ひと味違うシャドーイング法「英語耳」をシンプルにつくる5ステップ!

英語耳を育てる学習法として名高い「シャドーイング」。色々な教材が出ていますが、どうやるのが良いのかいまいちわからず、まだ試せていないという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、わたしが通っていた英会話学校のシャドーイング方法をベースに、自分なりのアレンジを加えたものをご紹介します! 合う、合わないといった個人差はあるでしょうが、このやり方を毎日繰り返していくうちに、言いたいことはだいたい通常の会話のスピードで話せるようになりました

わたしができたんですから、やり方はかなりシンプル! 「英語耳」を鍛える、ひと味違うシャドーイング法を早速ご紹介していきましょう!

 

ひと味違う!「英語耳」をシンプルにつくる5ステップ

STEP1:まずは自分に合った教材選びから!

まずは教材選びから。最初にオススメしたいのは「多聴多読マガジン」です。その名の通り、聞いて読むことを想定して作られているので、シャドーイングにはうってつけの教材になっています。置いている書店も多いので、手に入りやすいというのもポイントの1つですね。

また、大型書店などに置いてある薄い読み物「Reader」もシャドーイングに向いています。中でも「Oxford Graded Readers」にはアカデミックな内容のものが多く、TOEFL対策としても効果的。本文の前にサマリーが付いているので予備知識をつけてから臨めるのも嬉しいところです。

他にも「The Japan Times NEWS DIGEST」など、オススメの教材はたくさんあります。下記にまとめた「教材選びのポイント」を参考に、自分に合ったものを選んでみてくださいね。

<教材選びのポイント>

  • 音声のスピード

1分あたり80~100ワードくらいのものからスタート(120ワードが目標です)

  • 教材の内容

TOEFLやTOEICのリーディング対策にもなるので、物語よりはアカデミックなもの、時事ネタが入ったものがオススメ

  • 1セクションの文字数

300~500ワードが適量

 

STEP2:聞くことだけに徹しよう!

「教材も買ったし、さぁシャドーイング」とすぐに始めたいところですが、まずは聞くに徹しましょう

きちんとしたデータがあるわけではないのですが、聞く前にあまり予備知識を入れ過ぎてしまうとそちらに頼ってしまい、耳でしっかり聞こうという意識が薄れるような気がしているので、事前にあまりテキストを見ないようにしていました

まずは、聞こえてきた音をそのまま声に出せるように発音のほうへ意識を向け、音をきちんと拾えるようになったら、内容のほうへ意識をシフトしていきましょう。

 

STEP3:わからない単語の意味を調べよう!

ここで初めてテキストを開いて、わからない単語の意味を調べていきます。ただし、精読しないのがポイント。あくまで見たことのない単語だけを拾う程度に留めるようにしてください。

ちなみに、わからない単語と意味をノートに書き写していくのですが、単語と意味だけではなく、その単語が使われている一文も一緒に書いておくと効果的です。

単語単体だとなかなか覚えにくいのですが、文も一緒に書いておくことで単語がどのようなシーンで使われているのかも何となく身に付き、ふとしたときに思い出しやすくなるのでオススメですよ。

 

STEP4:いざ、シャドーイングをしよう!

ようやくシャドーイングに入ります。

シャドーイングの基本は、「聞こえてきた言葉をそのまま発話すること」。わたしもそうでしたが、慣れないうちは英語でも日本語でもない、自分でも意味不明な発話しかできませんでした。これは聞き取れていないということの証です。

どうしてもできないという場合はテキストを見ながらでも構いませんが、あまり力がつかないので、できるだけ耳だけを頼りにがんばりましょう。

わたしも最初は全く聞き取れず、絶対に無理だと思っていましたが、同じ音声を週に50回シャドーイングしつづけました。目安としては音声と同じスピードで話せるように練習してください。欲を言えば練習するうちに暗記できてきて、音声よりも速く話せるようになるのが理想的です。

週に50回と聞くと憂鬱になる方もいらっしゃるかと思いますが、これはあくまでわたしの場合ですし、そもそも「英語耳」は育つもの。そのうちに耳が慣れてくると、どんな音声を聞いても10回程度の練習で完璧にこなせるようになっていきますよ!

 

STEP5:要点を1分程度で説明しよう!

ここまでは通常のシャドーイングと大差ありませんが、最後がひと味違います。耳で聞き取れるということは内容も大方つかめているということ。そこで、今まで発話してきた音声の内容を1分程度にまとめて説明するのです。

これが意外と難しく、当然ですがスラスラと出てくる人はそういません。最初は頭の中にある音声の情報の要点を書き出し、文章を作って……というところから始めますが、これも回を重ねるうちに頭の中だけで組み立てることができるようになります。

英語耳を鍛えるためのシャドーイングですが、このステップを組み込むことで英語脳とでも言うべき「説明力」や「英作文力」はもちろん、「英語を話す力」もグッと身につくため、一度で何度もおいしい英語学習法になるのです!

 

おわりに

ひと味違うシャドーイング法、いかがでしたか。

実際、高校在学中の3年間、この方法を続けた結果、時事ネタを含めたある程度のことについては討論できるようになったので、効果的なシャドーイング法の1つとしてオススメです。

始めるまでがやや億劫ですが、ノッてくると力がどんどん付いてくるのがわかるので、楽しいですよ。みなさん、ぜひトライしてみてくださいね!