子どもと一緒にフィリピン・セブ島へ教育移住!英語の話せない子どもたちが、1年後に英語ペラペラになった話

まさか我が子が苦労なく英語を話せるようになるなんて!

日本のどこにでもいるワーキングマザーだった私が、セブ島に子どもと一緒に移住して1年半が過ぎようとしています。

セブ島への親子留学は人気になりつつありますが、子どもをセブ島の「インターナショナルスクール」に入れるという選択肢はまだまだ知られていません。

しかし、セブ島のインターナショナルスクールにはコスパよく英語を習得する環境が整っています。今回はその魅力をお伝えすべく、私がここへ来るまでのストーリーや実際に生活してみて感じることをリアルにお伝えします。

 

家族について

私は現在、8歳の娘と5歳の息子と一緒にフィリピン セブ島で暮らしています。娘は3週間の語学学校を経てインターナショナルスクールに入学。

渡航当時3歳だった息子は初めからインターナショナルスクールの幼稚園に入り、今ではアメリカ人から「アメリカンアクセントだね」と言われるくらい、上手に英語を操ります。

主人は日本で仕事をし、私はセブ島で正社員として仕事をしています。逆単身赴任のような状態ですが、3~4か月に1回は家族の時間を持つようにしています。

子供2人を連れて海外移住というと、英語を話せるんですねと言われることも少なくありませんが、渡航前の私は中学から大学まで一般的な英語教育を受けたのみ。特別な英語スキルを持っていたわけではありませんでした。

 

英語教育を始めたきっかけ

私は娘が5歳の時に英語教育を始めました。と言っても、私は日本で正社員として仕事をしていたので、平日は朝7時半には家を出て、夕方6時までは家に帰らない生活。

忙しいながらも娘に習い事をさせてあげたいなと考えていた時に出会ったのが、“英語育児”“お家英語”という言葉でした。

手法としては英語のDVDを観る、絵本を読み聞かせる、CDを聴き流す、ワークブックなどを通じて楽しみながら英語を学ぶという、生活の中に取り入れやすいものばかり。これなら私でも出来そうだな、と直感的に感じました。

また、英語育児を始めて1年後にオンライン英会話を始めたところ、娘の発音がメキメキよくなっていきました。元々、人なつっこい娘は様々な先生との出会いを楽しみにし、そんな姿を見ていつしか私は「こんな素敵な先生のいるフィリピンで英語を学ばせてあげたい」と本気で思うようになりました。

オンライン英会話の素晴らしさに気づいていた私ではありましたが、私自身は渡航する4か月前から慌てて受講を始めました。典型的な日本の英語教育を受けてきた私にとっては、読み書きよりも話すことが難しい状態だったので、今から考えると会話力を鍛える最強ツールであるオンライン英会話をもっと早くから始めておけばよかったと感じています。

 

きっかけは突然に

渡航する約半年前、私は13年間携わっていた仕事を辞めることにしました。今振り返ると、この決断が私たちの人生を大きく変えることになりります。

自由な時間を手に入れた私は、有休消化に入ってすぐに留学エージェントに相談へ行き、ずっと憧れていたセブ島への親子留学へ3週間行くことを決めました。

子どもの英語が3週間で劇的に変わることは無いにしろ、成長することは予想できました。でも、「伸びかけたところで帰ることになりそうだな。もったいないな」、そういう気持ちもどこかで感じていました。

セブから帰ったら就職活動をしようと考えていた私ですが、試しにインターネットでセブ島の求人を検索してみたところ、セブには日本人向けの仕事があることが分かりました。この時、私の気持ちは日本を離れセブで仕事をすることに定まりました。そして不思議なことに、英語が話せないのに、フィリピンに行ったことも無いのに、というネガティブな気持ちは一切感じませんでした。

娘はゆる~く家で英語に触れていただけで英語を話せるというレベルではありませんでしたし、3歳の息子に至っては「りんご」を"Apple"と言える程度の英語力でした。でも、「この子たちは必ず英語を話せるようになる」、そんな確信をこの時すでに持っていました。

 

家族の説得

心は決まったものの、突飛な行動であることは自覚していたので、まずは主人にどう説明するのか迷いに迷いました。英語教育や親子留学に理解を示してくれていた彼ですが、移住となると話は別。

