ポイントは精読→多読! 英語リーディングの最適な学習ステップを伝授します【TOEIC満点、英検1級、IELTS8.5点のATSUの英語学習メソッド Vol.7】

こんにちは! ATSUです。

今回はリーディングの勉強法についてお話したいと思います。

受験、TOEIC、英検など、どんな試験でも問われるリーディングは、英語学習における必須スキルです。しかし、音読や多読など、様々な学習方法が存在し、学習者は何をすべきか混乱してしまう方が多いのも事実。

そこで今回は、リーディングの学習方法を整理することで、今後皆さんが読解力を高める道筋を定める手助けができればと思っています。それではまいりましょう!

 

リーディング学習で必要なのはたった2つのこと

みなさんは、リーディングの勉強と聞いて何を思い浮かべますか?

私の考えでは、読解力を伸ばすために必要なのは以下の2つです。

① 精読
② 多読

そしてこれらは、"この順番で"行わなければなりません。

精読練習を一切せずにただただ大量のリーディングを行ったとしても、それはリーディング学習の最適化にはつながりません。必ず、精読学習を行ってから多読を行いましょう。

 

なぜ精読から多読なのか?

なぜ精読→多読という順番で学習を進める必要があるのか。それを理解するために、そもそも精読・多読とは、一体何をすることなのかを理解しましょう。

 

精読とは

私は「精読」を以下のように定義しています。

精読 : 文章で使用されている文法・語彙を100%理解できる状態にすること

英文というのはかならず文法というルールに従い、単語が羅列された形で存在しています。

それゆえ、文法と単語の知識を正しく適用できれば、どんな英文でも理解することができますし、逆に英文が読めない時は、文法か単語、もしくはその両方の知識が欠落している、または、知ってはいるがそれを読解時に正しく適用できていないことが、必ず原因になっていると私は考えています。

文法と単語だけって、そんなに単純なの? と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実際英文はどんな難しいものでもそれくらい単純な構成要素で出来ているんです。

例として、以下の英文を見てみましょう。

 

精読を身につけるために

"According to one widely held view, culture and country are more or less interchangeable."

出典:代々木ゼミナール

これは、東京大学2017年度前期日程の英語問題の、最初の英文です。
こちらの英文は以下のように、単語(イディオム)に分解することができます。

したがって、上の英文を読み解くためには、まずは単語一つ一つの意味を理解できている必要があります。そして、これらの単語はランダムな羅列ではありません。

According to は前置詞的な使用なのでその後は名詞が来ており、コンマの後は culture and country が主語、areが動詞、そして more or less という副詞(おまけ)がついた状態で形容詞の interchangeable が来ており、SVC という本当に基本的な文章の並び方になっています。

このように単語が文法に従い、存在しているのです。

正しく精読を行うために以下を徹底するようにしてください。

読めない英文に出会ったら、まずは文章に含まれている単語の意味は全てわかっているかを考え、全ての意味が理解できている状態を作る。それでも読めなければ理解が不十分な箇所を見つけ、そこに関係する文法知識は何かを調べ、分かるようにする。

 

多読とは

一方、多読というのを、私は以下のように定義しています。

多読 : 精読を大量に行うこと

ここで重要なのは、単に大量の文章を読み漁るのではなく、「精読」の作業を大量に行うことです。よく多読と聞くと、とにかくなりふり構わず英文を読んで読んで読みまくる!というようなイメージを持つ方が多いですが、それはあまり意味がない作業だと考えています。

よくよく考えてみてください。自分が読めない状態、つまり精読ができていない文章を10回読もうが、100回読もうが、読めない原因を根本的に分析し、解決していなければ、当然読めるようになりませんよね。

中学レベルの英語力を持って英検1級のリーディングを1000回読んでも、なぜ読めないかを考え読めるようにする、という作業を行わない限り、決して読めるようにはならないのです。

 

精読から多読へのステップ

まずは精読という作業自体をしっかりとこなせるようになるために、少ない文章量に対して精読練習を行い、その作業に慣れてきたら、大量の文章を精読していく、それが読解力を向上させる上でもっとも最適な学習の流れだと思っています。

精読作業に時間がかかるため、それを大量に行うなんて大変だと感じるかもしれませんね。しかし、精読作業が増えれば増えるほど、理解できる文法、単語が増え、読める文章は自ずと増えていき、読解スピードも上がっていきます。

その結果、リーディング学習全体の中で精読作業に費やす時間は徐々に少なくなり、短期間で大量の英文を読むことは十分可能になります。

 

まとめ

リーディング力を伸ばす方法がなかなか見つからず、むやみに音読を繰り返したり多読したりしていた方も、今回の記事を読んで、英文が読めるようになる仕組み、そしてなぜ精読から多読という学習の流れが最適なのかというのがしっかりと理解できたと思います。

私は常にこの方法で読解練習を行い、TOEICやIELTSのリーディングで満点を獲得してきました。

皆さんもぜひ実践し、その効果を実感していただければと思います。

より詳しい英語学習方法やその他英語学習に役立つ情報を『Atsueigo.com』にてご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。