新形式になった TOEIC で600点レベルを突破する勉強法&教材

英語の初心者を卒業した証になると考えられる TOEIC での600点

これは履歴書に書ける最低のスコアだと言われています。600点は半分と少しを正解できれば取得できるのだから、そんなに大変ではないのでは?と思われるかもしれません。

でも、その600点を突破するのは、誰でもすんなりできないのも事実です。

そこで、専門学校や大学などで600点突破の生徒を多くサポートしてきたぼくが常々伝えていることをまとめました。

それではそれぞれ見ていきましょう!
※本記事で「TOEIC」と表記する場合、「TOEIC Listening & Reading Test(TOEIC L&R)」のことを指します。

 

①1日5分でいいから英語に触れよう

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まずは、英語に対する苦手意識を取り去りましょう。そのためには、学習時間のハードルを下げてあげるのが効果的です。

いきなり1時間も勉強するのは苦しいですし、何より続きません。英語学習は継続しなくては意味がありませんから、自分が継続できる仕組みを作っていくわけです。

単語帳や文法の本をパラパラとめくってみるだけでもいいんです。ぼくのオススメは『ハートで感じる英文法』。今や絶版になってしまいましたが、中古で取り寄せるだけの価値はあります。「英語ってこういう見方があるのか」と世界観をガラッと変えてくれる一冊です。

もし取り寄せるのが難しければ『英語のバイエル [初級]』も英語を始めるキッカケになってくれる本だと確信しています。

他には、興味のあることを英語で調べてもいいですね。

自分の好きな漫画の英語版を読む、なんてのもいいですね。ぼくは『ONE PIECE』が好きなので、英語で読むことがありますよ。

 

②ベースとなる単語をおさえよう

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英語に触れることが苦痛でなくなってきたら、TOEIC に照準を合わせて学習をしていきましょう。

とはいえ、いきなり問題集や模試に取り組むのは大変だと思います。

インターネットで TOEIC 対策の内容を調べるとたどり着きがちなのが

「どうやら『公式問題集』というものがいいらしい」というものです。

『公式問題集』が素晴らしいのは間違いないのですが、レベルによっては大変なことがあります。というのも、問題に出てくる単語がわからなくて、苦痛ばかり受けるからです。

ですから、TOEIC 対策を行う第一歩としては、単語集をオススメします。

ぼくは次の二冊のどちらかをやるのがいいのではないかと思います。

携帯性はどちらも抜群ですが、見た目(レイアウト)や覚え方が異なりますから、ぜひ書店に行って、実物をご覧いただくといいかと思います。自分に合ったほうを選ぶようにしてみてください。選ぶときに意識すべきは「継続できるかどうか」ですね。

もしどちらも「イマイチ続けられなそう」と思ったら、他の単語帳でも大丈夫です。今、世に出されている単語帳で大外れというのはそうそうありません。ですから、自分にワガママになって選んでみましょう。

そして、手にしたらすぐに一歩目を踏み出しましょう。一歩目を踏み出すコツがあります。ぼくもよくやる手なのですが、買ったその足でカフェなどに入って取り組むことです。

学習のモチベーションが一番高いときは、本などの教材を手にした瞬間です。そこから次第にモチベーションは落ちていきます(笑)。ですから、モチベーションが高いまま、いきなり取り組み始めることをオススメします。

最後にもう一つ、大事なことがあります。単語帳というと「単調だからすべてをやりきれない」という悩み相談を受けるのですが、単語帳は「自分に必要な部分だけをやる」ことがポイントです。難しすぎる単語は出会う頻度が多くありませんから、600点を目指す上では必要ありません。

一冊の一部分を繰り返しやりきる、という意識を持つだけで、ずいぶん単語帳には取り組みやすくなると思いますよ。

③基礎となる文法だけを見直そう

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単語が終わったら、あるいは同時並行で進めてほしいのが文法です。英文を作る大前提のルールです。600点を取得する上では避けては通れません。

もしかすると文法と聞くと、「ややこしい説明があって嫌」という方がいらっしゃるかもしれません。ですが、TOEIC では文法のすべてのルールが問われるわけではありませんのでご安心ください。これを都合よく解釈すると、出る範囲がある程度決まっている、ということなんです。

ですから、出るところだけを集中的に学んだほうが効率的だとわかりますよね。文法はどのように学んでいくといいかと言うと、TOEIC で600点を取得したいのであれば、TOEIC に特化したものに取り組んでおきたいところです。つまり、出る範囲を知っておくということです。ぼくがオススメするのは、次の2冊です。

どちらも出る範囲に絞って、丁寧に説明を施してくれています。自分に相性のいい一冊を選んで、しっかりと取り組みましょう。どちらも中途半端に手を出して止める、というのはやめてくださいね。

 

④テストの全体像をつかもう

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単語と文法に自信がついてきたところで、TOEIC 色をさらに強めた学習にシフトしていきましょう。

次に取り組んでおいたほうがいいと思うのは、「600点向けを意識した総合対策書」です。この手の書籍を一冊仕上げておくと、テストの流れや問題の種類などの全体像がわかって、テストに対する自信が強まっていきます。

『TOEIC TEST 入門特急 とれる600点(改訂版)』

この一冊は語り口が優しいので、さらっと読めてしまうでしょう。さらっと読むことによって、今まで学んだ単語や文法と各 Part の内容が絡み合っていきます。

⑤毎日のリスニングで英語耳を作ろう

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600点を取得するために強化しておくといいところがリスニングです。

「リスニングのほうが苦手意識がある」という方は少なからずいらっしゃるでしょう。ですが、リーディングパートよりもリスニングパートの英文のほうがシンプルです。

加えて、中学や高校などの学校教育ではリーディングに比重が置かれていたでしょうから、リスニングのほうが「やれば伸びる」という伸びしろがあるわけです。つまり、スコアを伸ばしやすいのがリスニングパートというわけですね。

そこで、リスニングに比重を置いた学習をオススメします。Part 1 から Part 4 まであって、どれから取り組んでいいかわからない方がむやみやたらに問題を解いていっても効果は出にくいです。TOEIC に出やすい問題を知り、英文の素材を使ったトレーニングを行うことが大切になります。

取り組んでいただきたい教材は、旧形式のものではありますが、こちらです。

『TOEIC テスト 公式プラクティス リスニング編』

本番より易しめに作られているため、TOEIC 初心者の方でも取り組みやすいと思います。この本を毎日1UNITごと取り組むといいですね。

取り組んだ後は、語句など意味を調べてから、改めて聴き込むことが大切です。念のため、お伝えしておきますが、聞き流しは厳禁です。意味を理解しようと努力をして取り組んでください。

 

まとめ

今回は具体的な本(教材)を軸にして、取り組み方やその順番をご紹介しました。

まずは、一歩を踏み出すことから始めましょう。教材を選び、手にするところからです。

そして、自分のペースで歩み続けましょう。一歩ずつ踏みしめていけば、600点への道を着実に歩むことができるはずです。