なぜ今じゃなきゃダメなのか、なぜセブ島なのかを説明したところ、治安面の確認などの課題は浮上したもののおおむね了承してくれました。また、幸運にも出国前にセブ島にオフィスを置く企業から内定を頂くことができ、渡航への準備がどんどん進んで行きました。

親戚の中にはこの決断をとても心配している人もいましたが、主人の協力もあり幸いにも反対されること無く渡航をすることができました。また、渡航後も子どもの成長や頑張りを伝えた結果、心配してくれていた親戚より心から応援してもらえるようになりました。

 

なぜセブ島だったのか

理由は2つあります。

1つは、英語が話せなくても移住しやすい環境だから。そしてもう1つはコスト面でした。

 

英語が話せなくても移住できる環境

セブ島は観光地としても有名ですが、語学学校が建ちならぶ留学アイランドでもあります。というのも、フィリピンは独自の言語をもちながらも、小学校から英語で授業が行われており、英語を話すことのできる人が多いのが特徴です。また現地スタッフの人件費の安さからお手頃に留学できる渡航地として人気があります。

英語の話せない人たちが多く滞在する環境ですから現地の人たちも慣れていて、こちらのつたない英語の意をくんでくれ、意外と意思疎通ができます。またフィリピン人のフレンドリーな国民性も手伝って、英語だからと構えることなく会話を楽しむことのできる南国気質も魅力です。

私の実体験としては、セブ島のインターナショナルスクールに子どもを通わせているママで英語が堪能な方は少数派。むしろ、セブ島で自身も語学学校に通っていたお母さんが多くを占めます。

移住に際しては留学エージェントや現地の移住サポートのサービスがあるので、日本語で移住を進めることができますよ。この点は英語を話せないママやパパにとって、セブ島への移住の敷居がぐっと低くなる部分ではないでしょうか。

 

コストパフォーマンスの良さ

フィリピンのインターナショナルスクールの学費は、日本のインターナショナルスクールの学費とは比較にならないくらいお手頃

学校設備が良くなるにつれ学費は上がりますが、目安としては年間の学費が最低30万円~、最も設備が整った国際バカロレアを取得できる学校でも150万円程度で通学することが可能です。生活費についても、ガードマン付きの安全なプール付きコンドミニアムで、だいたい5~10万円程度/月の家賃で暮らすことができます。

これら2つの特徴は、欧米へのインターナショナルスクール留学とは異なり、セブ島ならではの特徴だと思います。

 

子どもの英語力の成長

娘はゆる~く2年間、家で英語に触れ、その後フィリピンへ渡航。語学学校へ3週間留学してからインターナショナルスクールへ転校したのですが、初めのころはやはり自分から積極的に英語を話すことはできませんでした

語学学校やオンライン英会話ではマンツーマンレッスンで大人が優しく教えてくれます。大変満足感はありましたが、娘の英語コミュニケーション力はインターナショナルスクールに入学してから飛躍的に伸びました。その理由は、同年代の友達の存在でした。

娘がセブ島へ移住したのは小学1年生の夏休み。ママやパパと遊ぶことも楽しいけれど、そろそろ友達と過ごす時間も増えてくるお年頃の彼女に、入学してすぐ気の合うフィリピン人の友達ができました。

娘曰く、初めの頃は先生が何を言っているのか分からない状態だったそうですが、娘の世話をよくしてくれていたこの友達の英語だけは、何を言っているのか理解ができたていたのだそう。この友達のお陰で、娘は登校2日目にして学校生活を楽しみ始めることができました。

 

英語の成長ぶりに驚く日々

子どもの順応性は高く、娘はインターナショナルスクールに入学後1~2ヶ月が経った頃、ちょっとした英語を単語ではなく、で話し始めました。4ヶ月後には日本から遊びに来てくれたおばあちゃんの通訳として、ホテルスタッフと話をするまでになりましたし、英語の本を読み始めたのもこの時期でした。

また文を書くことにも興味が出始め、スペルはまだ適当で、"name"を"nami"と書いたりするレベルでしたが、私のスマートフォンから友達に英文メールを送るようになるまでに5ヶ月とかかりませんでした。

振り返ると私はこの間、娘の英語のサポートを一切行っていません。本人が欲しがった本を買うことはありましたが、英語育児をしていた時のように私が教材を探して与えたり、英語のCDを毎日かけ流すといったようなことはしていなかったのです。

 

英語が話せるようになる目安は1年?

