英単語帳『DUO 3.0』を使った最強の学習法!!

英単語帳DUO 3.0を使った最強の学習法!!

英語キュレーターのセレンさんに、英語に関する悩みを解決してもらう企画、第6回目です!

今回の質問は、セレンさん以上の適任者はいないと言っても過言ではないでしょう。『DUO 3.0』を使わずにはいられなくなる、”目からウロコ”情報満載です!
それでは早速今回の質問をご紹介します。

Q:英単語帳『DUO 3.0』を薦められ購入したのですが何から始めていいかわかりません。もう社会人なので単語を丸覚えするのではなく、使えるようになりたいと思っています。
セレンさんご自身の経験や行ってきたことなども含めご教示いただけないでしょうか?

A:『DUO 3.0』と言えば英単語帳のベストセラーとして受験生から大人の英語学習者の方にまでよく知られた単語帳だと思います。
そして、僕が英語を始めた3年前一番最初に手にした単語帳でもあり、それ以来ずっと続けている単語帳でもあります。

試行錯誤を経て辿り着いた効果的な使い方とともに、楽しみ方などもシェアできればと思います。

『DUO 3.0』の優れた点を理解しよう

1300回読み込んだセレンさんの『DUO 3.0』

1300回読み込んだセレンさんのDUO 3.0

まずは、『DUO 3.0』を使い始めるにあたって、よい点を理解しておきましょう。
信頼できるものなんだな、と腑に落ちた上で始めるだけでも継続力が変わってきます。

『DUO 3.0』の優れた点は主にこの3つ。

1、560個の例文の中に重要単語1572個、熟語997個がまとまっている。
2、丸暗記になってしまわないようにストーリーやキャラクターなどが工夫され使われている。
3、解説や付加情報が豊富で掘り下げようと思えば深く理解でき、何周やっても発見がある。

それぞれについて解説していきます。

1、560個の例文の中に重要単語1572個、熟語997個がまとまっている

3.0までにバージョンを重ねるごとにブラッシュアップされ560個の例文の中に"これでもか"、と単語と熟語が含まれています。

それぞれの文章の中でしっかり必然性のある単語が盛り込まれているという点と、熟語までが含まれている点が特に優れた点ではないかと思います。

単語は単語、熟語は熟語、と別れている単語帳が多い中、これはかなり異質でかつ『DUO 3.0』のアドバンテージでもあります。
僕自身日常的に英語を使うようになってから、「これ『DUO 3.0』にあったな」、「あ、これも出てたな」という経験を何度も何度もしてきた背景にはこの単語が幅広く含まれているだけでなく、熟語も含まれている点も多分に関係していると思います。

2、丸暗記になってしまわないようにストーリーやキャラクターなどが工夫され使われている。

『3.0』というからには『DUO』と『DUO 2.0』が過去にあったのです。
『DUO 2.0』は僕も以前古本屋さんで見つけ持っていますが、『DUO』のファーストバージョンを見た事がある人、持っている人はなかなかいないのではないでしょうか?

ちなみに、これが幻(?)の『DUO(1.0)』です。

以前僕がセミナーを行ったときに参加者の1人が書棚で眠っていたこのファーストバージョンを持ってきてくれました。

このファーストバージョン、そして『2.0』の時点でもまだキャラクターが出てきていないんですね。
『3.0』ではおなじみのボブやニック、リサやジェニファーは彼、彼女で代用されてるんです。

どうしてキャラクター名を使うようになったか、理由は明白で印象に残りやすくなるので単語がイメージしやすく、記憶に定着しやすくなるんですね。

例えばボブ。

彼は『DUO 3.0』の中では結構散々な扱いなんですね(笑)
なぜか周りに軽蔑されたり(参照例文186)、絵画を逆さまに枠にはめ(参照例文479)、トレーナーを後ろ前に着たり(参照例文506)
まあ後はジェニファーに散々な扱いを受けたりと、なんとも悲惨な扱いを受けているボブ。
ボブには可哀想ですが、どういう人か非常に想像しやすいので単語が実感やイマジネーションを伴って記憶に残るんですね。

ちなみに、全ての例文の最後の文章は

というボブの言葉で締めくくられます。
この辺は少し愛を感じますね(笑)

