私はこうして覚えた。英単語学習でやった3つのこと。

こんにちは。
ロスで英会話学校を運営しているセニサック陽子です。

私はこれまで、30年以上にわたって多くの日本人駐在員やその家族に英語を教えてきました。

その間、多くの生徒さんから聞かれてきた質問があります。

「どうしたら英語が喋れるようになりますか?」
「効果的な英語の勉強方法ってありますか?」

しかし、100人いれば100人異なった英語の勉強のやり方があり、この方法が一番だと言えるものはありません。

勉強を継続し英語をマスターするためには、「自分に合ったベストな勉強法」を見つけ出すのが最初の大事なステップ。

私自身もイギリスに滞在していた大学時代、英語を習得するためにたくさんの試行錯誤を繰り返しました。

今回は、多くの人が苦手意識を持っている英単語学習について、私が実際にしてきた方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
 

1.身の回りのものを英語で言えますか?

私はイギリス滞在中、いかに単語力がないのかを思い知らされました。

文法の力はあるのに、伝えたいことを表す「単語」がわからないために、ホームステイ先でも学校でも、言いたいことがうまく言えずに悔しい思いを何度も味わいました。

単語力はそれなりにあったのかもしれませんが、上手くそれを使いこなすことが出来ていませんでした。

そこで私が試みた方法は、身の回りで目につく物全てを英語で言えるかどうか、そこから始めました。

まずは、身近な物から一つ一つ声に出しながらのスタート。

そして知らない単語は、用意したノートに書き出し夜寝る前に全て調べ、ペンの色を変えて「新しい単語」と分るようにしておきました。

スーパー、学校、ドラッグストアーなど、とにかく出先でも常に意識して単語を覚えるようにしました。

このように「日常良く目にする物=身近な単語」は、会話でも良く出てきますので、少なくても聞けば分るようになります。
 

イメージや体験と結びつけて覚える

私が最初に覚えた単語は、スーパーで売っていた「洗剤」。

洗剤?英語でなんと言うんだろう?と売り場に行ってみると、"detergent" と書かれていました。そこで「洗濯用の洗剤は?」と気になり探してみると、「粉洗剤=powdered detergent」と表記されていました。

一人で納得して嬉しくなったのを今でも覚えています。そして「液体状洗剤= liquid detergent」 まで一緒に覚えることができました。

大切なことは、知らない単語、忘れてしまった単語をそのままスルーしてしまうのではなく、すぐに調べる習慣をつけること。

そのままにしておくと、10年後に同じ単語でつまずきます。英会話では予想しないような内容、それに伴う単語がたくさんでてきますので、上記の身近な単語の覚え方はとても効果があります。

また最近では、Google などで覚えにくい単語を入力し画像検索すると、その単語を表す写真やイラストがたくさん出てくるので、イメージと一緒に覚えるのがオススメです。

日本語で意味を理解するのではなく、イメージで意味を理解する方法ですが、これがもの凄く効果があるんです。ぜひ試してみてください。

 

2.ボキャブラリーを広げるためには?

一つの新しい単語を学んだら、その意味だけではなく、その単語が持つ他の意味や派生語、対義語、同意語、関連語を同時に調べる。

これがとても面白く多くの発見があるのです。

例えば、"tight" と言う単語を聞くと、最初に思いつく意味は「きつい」「体にピッタリした」だと思いますが、実は他にも「きつい」「カッコいい」「ケチな」 など、20個以上の意味があるのを知っていましたか?

私は単語を辞書で調べる際、マイナーなものも含めて全ての意味に目を通し、その中で知らなかった意味や文例、同意語などもノートに書き出すようにしていました。

そしてその後、その単語を使って自分でセンテンスを作るのです。簡単なセンテンスで構いませんので、以下のように読むとすぐにそれぞれの意味が分かるようにしておきましょう。

【例】
He is tight.
「彼はケチです。」
That car is tight.
「あの車カッコいい。」
My schedule is tight.
「予定が詰まっている。」

また "make up (with)" 「仲直りをする」であれば、「じゃあ別れるは?」とすぐに調べ、「make up (with) ⇔ break up = divorce」のように関連付けをして覚えるようにしていました。

さらに "make up" は他にも、「化粧をする」、「不足の埋め合わせをする」「追試験を受ける」などなど多くの意味をもっています。

"tight" と同じように、自分でセンテンスを作成してみましょう。そうすることで表現の幅が一気に広がるだけでなく、英語の面白さを実感することもできます。
 

3.単語の意味を予測してみる

最後に、私がトライしたもう一つの方法を紹介します。

まず週刊誌のような薄い雑誌を用意します。

そしてその中から興味のある内容の記事を抜粋し、辞書なしで読む練習をする、というものです。

わからない単語に出会う度に一つ一つ調べていると、途中で内容が分らなくなってしまいますので、とにかく最初のパラグラフ、あるいは短いストーリーで区切って最後まで読むようにしましょう。

分からない単語を飛ばして読んでも、何となく記事の全体像は掴めるはずです。

そして読んでいるとき、意味不明な単語にはアンダーラインを引いておくのが私のやり方。そして記事を一通り読み終えた後、アンダーラインを引いた単語は「文面の流れから何となくこんな意味かな?」と予測をしてから調べるようにするのです。

そうするとほとんどの場合、想像した意味と実際の意味が同じであることが多いです。

この方法は一つずつ調べていくよりも効率的にも良かったように思いました。また徐々に雑誌から普通の小説や趣味の本など、興味のある書籍を読むようになり、そこからも多くの単語を学ぶことができました。

これは地道で時間がかかる方法ですが、間違いなく確かな単語力が身につくので、ぜひ試して欲しいと思います。

 

おわりに

いかがでしたか?

日常から「あれは英語でなんて言うんだろう?」というアンテナを張る。

そして知らない単語は書き出して、自分でセンテンスを作り、その単語が持つ意味も全て読んでみる。

そして同意語や反意語なども同時に調べて単語力の幅を広める。

英単語学習に近道はありませんが、だからと言って、自分に合ってない勉強法を繰り返していては、いつまでたっても身につきません。

今回ご紹介した私の英単語学習法を参考にしながら、あなたにぴったりな方法を見つけていただければ嬉しいです。

Good luck!