ネイティブがよく使う!「検討する」を意味する英語表現8選

検討中

ビジネスの場では、物事をパパッと決断する能力ももちろん必要ですが、物事を常に熟考して慎重に行動する必要もあります。

そんなときに使われるのが「検討する」という言葉です。

英語では、「検討する」を表す表現がいくつかあり、ニュアンスもそれぞれ少しずつ違ってきます。

そこで今回は、「検討する」の英語表現8選を紹介していきたいと思います!

「検討する」を表す英語表現

考えている女性

I’ll think about it 

I’ll think about it は、基本中の基本の「検討する」という表現で、ビジネスなどの固い場以外でも、何か考えてから決断をする場合に使える一般的な表現です。フォーマルとカジュアルのどちらの場面でも使うことができます。

しかし「ちょっと考えておきます」くらいの意味になるので、必ずしも前向きな検討を表すわけではありません。むしろ遠回しに No と言いたいときに使われるような印象もあります。

そういったように、興味があまりなくて初めから断るつもりで、その場しのぎの返答であることも多いので、ビジネスの場で使用された場合は、期待しすぎないないようにしましょう。

Joan
Would you like to come to the seminar this Saturday? It’s not mandatory, but I think it'll help you learn a lot. 
「今週の土曜日のセミナーくる? 必須ではないんだけど、勉強になると思うよ」
Noah
I might be busy that day, but I’ll think about it. 
「その日は忙しいかもしれないですが、考えます」

I’ll think it over 

Over には、「〜全部を」や「〜の隅々まで」または「繰り返す」というような意味合いがあります。そこから think over という表現を使うと、「〜のことを全て隅々まで何度も何度も考える」というニュアンスを持ち、「考慮する」や「検討する」という意味として受け取ることができます。 

I would like to think it over, so I’ll call you back tomorrow morning.
「検討したいので、明日の朝に電話かけ直します」
Please think over what I said. 
「私の言ったことを考えておいてください」 

他にも、mull it over という少しカジュアルな表現もあります。

Mary
Have you decided yet?
「決まった?」
Tim
No, I'm still mulling it over.
「うーん、まだ考え中」

I’ll think it through 

Think it through には、「〜についてじっくり考える」という意味があります。物事をじっくりとよく考えてから決断を出す場合に使われる表現です。決断をすることによってのメリットやデメリット、結果や問題点などのありとあらゆる可能性を全て考慮したうえで決断を下すという深いニュアンスを持っています。 

I’ll have to think it through before making a decision. I don’t want this project to fail.
「決断をする前に慎重に考え抜かなければならない。この企画を失敗したくない」 
Let’s think through all the pros and cons. 
「全ての長所と短所についてじっくりと考えよう」 

I’ll consider it

話し合う女性たち

Consider(熟考する/よく考える)を使うと、I’ll think about it よりも、前向きな検討を表すことができます。というのも、consider には「真剣に考えて返答する」というニュアンスが含まれているので、I’ll think about it のように初めから断る予定なのであれば、使うことは避けた方が良いです。 

ちなみに、I’ll take it into consideration (よく検討します)という形でもよく使われます。  

We will consider your offer internally. 
「社内であなたのオファーを検討いたします」
Jane
I think we should start shifting everything online to meet the customers’ needs.
「顧客のニーズに応えるためにも全部オンラインに切り替え始めた方が良いと思います」 
Mike
You may be right. I’ll take that into consideration. 
「そうかもしれませんね。よく検討します」 

I’ll look into it

Look into には「詳しく調べる」という意味があります。そのため、何か決断したり、行動を起こしたりする前に「さらに詳しく調べてから検討する」というニュアンスを出すことができます。 

Can I get back to you tomorrow afternoon? I would like to look into it before making a decision. 
「明日の午後に連絡し直しても良いですか? 決める前によく調べて検討したいです」 
I heard there's an opening in the accounting department. You should look into it.
「経理部に空きがあるよ。申し込むことを検討すべきだよ」 

Let me sleep on it

Sleep on it は、直訳すると「その上で寝る」という意味になりますが、そこから「検討する」という意味として使われると、「それについて一晩考える」や「今すぐではなく、落ち着いて考える」というような ニュアンスになります。

ビジネスの場に関係なく、重要な決断をするときには、その場で即断するよりもじっくりと検討したいですよね? そういったときに使うことができる「返答までに猶予が欲しい」という意 味合いを持った表現になります。  

I’ll sleep on it and get back to you tomorrow. 
「一晩よく考えて明日連絡し直します」
Let me sleep on it for a few days. 
「2、3日考えさせてください」

I’ll give it some thought

Give something some thought は、文字通り「ちょっと考えてみる」という意味があります。「I’ll think about it」よりも慎重に考える響きがあるので、即答できない場合や、即答したくない場合に使われます。ビジネスの場では、「検討します」の意味合いとしても使われます。 

I’ll give it some thought. I’ll let you know by the end of the day. 
「考えておきます。今日中に返事をします」 
I want you to give it some thought. I don’t want you to miss this great opportunity. 
「この件について君によく検討してもらいたい。君にこんな素晴らしい機会を逃してほしくない」 

It’s under review

Under review には「審査中」や「調査の対象となって」というような意味があります。Under は、「〜の下」の他にも、続している状態や何らかのプロセスが進行している状況を表すことができるので、物事が審査中(検討中)であることを表します。

そしてこの表現には、発言者に自分一人で決定する権限がなく、より大きなグループや組織が最終的な決定権を持つという意味合いが含まれています。 

Tom
I was wondering if I could get some updates on my application. 
「私の志願書について、何か最新情報をいただけないかと思ったのですが...」 
Bill
It's still under review. We will get back to you once the decision is made. 
「まだ検討中です。結果が出ましたら再度ご連絡します」 
Your proposal is currently under review. 
「あなたの提案はただ今検討中です」 

まとめ

いかがでしたか?

「検討する」という表現は英語でいくつかあることがわかったと思います。

それぞれ微妙にニュアンスが違うので、これらのニュアンスを使い分けることができれば、英語のレベルもぐんと上がります。

今回の記事を参考に、「検討する」を正しく使えるようになっていただけると幸いです。