オンライン英会話で伸びる人の三原則と伸びない人がしているたった1つのこと

オンライン英会話で伸びる人の三原則

英語が話せるようになりたい、英語が日常的に使える機会が欲しい、
仕事帰りにわざわざ学校まで行くのはキツイ、
できればリーズナブルなほうがいい。

こういう方にとってオンライン英会話はやはり最適なのだと思います。
事実じわじわとオンライン英会話を使って英語力を上げてきている人が
周りに増えてきている感触があります。

そして何より、オンライン英会話、という言葉自体が認知され始め、
英語のレッスンと言うと「オフライン?オンライン?」
という質問まで目にするようになりました。

とは言え、まだまだオンライン英会話レッスンを始めるには勇気が足りない、
もう少し様子を見よう、と二の足を踏んでいる方も多いとは思います。

そして同時にレッスンを始めてみたものの、本当に正しく使えているのか、
自分の受講方法は正しいのかわからない、という方も多いかと思います。

今回の記事は、僕自身のオンライン英会話ユーザーとしての経験と、
現在参加&コーディネイトをさせて頂いてる
オンライン英会話のモニター参加者の方とのセッションを通し、
近くで多くの方を見てきた経験からお伝えできる
「オンライン英会話で伸びる人、伸びない人」
というテーマでお送りします。

(本記事は「オンライン英会話活用セミナー」でご好評いただいた講演内容を
記事にまとめていただいたものです)

オンライン英会話で伸びる人、伸びない人について

僕自身、英語を4年前に始めて、
真っ先にしたことはネイティブの講師を探そう、
でもってレッスンを受けよう、ということでした。

文法も発音もなんにもやってない状態で、一番初めにしたのが
「インターネットで誰か英語講師いないかな?」
と探すことでした。

ずいぶん無謀なことするなあと思いますが、
当時の僕は勉強のノウハウもすべきことも全くわかっていなかったので、
一番初めに思いついたことは

「ネイティブと話せばなんとかなるんじゃないか」

という幻想に近い想像だったんです。

で、カナダ人の講師をインターネットで見つけて、
コンタクトを取り待ち合わせて会ったのですが、
もうとにかく一言目から何を言ってるのかさっぱりわからない。

何度も聞き返してわかったのは

"How was your day?"

だったんです。
「今日どうだった?」

この質問ですら何度も聞き返し、
そして聞き返しても「君の日がどうだった?ってなんだ?」
と頭がパニック。

ヘラヘラしながら

「オー、グッドグッドー」

みたいなことを答えたのを覚えています。

その後1時間のレッスンをしてもらったのですが、
なにせ何て言ってるのかわからない、
何て言ってるのかわからない、って言い方がわからない、
何て言ってるのかわからないって言い方がわからない、って言い方がわからない。

もうどうにもこうにもならずにレッスンは終了。

その時感じたのが、
「こりゃだめだわ」
ということ。

レッスン受けるどうこう以前にもう少し準備がいるな、
と判断したんです。

そこから独学で文法や発音、単語などを学び始めたのですが、
学んだら学んだでやはりアウトプットはしたくなるもの。

そこで始めたのがオンライン英会話レッスンだったのです。

ですので、僕は期間的にはほぼ4年間、オンライン英会話レッスンを利用しています。
始めは英語を使う機会なんて日常にはなく、オンライン英会話のレッスン内しか
英語を使う機会はないという期間もありました。

4年経って、なんのストレスもなくレッスンを受けられるようになるまで、
大変な思いもたくさんしました。

レッスン開始前になってビビり、
今日は気分が乗らないなと直前でキャンセルしてしまったり、
あまりの緊張で晩御飯が食べられなくなったり。

みなさんもある程度経験されていることとお察し申し上げます…(笑)