3、解説や付加情報が豊富で掘り下げようと思えば深く理解でき、何周やっても発見がある。

英語と日本語を1対1の対にして覚えても、それは英語の意味を理解したことにはなりません。
僕自身も受験勉強で経験したフラッシュカードに単語を書き、その裏に日本語の意味を書く、というやり方はその英単語の意味に近い日本語を関連づけているだけの話で、それは英単語を習得したことにはならないですし、それではまったく使えるようにならないんですね。

それを避けるため、単語の日本語訳が載っているだけの本が多い中、『DUO 3.0』は解説やニュアンス、関連語やコラムなど意味の理解を深める為の情報が豊富に載っています。

ただこの部分は読み飛ばしても進めるようになっているので、いきなり覚えようとしなくて大丈夫です。

何周もしながら自然に目をやり、覚えていくというイメージでいいと思います。

以上、これが『DUO』の他と違った良い部分です。

ボキャビルを始めるにあたって知っておくべきこと

単語力を増強する、単語を覚えることをボキャビル(ボキャブラリー・ビルディングの略)と言ったりします。

僕が知る限り、英語の習得の過程で最も挫折する人が多い学習の一つがこのボキャビルなんです。
暗記しないといけない、あれもこれも知らないといけない、何ケ月で終わらせないといけない、などなど、沢山の「しないといけない」があるように思われ、want to がいつしかhave to になり苦痛になって止めてしまう人が多いんです。

ただ、そうならない為に知っておいてほしい事が一つあります。
それは

「単語を知っていると便利だよ、
だからボキャビルってやるんだよ。」

ということなんです。

やらないといけない、ことはないんです。
暗記しないといけない、ことはないんです。

もし、あなたが単語に不自由してさえいなければ。

必要な単語数ってどのくらいですか?とよく聞かれるのですが、答えは

「人によって違う」、これ以外に答えようがないんです。

「わたしは朝ご飯、どのくらい食べればいいですか?」

という質問と同じなんですね、要は。
つまり、もしみなさんが今の英語使用の範囲で単語力で困ったことがない、ということであれば全くやる必要はないんです。

ただ、多くの人はそうではないと思います。

言われた言葉がわからない、出てきた単語の意味を知らない、どんどん読みたいのに沢山知らない単語が出てきてしまい理解度が下がり、調べるにも時間がかかりすぎる。

そんな経験をした事はないでしょうか?
そして、あーもっと単語知ってたらなあ、もっと知りたいなあ、と強く思ったことはないでしょうか?

それこそが、大事な点なんです。
その気持ちを持たずにボキャビルを始めてしまうと何のためにやっているのか、
本来の目的を見失ってしまい、最終的に途中で投げ出したり諦めてしまったりするんですね。

僕も多くの『DUO』を使っている人に出会ってきましたが、
自信を持って使い倒しました、という人にはこれまであまり出会ってきませんでした。
むしろ圧倒的に、いやになって止めた、という人が多い。
僕はやはりそれはもったいないと思います。
どうせなら使った時間の分だけ成長し、そして『DUO』に払った分の金額を最大限に利用してほしいと思っています。
たかだか1,000円ちょっと(復習用CDも併せて2,000円ちょっと)で英語力がグンとあがれば、しめたものです。

なので、まずは始める前に
「単語を沢山知っていたら理解度が深まり便利なんだ、だからやるんだ」
という本来の目的をしっかり意識した上で始めて欲しいと思います。

逆に今そう思えないのであれば、別に今はやらなくていいと思います。

本当に困って、あーボキャビルしなきゃな、と思える時まで待つのも作戦としてはありだと思います。

目標は「その文章が聞いてわかる、そして・・・」

まず手始めに。

『DUO 3.0』を始める方は必ず復習用CDを揃えるようにしてほしいと思います。

ずばり先に結論を言いますと

『DUO 3.0』を使う目標は

「その文章が聞いてわかる、そして同じ内容の事が英語でも言える」ようになることです。

そのためにはその文章が正しくどう発音されているか、を無視しては進めません。
必ず復習用CDを揃えてください。
基礎用というのもあるのですが、こういうわざとゆっくり話してくれている素材には一切触れなくてかまいません。

