TOEIC満点ホルダーが薦める、本当に使える TOEIC 教材6選

いざ「TOEIC 学習をしよう」と思い立ったその日。
まずは教材を用意しようと書店に足を運んでみたものの、種類の多さに愕然とした。

みなさんもそんな経験はありませんか?

リアルの書店だけではなく、ネット書店でも同様です。さらにネットで調べれば、数多の情報が出てくる始末。

「一体、どれに取り組めばいいのか……?」

この悩みに解決の糸口を与えるのが今回の記事の役割です。

僕はこれまで、100冊以上の TOEIC の参考書や問題集に取り組んできました。その知見を活かして、本当に「役に立つ」教材をご紹介していきたいと思います。

先に申し上げておくと、今回はいわゆる「単語帳」はご紹介していません。

というのも、単語は問題で出会ったものを一つずつ覚えていってほしいからです。単語帳は効率的に単語を覚えることができるのですが、いつまで経っても単語帳ばかりやる方がいます。それでは、肝心の問題を回答することがうまくできなくなってしまいます。

ですから、一刻も早く単語帳からは卒業していただきたいのです。
そのため、今回は単語帳の紹介はあえて省きました。

もし単語帳を使った学習をしたい方は以前書いた、以下の記事を読んでみてください。

『TOEIC の単語帳とうまく付き合う5つの秘訣』

※本記事で「TOEIC」と表記する場合、「TOEIC Listening & Reading Test(TOEIC L&R)」のことを指します。

 

【初心者編】

TOEIC TEST 入門特急 とれる600点 改訂版


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「TOEIC のことをよく知らない」とおっしゃる方に、ぼくが必ずオススメする一冊です。

600点というスコアは初心者にとっての一つの壁。

ですから、そのスコアを超えるために必要なものが何なのかが書かれています。語り口調で面白おかしく読めるため、あまり肩肘張らずに読むことができるでしょう。

この本で得た「必要なもの」を増やしたり深めたりするのが、その後の学習です。

本書の中には、TOEIC の基本情報や解答テクニックに加えて、問題も収録されていますので、自信を持って答えられるレベルになるまで、繰り返し学習してください。その学習が今後の学習や学習法の形成につながっていきます。

 

【Part 1,2編】

TOEIC TEST パート1・2 特急 難化対策ドリル


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Part1 と Part2 の難しめの問題が収録されています。頻出の語彙や出題パターンが詰まっていますので、スコアに直結するでしょう。

Part 1,2 はリスニングセクションでも易しいほうだから対策はいらないのでは……

と思われる方は要注意!
最近の TOEIC は序盤の2つの Part でも気を抜けない問題が出てきます。

したがって、対策をしっかりとして、本番に臨むようにしましょう。正解の選択肢はもちろん、間違いの選択肢もフル活用して、学習することをオススメします。

 

【Part 3,4編】

公式TOEIC Listening & Reading 問題集2


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Part 3,4 で大事なことは「設問の先読み」ができるようになることと、話し手(ナレーター)の話し方に慣れることです。

その点で、公式問題集の右に出る本はありません。

公式問題集は執筆時点(2017年8月)で3冊出ておりますが、とにかく一冊をマスターすることから始めていきましょう。あれもこれも手を出すと中途半端になってしまいがち。

(Part 3 × 13セット + Part 4 × 10セット)× 2回分にとにかく集中です!

何度も繰り返し聞いて、公式問題集に出てくるストーリー展開語彙をマスターしましょう。最新の一冊だけを徹底的に取り組めば、スコアアップへの道は拓けていきます。

 

【Part 5,6編】

TOEIC TEST 必ず☆でる文法 スピードマスター


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Part 5 の問題が330問収録されています。1レッスンが4ページ完結なので、スキマ時間に取り組みやすい一冊です。

スコアの低い方は1~2ページ目のみを、スコアの高い方は3~4ページ目も、というように、ご自身のスコアに合わせて、取り組む範囲を決めるといいでしょう。

Part 5 は文法的に(形で)解けるものも、内容が理解できるか確認しておくといいですね。短文の意味理解のチェックをしておくことは、Part 7 の読解力向上にもつながりますから。

 

【Part 7編】

新TOEIC TEST 読解 特急2 スピード強化編


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Part 7 対策のポイントは「長い文章を読む自分に慣れる」ことと、「問題演習の場数を踏む」ことだと考えています。

これは見開き構成で非常に取り組みやすい一冊なので、Part 7 に苦手意識のある方でもとっつきやすいと言えるでしょう。

「長い文章を読む自分」に出会えるはずです。

実を言うと、『読解 特急2』の英文は本番よりは短いものが多いのですが、それでも、毎日のように読むようにすると、不思議と本番への抵抗感が減っていきます。

 

【模試編】

ミニ模試トリプル10 TOEIC L&R テスト


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Part 7 でも申し上げましたが、スコアアップを狙う上で「問題演習の場数を踏む」ことは欠かせません。

また、リスニングやリーディングに偏らない「バランス良い学習」というのも重要なポイント。その点で、こちらの一冊は各 Part をバランスよく、毎日学習できるような構成になってます。

本来であれば、2時間の模試を解くことが理想的ではありますが、日常的に2時間を確保することは容易ではありませんよね。しかし、この一冊は1日あたりの分量が30分程度で済むようになっていますので、圧倒的に取り組みやすいと言えるでしょう。

取り組んだ後は、自分の力に変えるべく、復習を怠らないようにしましょう。

10日分の模試が用意されていますので、「1日目は模試、2日目は復習」のようなリズムを作ると、学習習慣が形成されて、良い学習サイクルが回っていくことと思います。(もちろん、1日で解答と復習までできるほうがベターです!)

 

まとめ

泣く泣く選考漏れした本たちもありましたが、以上が厳選をした6冊です。

これらの6冊を「繰り返し取り組む」ことによって、必ずスコアアップにつながります。

*飽きるほど解きましょう!
*飽きるほど聞きましょう!
*飽きるほど読みましょう!

僕は自分の学生にしつこく言い続け、彼らは結果を出してくれました。今度は、みなさんがその学生たちに続いて、結果を出す番です。

良い報告を待っています!