さて、そんな自身の経験も踏まえて早速いきましょう。

「オンライン英会話で伸びる人、伸びない人」

オンライン英会話で伸びる人、伸びない人のセミナーの様子

端的に、ズバリ申し上げます。
伸びない人の特徴は一つです。

「フリートークをしっぱなし」

これは英語の能力、語学の才能、そういう次元の話ではなく、
オンラインレッスンの有効活用、という意味では最も効果の少ない受講方法

もう会話はストレスなくこなせる、どんな話題でも困らず会話できる、
というレベルの人なら話は別です。

実践をしながら伸びる人というのは確固たるベースがあって、
数え切れない実践をこなしてきた人だけです。

試合をしながら成長できるのは立派に試合がこなせる素地のある選手なのです。

オンライン英会話を使ってこれから英語力を伸ばそう、
英語での会話をしながら力をつけよう、という人が最もすべきでないことが
「フリートークをしっぱなし」なんです。

これ度胸はつくんです。嫌という程つきます。
間違えようが伝わってなかろうが、とにかく英語を発する。
これとっても大事なマインドセットなんですが、そこに修正と是正がない限り、
「自分のブロークン英語を気にしない度胸」だけを得て終わってしまう危険性があります。
この方法で何年続けても、上達はさほど期待できないんです。

では逆に伸びる人はどんな特徴があるのでしょうか?
3つの特徴、3つの力があります。

この3つです。

1、わからないことを聞き返せる力

英語でわからないことを聞き返せる力

一つ目の、わからないことを聞き返せる力、はレッスンの中では特に大事です。
対面での会話だからこそ聞き取れないこと、わからないことがどんどん流れていってしまいます。
聞き返さない限り、相手は分かっているものだと思ってどんどん先に行ってしまう。

聞き返すのも悪いし、何度も何度も申し訳ないし、と思ってしまう気持ち痛いほどわかります。
ただ、わからないことを聞き流すとどうなるかと言うと、

・わからないことが永遠に解決しない
・その場で聞く、という記憶定着最大のチャンスを逸している
・聞き流す癖がついてしまう

会話で出てくるわからないこと、
というのは今の自分のレベルを如実に表しているんです。
知らないこと、聞き取れないこと、理解できないこと、
それら全て今の自分ができないこと。
それが目の前に出てきた時にその場で確認できない、
またはしようとしないということは多くのチャンスを逃し、
また多くの危険性もはらんでいるんです。

「話の流れ」という、会話を理解するのに最大の手助けである
文脈の中から出てきたわからないこと。
それが、その流れのままに解決できてしまえば、
こんなに記憶に定着する瞬間はないんです。

例えば

昨日雨が突然降ってきた。
外出先だったので《 》を持っておらずびしょ濡れになった。

こんな会話があったとします。
この《 》の中に入るものって容易に想像がつきませんか?

そうです、普通に考えて傘、ですよね。

会話の中でわからないことが出てくる感覚は、単語だとこういう感じなんです。

その時はしっかり聞き返すことが大事なんです。

レッスンの中で聞き返す際に使うフレーズはある程度限られています。

1、なんて言ったの?
"What did you say?"

2、もう一回言ってくれませんか?
"Could you say that again?"

3、それ、どういう意味ですか?
"What do you mean by that?"

4、聞き取れなかったところにwhatを入れる聞き返し方。
さっきの傘がなくてびしょ濡れ、という文章なら。

話し手が
"Since I was out, I didn’t have an 《umbrella》." "So I got wet."

という文章、傘の部分が聞き取れなければ
"You didn’t have what?"

でいいんです。
「え、なにを持ってなかったって?」
という日本語の感覚に近いので、聞き返しやすいと思います。

この基本の4パターンさえあればレッスン内での
聞き取れなかったところはほぼ聞き返すことができます。

レッスンは気後れすることなく聞き返していい場なんです。
さすがに普段の会話でなにからなにまで聞き返してたら気まずくなりますが、
オンライン英会話のレッスンは1on1で誰に見栄を張るでもなく
思う存分わからないことをわからないと言える場所
なんです。

こんな機会もなかなかないと思います。
ぜひ聞き返す力をつけましょう。

英語で聞き返す力をつけましょう

聞き返す力は、次に聞こえるようになる力

聞き返す力は、次に聞こえるようになる力でもあります。

聞き流すというやり方では、次もわからないまま。
想像で理解するにも限界があります。
英語の理解度はずっとあがらず成長も感じられないはずなんです、
そのやり方では。

しっかり聞き返し、その場で解決することを目標にしてみましょう。

2、継続できる力

英会話を継続できる力

継続できる力、は何事においても大事なのですが、
特に語学においてはやはりとても大切な力。

楽器では1日サボると半年戻る、なんて言われ方をされ脅されるんですが(笑)
そこまではいかなくとも、やはり英語を学び始めたばかりの時、
成長が始まった時の何もしないブランクはできれば避けたいものです。

継続できる力、というのは裏返せば上手にサボる力とも言えるのだと思います。

レッスンに関して言うとどうしてもスケジュールの関係で受けられなくなったり、
体調が悪く、気分が乗らない時もあるはずです。
もちろん、僕にも何度となくありました。

僕はそういう時できるだけキャンセルしてしまわずに、
コールを待って一言直接言ってからレッスンをキャンセルするようにしています。

"Sorry, something important came up all of a sudden."
"Let me cancel this lesson."