地球上でそんなにゆっくり話す人間は教材の中にしか存在しません。

「聞き取れる」というのは、ゆっくりのものがわかることではなく、当たり前の早さに慣れる事です。
むしろ復習用でもどちらかと言うとゆっくり目なので、復習用でしっかり充分理解できる、というところを目指すのがいいと思います。

その上で具体的にやるべき事に入りましょう。

1、まずはCDのみを聞いてみましょう。

本を開く前にしっかり音に耳を澄ませて何を言っているか、聞いてみましょう。
いくつわかる文章がありましたか?
ちなみに僕が始めて聞いた時、全て理解できた文章は

の二つだけでした。これは本当です。
まあ、ほぼ全滅状態ですね…。

有名な例文

ですらawful とterrificを知らず理解できませんでした。

でも、いいんですそれで。
だからこそ、やるわけなので。

2、CDを聞いたら次は読んでみましょう。

派生語などはいらないので例文560個をまずは読んでみましょう。
発音のわからないものはCDを聞いて確認したり、あとは説明のところにある「ふりがな」を参照にして読んでみましょう。
カタカナで最も近い音が振られており、Rの音は「らりるれろ」のひらがなで振られています。

読んでみると意外と、あ、これはわかる、というものがあると思います。

そして、サラッと書きましたが、CDを聞いて一度読んでみる。
この時点でもう2周してるんですね。

まずは、この時点で自分を褒めてあげてほしいんです。

聞く、読む、仕分けするの図式

3、マークを使って「仕分け」をする。

今回の質問者の方からの英語を「使える」ようになりたい、要望を叶える為、やるべき事は文章の用途を意識すること、なんです。

つまり、どういうことか。

『DUO 3.0』には明らかな書き言葉、というのは出てきませんが、明らかな話し言葉、つまり会話文が出てきます。

それはつまり会話の中で出てくる文章であって、ゼロとは言いませんがセリフでない限り読み物などに出てくることはほぼないと思います。

例えばセクション2、例文20は

という例文で、これなんかは明らかな話し言葉です。

つまり、この文章は会話で出てくることが最も多いと容易に想像がつきます。
ということは聞けて、言える、が目標になるはずです。

僕が実際にやってきたやり方なんですが、そういう文章には「SP」マークを振ってみましょう。

スピーキング用、という意味のSPマークです。

明らかな会話文にははじめから ” ” (ダブルクオーテイションマーク)が振ってありますが、
それぞれの仕事や英語の使用範囲によって何が言えればいいか、は変わってくるはずです。

僕なんかだと例文428、

という例文にもSPマークが振ってあります。

スピーキングマークを使ってみよう

これは僕がNYに旅行で行った時、道を尋ねても数人の人はめんどくさそうにして” Ask him.” と、あしらわれてしまい、少し嫌な思いをした、ということを日本に帰ってきて英語で伝えようとした時、「嫌々〜をする」という言い方が出てこなくて悔しい思いをしたから、なんです。

で、その後、おーここに良い言い方があるじゃないかと、『DUO 3.0』の中に発見し、それ以来、僕の中では次からは言えるようにしようと例文428にはSPマークが振ってある、というわけです。

こうしてSPマークを振ってあると、あまり時間がない時の学習で今日は音読をしよう、という時なんかにSPマークのついているものだけを拾って読む、という方法が取れるんです。
会話に直結した音読をしたい時なんかには非常に便利です。

この時マークを振ってなければ頭から全部やらないと「いけない」となってしまい、めんどくさく感じてしまう、ことに繋がってしまうんです。

そういうことを防ぐ為にもこの「仕分けマーク」は非常に有効です。

他のマークも紹介します

SPマークをつけたら、RDマークもつけてみましょう。

「RDマーク」
これも自分のジャッジで決めてください。

例えば僕なら例文395

リーディングマークを使ってみよう

これは明らかに話し言葉ではないはずです。
もちろん、これを会話で使う事が100%ない、というつもりはないですが、用途としては読んでわかる、というところを目指した方が効率がよいと思います。

こういう文章にはRDマーク、つまりリーディングマークを付けておきましょう。
もちろんCDも何度も聞いてほしいので、読んでわかれば聞いてもわかる、というのがベストです。
その為にこの単語がどう発音されているか、には常に注意しておきたいところです。

