英単語暗記のコツは回転率と3つのステップ【TOEIC満点、英検1級、IELTS8.5点のATSUの英語学習メソッド Vol.1】

英単語暗記のコツ

こんにちは! ATSUです。

今回は効率的な英単語の暗記法についてご紹介しようと思います。

英単語暗記は単調になりがちで、途中で飽きてしまう、投げ出したくなることも少なくないでしょう。私も英語学習を開始して間もないころは、なかなか単語を覚えることができず、苦痛でしかありませんでした。

しかし、ある時に英単語暗記のコツに気づき、とても簡単に大量の英単語を覚えることができるようになりました。今回はその方法をみなさんに伝授します。

 

英単語暗記のキーは回転率

英単語暗記のキーは回転率

みなさんは、英単語1語1語にじっくり時間をかけて暗記しようとしていませんか?

そしてやっとの思いで1周したのはいいけれど、再度見直してみたらほとんど覚えていない、なんていうことも少なくないと思います。これは、英単語暗記の罠にかかっている典型的なパターンです。

英単語を覚える上で最も重要なこと、それは「短期間で単語帳を何周も回転する」ことです。

そうです、1度で全部覚えようとするのではなく、短期間に何度も何度も同じ単語を目にすることによって覚える、これが英単語暗記における最大のコツなんです。

例えば、500語の単語を覚えるために、1日2時間の勉強を1週間、合計14時間行うと仮定しましょう。この時、以下のような2つの学習パターンを比べてみます。

 

【学習パターン1 じっくり型】
1語にかける一回あたりの時間: 1分40秒
各単語に取り組む回数: 1回
【学習パターン2 高回転率型】
1語にかける一回あたりの時間: 25秒
各単語に取り組む回数: 4回
※ 25秒 × 4回 = 1分40秒

この場合、かけている合計学習時間は一緒でも、2つ目の学習パターン(高回転率型)の方が記憶の定着がよくなるのです。

不思議ですか?
実はこれ、記憶の忘却理論によっても証明されているんです。

記憶の忘却理論から分かる暗記のしくみ

先ほどお話した短期間で何度も同じ単語に取り組む学習方法は、エビングハウスというドイツの心理学者が行った科学的実験によっても証明されています。彼は実験の中でランダムなアルファベットの羅列を被験者に覚えさせ、被験者がどれくらいの時間でそれを忘れるかに関するデータを取りました。

すると、なんと記憶は1日経っただけで半分以上が忘却されてしまうということが分かったのです。そしてそれと同時に、記憶は完全に忘れる前に復習をすると記憶が再度鮮明になり、その後に忘却するまでの時間が長くなるということもわかりました。

つまり結論としては、人は簡単に忘れてしまうが、適切なタイミングで復習すれば、記憶の定着が高まるということなんです。

 

英単語の学習計画を立てよう

英単語の学習計画を立てよう

短期間で何度も復習することが大事というのが理解できたところで、次は英単語暗記のための計画を立てましょう。

1日に学習にかける時間や、単語帳を終了させるのに要する期間は、当然みなさんの学習に取れる時間等によって変化します。しかし、みなさんが一貫して意識しないといけないのは、同じ単語を再度学習するまでのインターバル(間隔)を短くすることです。

例えば、1日目に単語帳の1~100番目の単語を学習したとして、次に再度1~100番目の単語を学習するのが1週間後であれば、そのころにはきっと多くの単語を忘れていることでしょう(少なくとも私は忘れます)。

したがって、計画を立てるときは各単語の再学習をできるだけ短い間隔でできるよう意識して作る必要があります。

以下、1週間250語を覚えることを想定した学習計画の一部を例として掲載しておきますので、参考にしてみてください。

【学習計画の例(1週間250語)】
1日目
1~50番目(1回目)

2日目
1~50番目(2回目)
51~100番目(1回目)

3日目
51~100番目(2回目)
101~150番目(1回目)

4日目
101~150番目(2回目)
151~200番目(1回目)