最初の半年は娘の英語の成長ぶりにただただ驚く毎日でした。お家英語をしていた時とはまるで違い、めきめきセンテンスで英語を話し始め、話題の幅が広がり、まさに生きた英語を学校や友達から学んでいるのだなと感じました。

そして英語を話し始めた娘は、同じコンドミニアムに住むフィリピン人と仲良くなりました。週末は泊りに行ったり来てもらったり、一緒に食事や旅行に行ったり。学校だけではなく休日も英語漬けの毎日になったのです。

渡航8ヶ月後には子ども2人が家で遊ぶときは英語で話すようになり、そして1年後には安定した日常会話力がつきました。年齢や個人差はありますが、英語を話せるようになる期間として1年程度が目安となりそうです。

 

フィリピンで暮らす大変さ

フィリピンでの生活は低コストで英語力をつけることができることはご紹介した通りですが、不自由なことももちろんあります。

 

日本語能力

家では日本語で会話をするので、1年程度なら日本語の会話力にはそこまで影響はありませんが、年数が長くなるほど英語の方が得意になる子どもが多く、日本にいる同学年の子どもが読める文章が読めない事態が発生します。

遅れが気になる場合は、日本人会が主催している日本語補習校の授業を週に1回受けたり、自宅学習をするのがいいでしょう。

 

治安

子ども連れで渡航するにあたり、一番心配な部分だと思います。私自身もおびえていた部分でしたが、この1年半で危険な目にあったことはありません。ただし、中には携帯電話を盗まれた人もいますから油断は禁物。私たちが外国人であることを自覚し、常に注意はしておきたいものです。

 

家のメンテナンス

シャワーヘッドが詰まった、水道管が壊れて水があふれてきた、コンロが熱くならなくなった、急に水道代が倍になった、ドアの鍵が壊れた…

私がこの1年半で経験した不具合の数々です。その度にオーナーに連絡したり、メンテナンスが来る時間を調整したり、と苦労は絶えません。これらについては、オーナーの対応の良さでストレス具合も変わりますので、賃貸契約前に、住む部屋だけでなく修理が必要となった時の対応方針や、誰が支払うのかなどを確認しておくと安心です。

 

それでも居心地のいいセブ生活

フィリピンは子ども好きな人が多いことから、子どもに優しい国と言われており、日本と比較すると、子連れでも気軽にレストランに入ったり、外出することができます。

日本なら子どもがいると周囲に気遣い必須な場面に出会いますが、フィリピンでは子どもらしさそのものを受け入れてもらえるので、大らかに子育てができるように感じています。これはセブで子育てをするお母さんの多くが口にすることなので、みなさんもそう感じてもらえることと思います。

また、フィリピンでの生活は子どもがのびのびと暮らせるだけでなく、ママも朗らかに生活されている方が多い印象です。子どもが学校にいる間に自身も英語のスキルを磨いたり、私のように仕事をしたり、休みの日には遠出して綺麗なビーチに出かけたり、ダイビングに挑戦したり…

日本にいる時とはまた違う楽しみを、それぞれに見つけて楽しんでいらっしゃいます。変に気負ったりしない素朴なフィリピンでの生活は、大人である私たちをもリラックスさせる効果があるのかもしれませんね。

 

まとめ

今回はセブ島のインターナショナルスクールに通う子どもの英語力の発達を、娘の実例を交えてお伝えしました。

ママが頑張らなくても、子どもが着実に英語力を伸ばせる環境がセブ島にはあります。

とはいえ、現地のスクールに通う上で、英語の基礎を親子共々作っておくに越したことはありません。ご存知の通り、英語はすぐには話せるようにならないので、少しでも教育移住に興味があるのなら、まずは地道にオンライン英会話で会話力を磨いておくことを実体験からお勧めします。

セブ島では英語を学習するだけでなく、白い砂浜の広がるビーチで自然体験を楽しむこともできます。日焼けした子どもの背中が急にたくましく見える、そんな子どもの成長がここでは待っていますよ。