RDマークを付けるメリットとしては読めてわかる、というところを目標に触れる文章があることで、1文を一発で捉えて理解する力がいつの間にかついていく、ところです。

RDマークのついている文章は見ただけで意味がスッとわかる、という状態に落とし込んでさえいれば例えばTOEICのPart5のような文章を一発で意味を捉え不足している単語をすぐに補う、という力がいつのまにかついていきます。

そういう文章を明確に「仕分け」する意味でもRDマークを自分で選び、そしてそういう意識で触れていく事は非常に有効なんです。

「FREマーク」
これはfrequently から来たマークで要は「頻出」という意味です。

僕はこのマークを付ける前までは覚えられない単語の横に

「こんなの誰でも知ってるよ」

と書いていました。
そう書く事で、自分だけ知らない、ヤバい、という意識が働き覚えやすくなった経験があります。危機感を自分で意図的に煽っていたんですね。

それを簡略化したマークがこのFREマーク。

frequentlyマークを使ってみよう

色んな場面で出てくるので知らないと困るよ、というマークです。

これははじめのうちはつけられません。

なぜなら何が頻出かはそもそも色んな場面に出会ったり経験しないとジャッジできないからです。

なので、自分が経験したり、実際の会話で出てきたり、何度も目にしたりするものにこのマークを付けていくといいと思います。

このマークが増えていく、ということは自分がどんどん英語体験をしている、
という証明にもなっています。

個人的な体験をいくつか挙げると、例文69

これサラッと読めてしまう例文なんですが非常によくできていると思うんです。
ブラブラしてたら実際に人に偶然出会う事ってありますよね?(笑)
つまりこの例文セットで丸々使う事が本当によくあるんです。

でもってこのhang outという表現。
日本語で言う友達と「遊ぶ」にあたる表現ですが、
学校なんかで習わないけれど日常で使いまくる表現の一つなんですね。

この表現を知らないと最悪の場合、遊ぶを play なんて言ってしまったりして、「は?」という顔をされたり、という事が起こってしまいます。
実際に僕はこれを知るまで何度も遊ぶ、という意味で playを使っていました…

こういうよく出てくるなあ、知らないと困るなあ、すぐに使いたいなあというものにFREマークを振っておくと、自分の意識も高まり記憶に定着しやすくなります。

最後につけるマークが「OK」マークです。

これはもう完全に見ても聞いても読んでもわかる、というものです。
もうこれ以上やらなくてOKという意味でもあって、実はこれが重要なんです。
上の画像でも何度か出てきていました。

最後はOKマーク

何回やればいいのか&暗記の仕組み

よく聞かれるんですが、『DUO 3.0』は何回やればいいですか?という質問。

これは僕は決まりはないので、何度でもどうぞ、と答えています。

これは単語帳の捉え方の問題、そして単語の暗記の仕組みの理解の角度によると思っています。

僕はそもそも『DUO 3.0』を単語帳、というよりは色んな種類の最低限必要な言葉が詰まった「読み物」
として捉えています。

だから何度でも読みますし、反復練習用の素材でもあるので飽きるというような概念がそもそもありません。

歯磨きに飽きる人なんていませんよね。
それと同じで何度も読む習慣、英語との距離を詰めるための反復の機会として捉え、何度も何度もシンプルに触れるチャンスだと思ってやってきました。

そしてそれこそが『DUO 3.0』を使っていく上で最も大事な心構えだと思っています。

何度もそこを通過し、もうわかるな、充分だなと思うものにはOKマークを振ります。

そして、日々の『DUO 3.0』学習の中ではもうそこは飛ばしていきます。
そうすることで日々の負担がどんどん軽くなっていくのです。

体幹と体感、ふたつの力で英語をものにする

次から次へと新しいものに手を出していく事にはメリットとデメリットがあります。

メリットは新しいものに触れられる、ということですね。
刺激にもなりますし、活きた経験ができます。

ただ、英語を始めた初期の段階や、まだ上手く英語に馴染めないなあという段階ではデメリットの方が多いんですね。

それは反復、繰り返し、という機会を逸する、ということなんです。

慣れ、という最も上達に必要なものは同じもの、似たものを繰り返し処理することで確実になっていきます。

慣れないと何も始まらないんです、要するに、まずは。

英語というものを身体で感じることも、ニュアンスを捉える事も、英語を英語で理解し反応することも、そして自在に使い話す、という事も、英語を捉える「体幹」ができていないと感覚として「体感」できない。