5日目
1~50番目(3回目) 
151~200番目(2回目)
201~250番目(1回目)

6日目
51~100番目(3回目)
201~250番目(2回目)

……続く……

今回は2回目の学習は翌日、3回目は2回目から3日後というペースで作成していますが、どのペースが最適かは個人差があるので、単語学習を進める中で少しずつ計画を調整するのが良いかと思います。

あくまで重要なのは、短期間での高い回転率を意識するということです。

 

具体的な英単語暗記法

具体的な英単語暗記法

ここからは具体的な英単語暗記法についてお話していきます。基本的に、私は各単語に対して以下の3つを行います。

かける時間は一語あたり最大1.5分をイメージしてください。

それでは、一つ一つ簡単に解説していきますね。

 

暗記法① 単語を見て意味を確認する

最初のステップは単語を目で見て確認します。

書いて覚えることが習慣化している人も多いと思いますが、私の暗記法は一切書きません。私は一度も書いて覚えたことがありません(というか書いても覚えられないと気づきました)。

目で見るときは、ただ沢山ある日本語訳を丸暗記しようとするのではなく、その日本語の先にある感覚を意識しましょう。

例えば、「transform → 変形する」 という単語があった場合、ただ「変形する」という日本語訳を暗記するのではなく、あるモノがぐにゃっと違う何かに変わるような、その感覚を意識するようにしてください。これは最終的に、日本語を介さず英語を操ることに繋がっていきます。

 

暗記法② 意味をイメージしながら発音する

次に、その意味の感覚を意識しながら発音記号に従って発音しましょう。

こうすることでスペルだけでなくで覚えることができ、最終的にはリスニング力とスピーキング力(特に発音)の向上に繋がります。移動中等に学習する場合は、小声でボソッと言うだけでもポジティブな効果が生まれます。

 

暗記法③ その単語を使った文を作る

目で見て、感覚を意識しながら発音して覚えたあとは、例文も参考にしながら、簡単にその単語を使って文章を作成してみましょう。

初めて文章をつくる時は苦戦するかもしれませんが、中学英語レベルでも、例文の単語を入れ替えるだけでもいいので、とにかく文章を作りましょう。これを行う理由は、単語一つ一つの意味を覚えるだけでなく、最終的にその単語を"使える"ようになることを意識して学習を進めたいためです。

【英文作成例】
例①
単語: arrange
例文: I have arranged a meeting.
意味: 「ミーティングを設定しました。」

例②
単語: decision
例文: I think I made a good decision.
意味: 「良い決断をしたと思います。」

 

どうしても覚えられない単語には

上記3つの方法以外に、私がイメージ暗記と呼んでいる効果的な暗記方法があります。

こちらは、なかなか覚えられない単語の横にその単語を表す画像を書くことで、頭にイメージ(絵)と一緒に単語を焼き付けるという方法です。以下イメージ暗記の例です。

イメージ暗記の例1

イメージ暗記の例2

イメージ暗記の例3

どうですか?
画像があるとスッと頭に入ってきませんか?
それぞれのイメージを自分で描くとより頭に残りやすくなります。

誰しも「何年も前に読んだ教科書に載っていた画像をなぜか今でも覚えている」という経験を持っていらっしゃると思いますが、これは画像に記憶を助ける力があるためです。

しかし、この作業を全ての単語に行うとかなりの時間を要してしまうので、どうしても覚えられないものに対してのみ、この学習法を適用するようにしましょう。

 

まとめ

効率的な英単語の暗記法についてご紹介しました。

英単語暗記が苦手な方も、高い回転率を意識しながら、3つの暗記法を適用すれば、短期間で多くの単語を覚えることが可能です。

あとはしっかりと時間を確保して、この学習方法を実践するだけ。確固たる英語力を身につけるために、今日から勉強を開始しましょう!

より詳しい英語学習方法やその他英語学習に役立つ情報を『Atsueigo.com』にてご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。