ごめんなさい、大事な用事が急にできちゃって。
キャンセルさせてください。

この一言を言うだけでも、何もしないよりはいい。
変な罪悪感に苛まれないし、少しだけど英語は使えたわけで。

続ける力は、すなわち上手に自分と向き合い休める力でもあります。
やる気がどんどん先に行ってしまうと、
時に脅迫観念に名前を変えてあなたを苦しめることもあるんです。

瞬間最大風速ではなく、長く吹き続ける自分を後押しする風

であって欲しいと思います。

3、レッスン外での学べる力

レッスン外でも英語を学べる力

レッスンの中だけで英語の学びが完結するわけではありません。

例えば野球を始めた子供にとって

テレビで見て憧れ

ルールの本でルールを知り

道具を揃えてキャッチボールをし

地元のチームに入って練習を始め

練習試合に出れて

公式戦に出る

いろんな段階があると思います。
英語を始めたばかりの人にとってのオンライン英会話レッスンは、
道具を揃えてキャッチボールを始めた段階あたりです。

ルールはルールで覚えていかないといけないことも当然あります。
また、練習の質を上げていくことも、
その中でできなかったことをできるようにしていくことも、
同じくとっても大事なこと。

キャッチボールが目的ではないはずです。
オンライン英会話レッスンも同じで、
英語という言葉を操り、受け止めコミュニケーションをしていくためには
実践的にどんどん使う機会と、それに対し準備をしたり後で復習したり、
または知識として増やしたりというように
レッスンの外でいかに学ぶか、も必要な要素なのです。

文法的な知識、覚えた英単語、読んだ英文記事、などなど
日々のインプットをアウトプットする機会としてのレッスンだからこそ
レッスン外でのインプットの占める比重はとても大きいんです。

もちろんレッスンの中だけで伸びる部分もありますが、
それ以外での学びを行うことでより効果的に、効率的に
アウトプットの質を高めることができるんです。

インプットの機会を持つことが大事です。

腰を据えて、わからないことと向き合う時間が大事です。

この3つの力

がある人は効率よく、レッスンでの学びを最大限に
効果的に利用できる人なんです。

この3つのうち、まだ自分にはどれか足りないな、と思われたら
ぜひこれを機に少し気にして見てもいいかもしれません。

オンライン英会話レッスンに関しての
質問ベスト3

オンライン英会話レッスンに関する質問ベスト3

では、最後によく僕自身が聞かれる3つの質問にお答えして、
今回の記事は終わりにしたいと思います。

1、モチベーションアップの仕方でなにかヒントはありますか?

これはやはり成長を実感すること、に勝るものはありません。
伸びもしないことをやっていて楽しい人なんていないはずです。
伸びるから楽しい、楽しいからやる。
このサイクルに早く突入するためには、
いかに成長を実感できる工夫がなされているか、
なのだと思います。

録音してみることは始めはストレスになるけれど、
慣れてきたら自分をどこまでも客観視できる最大のメリットがあります。
そして言いたいことがどんどん言えるようになっている実感も得やすい。

レッスン内で言えなかったことは日本語でもいいのでメモをするようにしましょう。
言えなかったこと、は自分のスピーキングの限界です。
逆に言うとそこがわかったというのはなによりの財産なわけです。
そこを言えるようにすれば、そこはもう解決なのですから。

そして何より、それが最も成長を実感できる瞬間でもあります。
言いたいことが言える、こんなに楽しいことはありません。

2、インターネット接続の悪いときの対処法

もちろん回線の状況のみではなく、各々のパソコンの状態や、
ソフト上の問題など様々なことが絡んで、
つながりが悪くなるというのは不可抗力的に起こり得ます。

まずは一度切って掛け直す。
それでダメならスマートフォンでも試してみましょう。

スマートフォンでつながれば、
画面は見れないけれど会話に集中できる環境が生まれます。

外でもできるので、僕はレンタルビデオショップで借りる映画選びを、
一緒に講師の方に付き合ってもらいながらレッスンしたこともあります。

スマートフォンでもつながらなければ、
回線のせいで継続できなくなったレッスンに関してはしっかり保証もあるので、
振替のレッスンで取り返すこともできます。

また緊急時に備えてフレーズを抑えておくことも大事です。
いくつかフレーズをご紹介しておきます。

【回線が悪いとき】

“We’re having a bad connection right now.”
今回線が悪いね。

“The connection seems bad.”
接続、なんか悪そうだね。

【トラブル中によく使うフレーズ】

“Are you there?”
いますか?

