濱名 栄作
(更新)
英語教育の低学年化が進む中、いつしか日本においても「英語はできて当たり前」という未来がくる日もそう遠くないかもしれません。
そうなったとき、英語が話せることはもはや特別なことではなく、グローバルな世の中をサバイブしていくためには、プラスで自己表現力やコミュニケーション能力といった個人の力が必要になってきます。
日本をはじめ現在48カ国で展開する「クーバー・コーチング・サッカースクール」は、そのような未来を見据え、サッカーを通じて子供たちの能力を多面的に伸ばす取り組みをしています。今回はそんな全く新しいスタイルのサッカースクールの魅力、そして先日行われたサマーキャンプの模様をご紹介したいと思います。
まずは「クーバー・コーチングって何なの?」というところから。
1984年、オランダ人指導者ウィール・クーバー氏の指導法「クーバー・コーチング」をもとに設立され、その後1993年に日本で「クーバー・コーチング・ジャパン」が誕生。現在までに世界48カ国で展開している世界最大級のサッカースクールです(2016年9月時点)。
メンバーは、感受性豊かで吸収力が高いことからゴールデンエージと呼ばれる幼稚園児〜中学生(5〜15歳)までの子供たち。
クーバー・コーチング・ジャパンでは、世界で高く評価されているサッカー指導に加え、伸び盛りの子供たちの個性と可能性を最大限に高めるために、次の2つの力を育成する取り組みをしています。
その一つが、グローバル人材に求められるコミュニケーション能力をはじめとしたライフスキル。クーバー・コーチングでは、日本人が特に苦手であるとされる「自分自身で考え」て「素早く判断」し、「表現をする」というコミュニケーション能力にもスポットを当て、トレーニングの中で育んでいます。
加えて、毎年行われるサマーキャンプやスクールなどでの海外サッカーチームやプレーヤーとの国際交流では、外国の子供たちと一緒にトレーニングをしたり生活することを通して、さまざまな価値観や文化に触れ、さらにそれらを受け入れ認め合うことで、人としても一回り大きく成長することを目指します。
またクーバーコーチングでは、グローバルで戦っていくための必須アイテムである英語習得にも力を入れています。
前述の通り、定期的に世界中でキャンプなどのサッカーイベントを開催。ある時は海外サッカーチームのホームタウンに行ったり、またある時は海外チームやプレーヤーを全国各地に招き入れ、世界中の国・地域の子供たちと交流できる環境を提供しています。
キャンプではサッカーのプレイ中はもちろん、食事やオリエンテーションなど多くのアクティビティを通して、海外の子供たちと英語でコミュニケーションをとる必要があります。最初は緊張してなかなか話しかけられない子供たちも、時間が経つにつれ徐々に打ち解けていくそうです。
こうした活動には運営者の「好きなことを通して英語に触れて欲しい。そして英語を好きになって欲しい」という強い気持ちが込められています。
そのようにクーバー・コーチング・サッカースクールでは、サッカーの技術習得だけでなくコミュニケーション能力や英語力も一緒に伸ばすことで、将来、プロのサッカー選手としてでなくても、世界の舞台で活躍できる真のグローバル人材の育成に力を入れています。
※2016年夏に御殿場でサマーキャンプが行われた際の集合写真
続いて毎年、世界各国・全国各地で行われているクーバー・コーチングのキャンプについてご紹介していきます。
毎年春にはヨーロッパを訪れ、現地の子供たちやプロサッカーのジュニアチームの子供たちと国際交流できる海外キャンプを開催。また今後はアメリカやオーストラリアでのキャンプ開催も構想されています。
それでは、2016年の夏休み期間を利用して行われた伊豆・御殿場でのサマーキャンプの様子を見てみましょう。
今年の伊豆・御殿場キャンプては、クーバー・コーチングの韓国チームから総勢約20名が参加。さらには、オーストラリアからコーチを招き、一緒になってプレーをしたり、英語レッスンを楽しみました。
子供達の顔も真剣ですね!
英語を使って一生懸命にコミュニケーションをとっています。
そしてサッカーのトレーニングや試合だけでなく、コートの外でも仲間と共に過ごすのがこのキャンプの醍醐味。親元を離れた子供たちは、ただ楽しむだけでなく、身の回りのことを全て自分たちで協力して行わなければなりません。そのような活動を通して心と体を鍛え、さらには仲間同士の絆や個人のコミュニケーション能力も磨かれていきます。
またキャンプ中、トレーニング終了後の自由時間を利用して、DMM英会話のレッスンを体験してもらいました。
最初はオンラインレッスンという慣れないレッスンに緊張していた子供たちでしたが、自己紹介や趣味など簡単な英会話に加え、英単語のスペルをあてるゲームなどを通してだんだんと緊張もほぐれていき、英語コミュニケーションを楽しんでくれている様子でした。
最後に、実際にオンラインレッスンを体験してくれた子供たちの声をいくつかご紹介します。
Q. オンラインレッスンを受けてみてどうでしたか?
ゲームをやったり趣味やサッカーなど自分の好きなことを話せたので楽しかったです!
学校の授業よりもたくさん先生と話せて楽しかったです!
Q. 英語をどのように生かしたいですか?英語を使って将来どうなりたいですか?
英語をこれからも学んでいって、大人になって外国の人と触れ合うときに、英語でたくさん話がしたいです。
英語を話せるようになったら海外のプロチームでプレーしたいです!
英語を使って外国の人たちと一緒に仕事をしたいです!
なんとも頼もしい子供たちですね!学校教育ではなかなか機会のない英語コミュニケーションを通して、「英語が通じる」という体験を楽しんでくれた様子でした。
今後の成長と活躍が楽しみです!
また、子供たちのレッスンを見守っていたコーチは、「仲間から刺激を受けてキャンプから帰ってからも一生懸命英語を勉強して欲しい。そしてDMM英会話を一人でも多くの子供に続けてもらい、またキャンプで会ったときに上達を見たい」と話してくれました。
いかがでしたか。
英語需要が高まる中、英語教育の形も日々変化しています。
今回ご紹介したクーバー・コーチングのような「サッカーを通じて英語を学ぶ」スタイルもその一つ。サッカーだけでもなく、英語だけでもない、双方をうまく組み合わせることによって生まれるシナジーは、子供達一人一人の力を最大限に伸ばしてくれることでしょう。
またキャンプなどの国際交流を通じて得たグローバルな人脈や経験が、将来に繋がり、サッカー、ビジネス、生活、あらゆる場面で子供達の視野や選択肢、可能性を広げてくれることでしょう。
DMM英会話では『LET’S GO』などの子供向け英会話教材も多数揃っています。
無料体験もできるので、ぜひ試してみてくださいね!
学校で習う英語とは違って、実際に英語でコミュニケーションがとれていい経験になりました。