜2時間を確保するのは大変そうに思えますが、細切れの時間だったり、他の何かをやめたりすれば、十分に捻出できる時間です。「とにかく学習しよう」と意気込む前に、学習時間に対する戦略を立ててみてください。

ぼくの例で言うと、スケジュール帳とにらめっこをしながら、学習時間を取れそうなタイミングがあれば、そこに「学習」と記録をするように心がけています。
そうすれば、他の予定と同様に、学習を大事に扱うことができますね。

 

②730点取得に必要な単語をおさえよう

600点突破の記事でも単語の重要性については書きました。
730点突破でも同様のことが言えます。

730点を突破する上で「このくらいは知っておきたい」という単語がありますので、その範囲の単語をおさえていきましょう。

オススメの単語帳は600点突破のときと同様で、次の二冊のどちらかをやればOKです。

『新 TOEIC TEST 出る順で学ぶボキャブラリー990』

『新 TOEIC TEST 出る単特急 金のフレーズ』

この単語帳でなくとも、「◯点レベル」という表記はだいたいのものに書かれていますから、それに従って「730点レベル」までをやり込みましょう。

それ以上のスコアの単語は無視して構いません。単語帳は「自分に必要な部分だけをやる」ことがポイントです。

「一冊の一部分を繰り返しやり込む」という意識を持って、一気に取り組んでしまいましょう。

 

「聞いて分かる」まで落とし込む

600点のときにはじっくりと単語に取り組んでほしいと思いますが、730点ともなれば、基礎はできあがっていますから、ざくざくとスピード感を持って取り組んでいただきたいものです。

どちらにも音声が付いていますから、せっかくならば音声を使った学習を取り入れてはいかがでしょうか?

例えば、流れてくる音声を聞いた後に、音真似をして自分で音読をしてみる、などです。730点レベルの単語は「読んでわかる」だけでは物足りません。「聞いてわかる」レベルまで持っていく努力をしていきましょう。

 

③L&R で活きる文法を手にいれよう

730点を目指す英語力であれば、文法の基礎はできあがっているでしょう。

ですから、まずは TOEIC に出る範囲の文法の確認から始めてください。
TOEIC には重箱の隅をつつくような文法は出ません。基本となるところをおさえましょう。

使ってほしい本はこの一冊です。
講義形式なので、1章(Chapter)単位で進めていくと、学習のペースを保ちやすいこと間違いなし。じっくりと読み進めて理解し、最後の練習問題で理解度をチェックするという流れです。

『TOEIC テスト英文法 プラチナ講義』

自分の見落としや忘れているところなど、発見があるはずです。この一冊を完璧に取り組むことができれば、文法に穴はなくなることでしょう。

文法が固まってくれば、リスニングをしたり、読解をしたりするときに不便がなくなってきます。

また文法を強化する意味合いでも、リスニングや読解の練習に使っている素材も、「文法的に理解できているかどうか」チェックすることをお忘れなく。

この地道な作業を通して、文法の定着度がグングンと上がっていきます。実用的な文法が身に付いていっていると考えれば、英文と接するのが楽しくなっていくでしょう。

 

④『公式問題集』を使い倒そう

さまざまな対策本や情報サイトで言われていることですが、『公式問題集』を使った学習はマスト。TOEICテストを作成する団体が作った問題に取り組まないのは戦略ミスです。

この記事を書いている時点(2017年5月)で、出版されている新形式対応の『公式問題集』は次の3冊です。

『TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編』

『公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 1』

『公式TOEIC Listening & Reading 問題集2』

上から古い順番で並んでいますが、内容のクオリティに差はないので、順番に取り組んでいきましょう。

 

『公式問題集』への取り組み方

取り組むと言っても、ただ問題を解いて解説を見ればいいというものではありません。それでは知識の確認作業になってしまいます。

取り組む上での姿勢を変えましょう。

取り組むときのコツは、「1冊の中に知らない文法と単語はない状態まで持っていく」ことです。

「言うは易く行うは難し」なことではありますが、そのレベルまで努力することによって、730点突破に限りなく近づいていくと考えています。このスタンスを維持しながら、『公式問題集』のリスニングにもリーディングにも向き合ってみてください。

 

⑤毎日のリスニングで英語用の耳を作ろう

ぼくの経験上、「読む」ことよりも「聞く」ことの方が力が鈍りやすい、と考えています。

英語を聞く耳が鈍るという感じでしょうか。
なので、改めて以下のことを申し上げたいのです。

「聞くことを怠らないようにしよう」

素材としては、前の項目で使用した『公式問題集』のリスニングセクションで構いません。

今まで聞いたことのない音声を聞いてほしいわけではありません。④を意識した学習が徹底できれば、「自分が100%理解した英文を何度も聞く」ことができます。

 

Part 3, 4 を聞き込む

730点を目指そうとすると、Part 3, 4 の攻略が欠かせません。

したがって、毎日聞く素材の中に Part 3, 4 の音声を組み込むことをオススメします。最初は英文(スクリプト)を見ながら、目で追いかけるだけで構いません。まとまった英語を聞くことに慣れていくことから始めましょう。

聞くことに慣れてきたら、オーバーラッピング(=聞きながら、目で追いながら、音読する)などを学習に取り入れていくと、飽きることなく、Part 3, 4 の素材に親しみを持って触れられるのではないでしょうか。

 

まとめ

730点は素直に勉強をすれば超えられるスコアだと断言します。

『公式問題集』を中心に据えて、TOEIC に触れる学習量をガンガンと増やしていってほしいですね。

そうすれば、必ず道は開けていきます。