この2つの「たいかん」をいつ、どこで手に入れるか、が英語力向上の最も大事な
キーファクターだと言っていいと思います。

『DUO 3.0』をやるメリット、そして今回の質問でもある
どうすれば『DUO 3.0』を使って英語を使えるようになるか、という答えがここにあります。

『DUO 3.0』を使い倒し英語の体幹を手に入れる

英語の体幹を手に入れよう

長々とここまで書いてきましたが、
もう必要な事は全てお伝えできたと思います。

聞いてみる、読んでみる、そしてマークを付けて仕分ける。

その後、どうするか、に関してはもうシンプルです。
「覚えなきゃ」という意識を一切捨てて、意味を感じながら読む、聞く、ということをシンプルに日課にしていく、だけです。

一日にどのくらいできるかは人それぞれ仕事や家庭、また学校の環境によって変わってくると思うので、まずは1日1セクション、という進み方でもいいと思います。

ボキャビル最大の敵は「覚えなきゃ」という精神的な圧力です。

これを取り除いてあげるだけで、本当に楽に進める事ができます。
そして、事実として覚えなきゃ、と思って取り組んでも別に急に記憶力があがるわけではない、ということも押さえておくといいと思います。

大事な事は自分にプレッシャーを与えることではなく、何度も何度も触れること、これに尽きます。

このあたりは以前書いた
『英単語を覚えるための3つのコツ』

でカバーしているので、まだ読んでいない人は是非読んでみてください。

かいつまんでまとめると、

文脈と感情と状況を頭に入れた上で文章ごと理解する。

ということなんです。

これをしない限り、言葉は頭に意味を伴って定着しません。
逆に言うとこれをしてあげると脳は実際にその場面を体験したのと同じくらいのインパクトを持って記憶してくれます。

そしてこの疑似体験こそが英語を体感させてくれ、英語の体幹を鍛えてくれるのです。

これをシンプルに繰り返す事でグングン力がついていくのです。

やはり本当の力というのは数回やったくらいでは身に付きません。

よくネットで見る『DUO』の勉強法で
英→日、日→英の訳が
できるのを目標にしよう、というのを目にするのですが、これはちょっとおかしな発想で、やらなくていいと思います。

英語を理解する、というのは翻訳することではありません。
絶対的に違います。

行程として英語を理解する中で日本語を介し理解を深めるプロセスには大賛成です。
なので英→日ができることは非常に効果的だと思います。

ただ、日→英は必要がないです。
これは英語が使える、という能力ではなくDuoの例文を訳す能力です。

別にそこが目標ではない以上、必要のない行程です。
英語の体幹ができ、使えるようになってくると当然ですが一つの日本語に対してもいくつも英語の表現が浮かぶようになってきます。

つまり、英語と日本語は1対1の関係ではないんです。

何度も繰り返すうちに、自然に例文の日本語を見ただけで英語が浮かぶようにはなりますが、別にそこを目標にしなくてもいいと思います。

単語力とは解像度のこと

単語がわからなくてもなんとなく言ってることがわかったりします。
飛ばして読んだり、推測して理解したり。

でも、それは視界がぼやけたあいまいな状態。

単語を知る,という事はそのぼやけた視界がどんどんクリアにはっきり
してくる、ということです。
英語というものが僕らに備わった翼だとするなら、単語力は高く飛んだ空から見下ろした時の視界の良好さ、なんですね。

高く飛べば飛ぶほどクリアな視界が必要になってきます。
ぼやけた視界では行き先も、そして降りる場所も心もとなく不安です。

それを解消してくれるものこそがクリアな視界、なのだと思います。

心の重みを取り除いて、ぜひ高みを目指して飛び立ってほしいと思います。
そして、その高い場所から見下ろすクリアな視界を手に入れてほしいと思います。
最後に僕の中のボブ、を載せておきます(笑)

ボブのイメージ

セレン