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レベル別で学習できるラダーシリーズ! 効果的な勉強方法もご紹介

レベル別で学習できるラダーシリーズ! 効果的な勉強方法もご紹介

洋書の読書に挑戦したいと思っている人や、洋書を読んでリーディング力を付けたいと考えている人は多いでしょう。いざ本を選ぶときは、自分のレベルに合ったものを選ぶのが大前提ですが、これが案外難しいのです。

「英語初心者なので、まずは子ども向けの本から始めてみよう」と思いきや、大人の世界では使わないような単語が多くて、逆に手こずってしまうなんてこともあるもの。

そこで、今回は、英語のリーディングがはかどる洋書シリーズ「ラダーシリーズ」についてご紹介します!

さまざまなジャンルの本が、レベル別に明確に分けられて提供されているので、迷うことなく自分のレベルに最適な本を選ぶことができます。ぜひ参考にしてみてくださいね!
 

ラダーシリーズとは?

スマートフォンとイヤホン

英語のリーディング力を上達させるには「多読」が一番とよく聞きますよね。

洋書のリーディングを最初からスムーズにできるか心配だという人たちのために作られたのが、「ラダーシリーズ」と呼ばれる洋書シリーズです。

「ラダー」とは英語で ladder(ハシゴ) のこと。ハシゴを一段ずつ登って行くイメージで英語の上達を目指します。

数ある洋書のなかから、あえてラダーシリーズを選ぶ主なメリットは次の5つです。
 

明快なレベル分け

ラダーシリーズが支持されている一番の理由は、使用されている語彙の数がレベル分けされていて、レベルに合わせて読むべき本を選びやすいからです。

レベルは5段階に分かれています。選ぶときに便利なだけでなく、あとで自分がどれくらい上達したかを知るのにも便利ですね。
 

    レベル1: 中学校で学習する単語 約1000語
    レベル2: レベル1の単語+使用頻度の高い単語 約300語
    レベル3: レベル1の単語+使用頻度の高い単語 約600語
    レベル4: レベル1の単語+使用頻度の高い単語 約1000語
    レベル5: 語彙制限なし

 

ストーリーは原文そのものではなく、学習者向けに理解しやすく書き直されています

そのため比較的かんたんな言い回しとなっており、あまり馴染みのないフレーズで悩まなくてすみますね!
 

巻末にワードリスト

ラダーシリーズでは繰り返したくさん読む「多読」がすすめられています。その際のポイントとして挙げられているのが次の3つです。

  • 速く
  • 訳さず英語のまま
  • なるべく辞書を使わずに

「なるべく辞書を使わずに」とありますが、繰り返し出て来る言葉やストーリーのカギとなるキーワードなど、ちゃんと確認しておきたい言葉もありますよね。固有名詞なら、なおさらです。

ラダーシリーズは巻末にワードリストが付いています。辞書も携帯電話も取り出すことなく、気になった言葉をその場で調べられるのは便利ですよね。
 

豊富なジャンル

レベル的に最適な本が見つかっても、内容に興味が持てない本に取り組むのは苦痛です。

ラダーシリーズがカバーしているジャンルは幅広いので、きっと読んでみたいと思える本を見つけられると思いますよ!

児童文学、海外文学、日本文学、冒険、ミステリー、SF、伝記、ノンフィクションなど、たくさんのなかから選ぶのは難しいと思ったら、ラダーシリーズのウェブサイトには、売上ランキングトップ30のリストもあるので、参考にするのも良いでしょう。
 

洋書なのにコンパクト! 音声あり教材

大きくて重いハードカバー。

軽いけれど、文庫本や新書サイズに比べてまだまだ大きなペーパーバック。

かさ張る本は移動に負担ですよね。

ラダーシリーズなら、ペーパーバックよりさらに一回り小さくてコンパクトです。新書より若干大きい程度のサイズなので、持ち歩きやすくなっています。

一部の本ではオーディオブックや音声聞き放題も提供されています。スピーカーのマークがついているのが目印です。音声があると、リスニングやスピーキング、ディクテーションなど様々な英語学習に活用できます。
 

洋書に比べて手にしやすい価格帯

和書に比べ、洋書一般的には高額です。

「それならば図書館で借りよう」と思っても、洋書は蔵書数も種類も少ないという実情があります。

多読しようにも何冊も買うのは負担が大きい訳ですが、ラダーシリーズの価格は千円前後なので一般的な洋書よりもだいぶコストが抑えられます。
 

ラダーシリーズの活用方法

本を読んでいる男性
ラダーシリーズのメリットが分かったところで、次は具体的な活用方法をご案内します。
 

速く読んで多読。試験対策にも

王道の活用法は、ラダーシリーズがアドバイスしているように「1. 速く、2. 訳さず英語そのまま、3. なるべく辞書を使わず」の実践です。

例えば、試験では決まった時間内に出題文を読んで内容を把握しなければなりません。まさに上記3点が求められるわけです。

より多くの本に挑戦して、たくさんの英語表現を浴びるような読み方をしてみましょう。

目指すは表現の一字一句にとらわれず、全体的な内容を掴むことです。
 

じっくり読んで語彙力を蓄える

洋書を多読する一方で、あえてじっくり文章を読み英語の語彙力を付けるというやり方もあります。

まず、知らない単語が出てきたら片っ端から調べてみましょう。普段、単語を覚えるのに苦労しているとしても、文脈のなかで使われ方が分かると記憶に定着しやすくなります。

「分からない言葉を都度調べなくても全体を把握できるスキル」は便利で役立ちますが、知っている言葉が多いことは純粋にためになります。

英語のリーディングは、それぞれの目的に合わせていろいろな取り組み方ができるということです。
 

まとめ

今回は、洋書リーディングの手始めに最適なラダーシリーズをご紹介しました。せっかくリーディングしてみたいと思ったのなら、ちゃんと読み続けられる本を見つけるのは大事ですよね。

洋書選びは情報も少ないですし、リーディングレベルも考慮しなければならないので難しいのですが、ラダーシリーズのメリットを知ったら、そのハードルはほとんど無くなると言っても良いでしょう。

また、オーディオツールは、リスニングやスピーキングスキルのトレーニングにも最適のツールなのでぜひフル活用してみてください!