RADWIMPS は英語でどういう意味? 国内・海外アーティストのバンド名の由来と意味を解説

サブスクリプション型音楽配信サービスがすっかり定番化した最近では、CDを購入しなければいけなかった時代に比べ、気軽にいろいろなジャンルの音楽を聴いてみることができるようになり、必然的にたくさんのアーティスト名に触れる機会が増えました。

そうなると気になってくるのが名前の由来。ただ単語を勉強するのはなかなか記憶に定着しませんが、ちょっとしたストーリーがあると覚えられてしまいますよね!

国内外のアーティストの名前の由来を紐解き、ボキャブラリーをちょっとだけ増やしてみませんか?
 

【国内アーティスト編】 歌手・バンド名の由来と意味

国内歌手・バンド名の由来と意味

ASIAN KUNG-FU GENERATION

ボーカルの後藤さんが The Michelle Gun Elephant がすきだったため、同じように単語三つのバンド名にしたかったそうです。

カンフー映画が好きなので "KUNG-FU"。カンフーといえば "ASIA"。ロックっぽさで "GENERATION" をつなげて ASIAN KUNG-FU GENERATION ができあがったとのこと。

海外の人が読んで驚くような名前にしたかったとのことですが、ばっちりその目的を果たせていますよね!
 

BOOWY

BOOWY は、布袋寅泰さんが David Bowie が好きだったので苗字の "Bowie" を拝借し、同時にメンバーが全員男性だったので "Boy" と掛け合わせて作った造語です。

デビュー前は「暴威」という表記だったこともあるんですよ。
 

sex MACHINEGUNS

日本のヘヴィメタルバンド sex MACHINEGUNS は、イギリスのロックバンド Sex Pistols よりすごいバンドになるという意味を込めて、ピストルより大きなマシンガンにしたそうです。
 

RADWIMPS

英語のスラング "rad(すごい、いかした)" と "wimp(弱虫、意気地なし)" をくっつけて作った名前とのこと。「かっこいい弱虫」などの意味。
 

ONE OK ROCK

深夜1時以降は練習場所が深夜料金で安くなるので、毎週末午前1時に練習をしていたそう。そこから "one o'clock" という名前がつけられました。

さらに、"o'clock" の部分を "OK ROCK" とつづりを変えることで、「ひとつの良いロック」という意味の名前になったそうです。

今では海外でも大勢のファンのいるワンオクですが、英語発音では "OK ROCK" は "o'clock" と聞き取れないため、海外では「ワンオーケーロック」と呼ぶようになっています。

日本のバンドならではの言葉遊びが英語で成立しないのが悲しいですね。
 

back number

ボーカルの清水依与吏さんが、高校時代の彼女をバンドをやっている男の子にとられてしまったので、バンドをやって見返してやるという思いで始めたのが原点のバンド。

バンドをはじめれば元カノが自分のもとに戻ってきてくれるとおもったけれど、復縁ならず。彼女にとって「自分は型遅れである」という意味をこめて "back number(バックナンバー)" という名前になったそうです。
 

THE YELLOW MONKEY

吉井和哉さんが自身の頭文字の "Y" を辞書で引いたところ、目についた "yellow monkey" が気に入りそのままバンド名になったとのこと。

もともとダサくてシニカルな名前にしたかったそうなので、黄色人種にたいする差別用語をバンド名に使うこと、そして長身でルックスがいいメンバーばかりのバンドに「黄色いサル」という言葉を使ったのは最高にシニカルでぴったりですね。
 

m-flo

m-flo は "mediarite-flow" がベースとのこと。

"mediarite" は "media(メディア)" と "meteorite (隕石)" を掛け合わせた造語で、"flow" はアメリカのヒップホップグループ "Company Flow" からとったそう。

「隕石(meteorite)が流れ(flow)、音楽の世界に影響を与える」という思いが込められています。
 

【海外アーティスト編】 歌手・バンド名の由来と意味

海外アーティスト編

Avicii

若くしてこの世を去った人気DJ、Avicii がこの名前を使うようになったのは本名 Tim Bergling が MySpace ですでに誰かに使用されていたから。

