独学でライティング(英作文)学習をするための「自己添削能力」の高め方【TOEIC満点、英検1級、IELTS8.5点のATSUの英語学習メソッド Vol.6】

こんにちは! ATSU です。

みなさんは英作文、ライティングの勉強をどのように行っていますか?

英作文の勉強といえば、とにかく書いて誰かに添削してもらう、という学習方法を思いつく方が多いのではないでしょうか。もちろんそのやり方も効果的なのですが、毎回添削してもらえる環境にない方も多いと思います。

今回は、添削してもらわなくてもできるライティングの独習方法についてご紹介しようと思います。

 

ライティング学習で必須の「自己添削能力」とは?

英作文の練習を独学で行うためには、「自己添削能力」が不可欠です。

さて、そもそも自己添削能力とは何なのでしょうか?

ここでは、自己添削能力を「自分の英語知識で全文法ミスを洗い出すと同時に、語彙の適切さを自ら調べ修正できる能力」と定義しましょう。

つまり、自分で一通り英作文を終えたあとに、文法ミスと、語彙の適切さを自分でチェックして直すことができることを意味します。

① 文法ミス
② 語彙の適切さ

この2つは、誰かに見てもらわなくても、自分でチェックすることが出来ます。では一体どうやってそれらの能力を身につければ良いのか。ここから具体的に話していきます。

 

文法ミスを洗い出す能力

文法ミスを洗い出す能力、それは文法知識を完璧にマスターすることで達成されます。

「文法知識を完璧にマスターするまでに時間がかかりそうだし、効率悪くない?」と感じた方もいると思いますが、決してそんなことはありません。

以前、文法についての記事でもお話しましたが、単語や表現というのは大量に存在するため、語彙学習は英語学習においてほぼ半永久的に続く作業です。一方で、英文法というのは覚えなくてはいけない量が決まっています。つまり、その100%を短期間でマスターすることが可能なのです。

文法知識をしっかりとマスターしていれば、英作文においても、文法ミスが一つも存在しない英文を書くことが容易に可能になります。そして、何度も添削を受けて自分の文法ミスを少しずつ直したとしても、それはあくまでその場しのぎのパッチワーク的な修正であり、文法能力を根本から改善していることにはならないため、少しでも違うパターンの文法を使った時にまたミスをしてしまいます。

それゆえ、一見遠回りに見えるかもしれませんが、英作文のレベルを上げるには英文法をマスターすることが先決になります。

 

語彙の適切さを判断する能力


PHOTO : Castleski / Shutterstock.com

次に英作文で使用する単語や表現についてです。

たくさん英単語を覚えたはいいけど、添削をしてもらうと意味としては合っているにも関わらず、どこか自然じゃなかったり、違う単語の方が聞こえが良かったりして、「適切ではない」と指摘された経験がある方、沢山いるかと思います。

「これは添削してもらわないと判断できないのでは?」と思う方も多くいらっしゃるかと思います。しかし、実はこれは自分で調べ、解決することが十分可能なのです。

英作文を終えて自己添削をするときに、「この単語の使い方は確実に合ってる!」と自信を持って言えるものと、「なんだか合っているのか自信がない…」というものに切り分けることが出来ると思います。

この後者に該当する単語や表現があったときに行うこと、それは「Google 検索」です。

Google で実際にその単語を含む文章を検索して、同じような使い方が実際にされているのかをチェックするのです。以下例を使って説明しますね。

 

Google 検索の活用例①

例として、自分の英作文の中で以下のような文章を書いたとしましょう。

【英文】
He arranged an academic conference.
※自分の意図した意味
「彼は学術会議を開催した」

しかしここで、「本当に "arrange" でいいのかな?」と少し不安になったとします。

「"arrange a meeting" は聞いたことあるけど、"arrange a conference" なんて表現もあるのかな…」というような気持ち、よくありますよね。

そこで、Google を使って 「"arrange a conference"」 と検索してみます。すると以下のような検索結果が出てきます。

“How to organize a conference”
“How to arrange a conference call”
“How to arrange a successful video conference”
“How to organize a professional conference”
“How to organize an academic conference”

これらをよく見比べてみると、あるパターンが見えてくると思います。

電話会議やテレビ電話の会議では "arrange" という言葉が使われているのに対して、今回意図したようなフォーマルな、実際に人が集まり行う会議に関しては "organize" が使われています。

したがって、今回の例文においては、"arrange" よりも "organize" の方が適切である可能性が高いと判断することができるのです。

 

Google 検索の活用例②

もう一つの例を見てみましょう。

【英文】
Yesterday I watched a movie at home.
※自分の意図した意味
「昨日家で映画を見た」

とてもシンプルな文章ですね。しかしこんな場合でも、「あ、そういえば "movie" のときは "watch" じゃなくて "see" を使うと学校で習ったような気がする…」と、不安になることもあるでしょう。

そんな時は、Google 検索を使いましょう。

すると "watch a movie vs see a movie" といった議論が行われている海外の掲示板やぺージがたくさん出てきます。そしてそれらをいくつか開き読んでみると、「"see a movie" は映画館で映画を見ること、"watch a movie" は家で映画を見ることを意味する」という情報を得ることが出来ます。

つまり今回のケースで使用した "watch" は正解ということですね。

他にも、最近は "see a movie" が適切な状況でも、ネイティブが間違って "watch a movie" と言うことが増えてきている傾向について書かれた記事にも出会うことが出来ました。そういった面白さに出会えるのも Google 検索の良さですね。

このように、語彙のコロケーション、ニュアンス等に関して不安がある時も、実際に自分で調べれば解決できることが多いのです。また、その時に出会える追加情報の積み重ねが、英語学習を進めていく上で役に立つことでしょう。

 

まとめ

いかがでしたか?

いままでは添削してもらわないと英作文は伸びないと思っていた方も、今回の記事で自分の自己添削能力を高めることで、必ずしもそうではないことが理解いただけたかと思います。

「誰かに添削してもらう機会がないからライティング能力が向上しない」のように環境を言い訳にすることは、もうできません。

しっかりと自らの添削能力を高め、独学でも英作文学習ができる環境を創り上げていきましょう!

より詳しい英語学習方法やその他英語学習に役立つ情報を『Atsueigo.com』にてご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。