Erik
(更新)
素晴らしき「トリビア」の世界。
「日清焼そばU.F.O.の商品名の由来は『うまい、太い、大きい』の略」など、日常生活で役に立つことはほとんどないけれど、知っているとちょっと面白い無駄知識。
今回は英語に関連するトリビアをまとめましたので、話のネタにどうぞ!
14〜15世紀頃までは、"girl" は単に「幼い子供」という意味で使われていたそう。
「男の子」は "knave girls"、「女の子」は "gay girls" と使い分ける必要があったんですね。
例えば "dollop"、"suns"、"pod" などの単語は180度ひっくり返しても全く同じ言葉になります。このような言葉を "ambigram" と呼びます。
ちなみに、上から読んでも下から読んでも同じ言葉になる「回文」は英語では "palindrome" と言います。
1939年に間違いが発見されるまで、"dord" という言葉が実在する単語として Webster's Second New International Dictionary に載っていました。
当時の辞書には「密度(density)」 を意味する言葉として掲載されていましたが、実はこれ、"D or d(大文字もしくは小文字のD)" という略語が間違って一つの言葉として掲載されてしまったのだそう。
このように、辞書など権威ある図書に掲載されていながら、実際には誰も使っていない意味を持たない言葉を "ghost word(幽霊語)" と呼びます。
先ほどご紹介した "ghost word(幽霊語)" は、わざと辞書に掲載されることもあり、そういう幽霊語は "nihilkartikel" と呼ばれます。
辞書の著作権保護などの理由でわざと意味のない言葉が追加されることがあるのだそう。
ちなみに、"nihilkartikel" という単語自体も "nihilkartikel" です。
1年に約4000語の新しい単語が増えているということになります。
そのうちのいくつが "ghost word" や "nihilkartikel" なのか気になります…。
「素早い茶色のキツネが怠惰な犬の上を飛び越える」
こちらは有名な例で、タイピングの練習や、パソコンのキーボードが壊れていないか確認するためによく使われるらしいです。
「いろは歌」のようなことですね(「いろは歌」の場合は重複が全くないので少し違いますが)。
「α(アルファ)」と「β(ベータ)」はギリシャアルファベットの最初の2文字です。
ということらしいです。
日常会話では単に "dot" と言うことが多いです。
"dot the i's and cross the t's" というイディオムがあります。
直訳すると「iには点をつけて、tには横線を入れろ」ですが、意味は「注意深く完璧にやる」となります。
例えば "jeans(ジーンズ、ジーパン)" は1本でも "jeans" であり、"jean" という言い方はしません。
"scissors(ハサミ)" や "pants(スボン、パンツ)" も同様ですね。
"sheep(羊)" が複数でも単数形の "sheep" のままなのとちょっと似ていますかね?
"Pneumonoultramicroscopicsilicovolcanoconiosis" の意味は「超微視的珪質火山塵肺疾患」、読みは「ニューモノウルトラマイクロスコーピックシリコヴォルケーノコニオシス」。
1935年にアメリカのパズル愛好家組織 National Puzzlers' League の当時の会長が作った造語とされています。
実際には "pneumoconiosis" や "silicosis" が一般的に同じ意味で使われているらしい。
ほぼ全ての英単語に発音が似ている他の単語があり、 "rhyme(韻を踏む)" することができます。例えば "book(ブック)" は "look(ルック)" や "cook(クック)" などと韻を踏むことができます。
歌やラップなどの歌詞でこの "rhyme" はよく使われます。下記は映画「アナと雪の女王(Frozen)」の「レット・イット・ゴー(Let It Go)」の歌詞の一部です。
The snow glows white on the mountain tonight
Not a footprint to be seen(スィーン)
A kingdom of isolation
And it looks like I'm the queen(クィーン)
"seen" と "queen" が韻を踏んでいますね。
そんな中、"orange" という単語は一般的に使われる他のどの単語とも完全には韻を踏むことができないと言われています。カタカナ表記すると「オレンジ」ですが、実際の発音は「オーリンジ」に近いです。
その他には "silver(銀)" や "purple(紫)" も完全に韻を踏むことができないと言われています。
例えば先に "ambigram(180度回転しても同じように読める単語)" の例としてご紹介した "dollop" は "contronym(文脈によって意味が真逆になる言葉)" でもあります。
"dollop" は「大量」という意味にも、「少量」という意味にもなります。
他には "dust" は「ちりを払う」の他に「粉末を振りかける」の意味があります。
It is true for all that that that that that that that refers to is not the same that that that that refers to.
これを噛み砕くと次のようになります。
そして、日本語に訳すと…
あなたが言っていることに関わらず、この言葉(that)が指す言葉(that)は、この言葉(that)が指すのと同じ言葉(that)ではない、というのは事実だ。
ちょっとよくわかりませんね。
オックスフォード英語辞典の調べによると「E」を含む英単語が圧倒的に多いらしいです。次に多いのが「A」で8%だそう。
「A」と「E」の単語だけ覚えてれば英語イケるかも。
「動物の肩から腰にかけての部分で、かこうと思っても手が届かないところ」です。
ぜひ、使ってみてください(通じるかはわかりません)。
いかがでしたか?
ほぼ役に立たないトリビアばかりをご紹介してきましたが、少しでも「面白い」と感じていただけたら嬉しいです。
ぜひ、英語で話す際のネタにしたり、英語学習仲間との息抜きに雑学を披露してみてください!