友達に教えてもらって覚えていたサンスクリット語の "Avici" もやはり誰かに使われていたので、"i" を一つ足して使ったのが始まりです。

サンスクリット語の音訳「阿鼻旨(あびち)」は「無限」や「絶え間ない」という意味で、仏教では八大地獄の第八地獄を指します。日本人にとっては「阿鼻叫喚」などでなじみのある言葉ですよね。
 

The Beatles

ビートルズメンバー4人が大好きだった Buddy Holly のバックシンガーグループが "The Crickets(コオロギ)" だったため、同じ虫の "Beetles(甲虫)" を選んだのがバンド名の由来。

さらに音楽の "beat(ビート)" にかけて、スペルを "The Beatles" にしたそうです。
 

Destiny’s Child

2002年のビヨンセと CBS とのインタビューによると、由来の "Destiny" という単語は聖書で見つけたとのこと。

しかし、"Destiny" だけでは商標登録できなかったため、運命の再生の意味を込めて "child" をつけ、"Destiny’s Child" が生まれたそうです。
 

Fall Out Boy

実は Fall Out Boy の由来は、大人気アニメ Simpsons にあります。

アニメ内で登場するレディオアクティブマンというキャラクターの助手の名前がフォールアウトボーイで、その名前を使ったんですよ!
 

Foo Fighters

”Foo Fighters" とは第二次世界大戦中に UFO を目撃した際に使われた言葉です。

メンバーの Dave Grohl は初めてのデモテープをたった一人で作り上げたのですが、売込みする際に一人でやっていると思われたくなくて Foo Fighters を名乗ったのが始まりでした。

なお、なぜ "Foo Fighter" が UFO を意味する言葉として使われるようになったかについて少し説明します。

1930年代に出版された ”Stomey Stover” というコミックの中で、消防士(fire fighter)の Smokey は "foo fighter" と呼ばれ、"foo mobile" という車に乗って火事に駆けつけていました。”foo” は当時流行した特に意味のない単語だそうです。

第二次世界大戦中にレーダーオペレーターが空で目撃された奇妙な光を "foo fighter" と呼び、すっかり定着。以降 "foo fighter" が UFO を意味するスラングとなりました。
 

Linkin Park

Chester Bennington がスタジオに行く際に、いつも車で通りすぎていたサンタモニカの公園の名前が Lincoln Park だったのですが、そのままのスペルだとドメインが取得できないので、スペルを変えた結果が Linkin Park だと言われています。
 

Marilyn Manson

バンド名でもあり、アーティスト名でもある Marilyn Manson の由来は、「美の象徴」として Marilyn Monroe、「悪の象徴」として Charles Manson をミックスしたもの。
 

Maroon 5

実は Maroon 5 のバンド名の由来は明かされていません。明かされていない理由は「あまりに由来がカッコ悪いから」!

一説によると、Adam Levine が通っていたロングアイランドの Five Towns College のスクールカラーが、Maroon(あずき色)だったからだそう。
 

Red Hot Chili Peppers

2004年に出版された手記によると、"Louis Armstrong and the Hot Five" のようなオールドスクールジャズバンドやブルーズバンドっぽい名前にしたかった中で、"Red hot" や "Chili" を使ったバンドはいたけど、"Red hot chili" を使っているところがなかったので、今の名前に決まったとのことです。

Sex Pistols

マネージャーが当時経営していた店の名前が「SEX」だったのと、なにかセクシーで若い暗殺者っぽい名前にしたかったため "pistols(ピストル)" という単語を組み合わせたそう。

実はリード・ボーカルの Johnny Rotten はダサいと思っていたようですよ。
 

まとめ

国内外のアーティストやバンド名の由来や意味をご紹介しましたが、自分たちのリスペクトするバンドやアーティストから単語を借りたり、インスパイアされている人が多いですね。

由来を知ると、そのバンドやアーティストの好み、バンドの音楽テイストまで伝わるので、もっと多くの名前の由来を知ってみたくなりませんか?

また最近では、ドメイン登録や商標登録など、ビジネス面での理由からつづりを変えてみたところ、めちゃくちゃかっこよくなり、そのまま名前として採用することも多いそう。

一般人でもSNSなどでたくさんの名前を使い分ける時代ですので、ぜひインスパイアされてみましょう!