Mei
(更新)
画面を見つめたままタイピングをする「ブラインドタッチ」。
これができたら一番いいのですが、どのように慣れていけばいいのかわからないですよね。
英語の資格試験がパソコンでの実施だったり、仕事で英文メールを作成しなければいけないときに、英語でタイピングしないといけないのであれば、なおさら戸惑うかと思います。
そこで今回は、英語のタイピングをマスターする方法をご紹介します!
筆者の経験談も含め、コツをお教えしますのでぜひ参考にしてみてくださいね!
まず最初にキーボードの種類についてお話しします。
日本でパソコンを購入するのであれば、日本語と英語入力を切り替えられるボタンがついていたり、ローマ字のキーにひらがなが書かれているものがほとんどです。
設定によって変えられますが、キーに書かれているひらがなの通りに入力する「かな入力」と、ローマ字で日本語を入力する「ローマ字入力」があります。
英語入力に慣れるためには、日常的にローマ字入力を使うようにするといいでしょう。
普段かな入力をする方にとっては、最初は難しいと感じるかもしれないですが、1~2週間もすれば慣れてくるので、そこまで心配する必要はありません。
何事も習慣をつけることが大切ですから、気が付いたらローマ字入力もお手のものになっていることでしょう!
ここでは、「速さ」というよりも「ローマ字入力に慣れる」ことを重視したいので、抵抗がなくなるまで丁寧にゆっくり打ちましょう。
ちなみに筆者が初めて買ってもらったパソコンはNECのLavieというもので、最初はかな入力でタイピングしていました。中高生の頃に海外にいる友人にメッセージを送るようになったので、そこからローマ字入力に切り替えました。
大学からは日本語版キーボードのMacBookに買い替えて、現在ではシフトキーが長くて指が届きやすいという理由でアメリカ版キーボードを使用しています。
さて、ローマ字入力に慣れたら、速く入力する方法についてお教えします。
基本的には下記3つを基礎としてタイピングに挑んでいけば、スピードも徐々に速くなっていくのではないかと思います。
では、一つひとつ解説していきます!
猫背になりながら長時間タイピングをしたり、無駄に肘や手首に力が入ってしまうと、タイプミスの原因になります。
そして正しくない姿勢のまま長時間タイピングやパソコンでの作業をすると、長いこと治療が必要になる病気になってしまうこともあります。
まずは深く椅子に腰をかけ、背中を伸ばしましょう。
腕はきっちり90度でなくても大丈夫です。力を抜いて手をキーボードに置きましょう。
ここでありがちなのが、肩に力が入ってしまうことです。
肩の力も抜いて、リラックスしてタイピングに挑みましょう。
キーボード上のホームポジションと聞いて、「あー、あれか」と思う方も、初めて聞く方もいるかと思います。
キーボード上のホームポジションはズバリ、F と J のキーです。
どのパソコンにもあるものですが、F と J のキーには小さい出っぱりのようなものがついています。これは、人差し指を置くポジションの印です。
F には左手の、J には右手の人差し指をそれぞれ置きます。
両手の親指は、軽くスペースキーに置きましょう。
これでホームポジションの完成です! こうすることで、タイプミスをすることが少なくなりますよ。
これは筆者の実体験をもとにお教えしたいポイントです!
筆者はジェルネイルが大好きで、常に爪に施しています。
ただ、簡単に落とせない種類のネイルなので、放置して伸ばしてしまうことが多々あります。
その結果、爪がキーとキーの間に引っかかり、思わぬタイプミスを起こすことがあるのです。
最近では英語の資格試験などでも、パソコンをつかって行うことがありますよね。この状況を試験に置き換えてみると、時間との戦いのなかタイプミスをしてしまうと、とんでもないタイムロスになってしまいます。
こういったことからも、爪は短く切っておきましょう。
伸びた爪の先ではなく、指先で打つと速くタイピングもできるうえ、キーボードのたたき心地もいいですよ!
タイピングをするときの基礎がわかったところで、次は英語タイピングのマスターの仕方についてご紹介します。
this や that など、簡単で短い単語であればすぐに慣れると思いますが、congratulations(おめでとう)のような少し長くて、スペルも間違えそうな単語はどのように練習していけばいいのか、気になるかと思います。
これに関しては、練習を重ねていくしかないです!
筆者の場合はタイピングに慣れていなかった頃、タイピングのときだけローマ字読みして覚えるようにしました。
例えば congratulations という言葉の場合、これを「コングラトゥラティオンス」と実際に声に出しながら打つのです。
そのほかの難しくて長い単語も、ローマ字読みを声に出しながら打っていました。
最初はなかなか大変でしたが、2週間ひたすら打ち続けていたら、慣れることができました。
とても地味ですが、意外にこういうコツコツとした作業の方が速く打てる近道なのかもしれません。
仕事においても、言語学習においても、コツコツと続けることがポイントになるのはよくあること。タイピングに関しても同じです。
そこでここでは、楽しみながら継続できるように、タイピングの練習に役立つウェブサイトやゲームをご紹介します。
ここで取り上げた3つのツールは筆者も実践してみました。ゲーム感覚で、タイムトライアルがあってとても楽しめましたよ!
ぜひみなさんも試してみてください!
カラオケの音程バーのように、一文字打つごとに画面に表示されている文字が青からグレーになります。打ち間違えや、打ち忘れがあると次の文字に進めないので、タイプミス防止の練習にもなります。
また、タイムリミットのインジケーターもあり、画面を見ながら打たないといけないので、ブラインドタッチの練習にも役立ちます。
こちらは、「ビジネス」「旅行」「レストラン」など、シーン別にジャンルが選べる仕様になっています。自分の好きな内容でタイピングの練習ができるのでおすすめです。
ひとつ目にご紹介したサイトと似ていますが、こちらのサイトはタイプミスをすると音で知らせてくれます。とてもわかりやすいですよ!
最後にご紹介するタイピング練習サイトは、とてもシンプルなページで、画面の中央に文字が大きく表示されるため、タイピングするときにとても見やすいです。
筆者が実践した練習方法や、練習サイトをご紹介しましたが、いかがでしたか?
これを読んでくださっている方のなかには、「こうした方が効率よく練習できるよ!」という独自のやり方があるかもしれません。
ぜひご自身に合う練習方法を見つけて、タイピングをマスターしましょう。
筆者もまだ練習中なので、一緒にがんばりましょう!