“Should I call you again?”
もう一回かけたほうがいい?

“OK, Let’s hang up just in case.
Then I call you in a minute.”

念のため切りましょうか。
そのあとすぐかけますね。

【どうしていいかわからない時】

“I have no idea what to do.”
何をしていいのかわかりません。

“I have no idea what’s going on.”
何が起こっているのかわかりません。

この辺りのフレーズがスッと言えればトラブル時にも
しっかり対応はできると思います。

やはり必要なフレーズは押さえておき、
とっさの時に言えるようにしておくのは大事なことです。

3、ずっと同じ講師がいいのか、違う講師がいいのか?

最後の質問もよく受ける質問です。
答えとしては、それぞれのメリットデメリットを理解しましょう。

同じ講師の方とレッスンをし続けるのにはメリットとデメリットがあります。

などです。

また、違う講師の方とレッスンを続けるのにもメリット、デメリットはあります。

それぞれに良い点、悪い点があります。
僕はその双方の良い点だけを活かせるように、
半分は固定の講師の方とレッスンを行い、
アーティクルディスカッションやスピーキングテストなどを行うようにしています。
こうすることで、時間を最大限に使いながら日々成長が感じやすいもの、
そして予習復習のしやすく、レッスン外での学びにもつながるものを選んでいるのです。
この際大事なのは、自分の間違いなどに妥協しないでほしいというリマインドをかけることです。
こうすることで、マイナス面を限りなく緩和できます。

"Don’t go easy on my mistakes."
間違いに手加減しないで。

僕は顔なじみの講師の方には思い出したらこう言うようにしています。

また、その半分はまったく違う講師の方を選び、
自己紹介から派生するフリートークを楽しんでいます。
純粋に楽しく、ある程度慣れた範疇の会話もあったりして、
スピーキングに慣れ始めるにはもってこいです。
この際大事なのは常に言えなかったことをメモしておくこと。
言えないこと、なんて山のようにでてきます。
出てこなくなったらそれは同じことばかり話している証拠。

思い切って快適なゾーンを飛び出してみましょう。
言えない表現にぶち当たったらそれは挑戦している証拠です。

書き留めて、解決して、どんどん成長を実感していきましょう。

オンライン英会話レッスンが受けられるのは、
今の時代を生きる僕たちの
最大の恩恵の一つなのだと思います。

英語を話す機会がこんなにも身近にある。
「駅前留学」という言葉が流行った時代もありましたが、
今はさらに近くなって「自宅留学」と言っていいところまで来たわけです。

80歳を超えたオンライン英会話ユーザーの方とお話ししたことがあります。
40年以上趣味で英語をやっているけれど、
こんな時代が来るなんて想像もしていなかった、
とおっしゃっていました。
嬉しそうに笑っていた姿が目に焼き付いています。

もっと前からあったら、
もっともっと早く英語を話す喜びを感じられてたかもしれない、
そうおっしゃっていました。

胸の熱くなるような瞬間でした。

言葉を学ぶ人の目は美しい。
それはいくつになっても、遠くを見つめているからなのだと思います。
言葉の向こう、成長した自分、そして今は知らない未来の世界を。

遠くから帰り来る光を受けて、その目はまぶしく輝いています。
ワクワクとドキドキをいつも胸に秘めて。

オンライン英会話レッスン、上手に、そして効果的に使って、
確かな英語力を身につけていきましょう。

こんなにもいい機会があるんですから、
もう誰にも言い訳はできない時代です。
こんなにも楽しめる時代なんです。

英語は、みなさんが思っているより早い速度で
身近になってきている。

僕はそんな風に感じています。
もしまだあなたが迷っているなら、
今が始めてみるチャンスかもしれません。

今日のポイントをしっかり押さえてぜひ頑張ってみてください。