Kurumi
(更新)
英語を話す練習をたくさんして流暢に話せるようになりたい! と思っている一方で、
「シャイだから、そもそも人と話すのが苦手」
「英語で会話するのは恥ずかしい」
「知らない人や外国人と話すのはとても勇気がいる」
と感じているシャイな方はきっと少なくないはずです。
そもそも話すこと自体が得意ではない人は、どのように英語を話す練習をしていけばいいのでしょうか?
シャイな人は英語を上達させるのが難しいのでしょうか?
心配は無用。シャイな人でも「練習の仕方」と「学習のプロセス」を工夫すれば、無理なく「英語を話す力」を伸ばしていくことができます。
本記事では、シャイな人が英語を流暢に話せるようになるための、オススメの学習法6つをご紹介します。
残念ながら、英語を話すようになるためには、コミュニケーションは避けて通れません。
でも、対面ほど緊張したりストレスを感じない会話の練習方法はたくさんあります。
そのうちのひとつで、もっともハードルが低く、会話練習のスタートにおすすめなのが「テキストメッセージ」での会話。
つまり、面と向かって一対一で話すのではなく、文章で会話をするということです。
みなさん、LINEなどのSNSを使って、メッセージのやり取りを普段からしていることでしょう。そのやり取りを「英語で」やるというわけです。
その際に英語でやり取りをする相手が必要となりますが、相手は「HelloTalk」というサービス(アプリ)を使って探すことができます。
このサービスは、「Language Exchange(語学交換)」をする相手を見つけることができる世界最大のプラットフォームになっており、世界中で1500万人以上の人が利用しています。
こういったサービスを利用して、「英語話者かつ日本語学習者」と知り合うことで、テキストを使った英語コミュニケーションが可能になります。
▼「HelloTalk」
・公式HP
・Android アプリ
・iOS アプリ
アプリには音声メッセージのやり取りや通話ができる学習ツールがついていますので、テキストメッセージでのやり取りに慣れてきたら「話す」練習にもチャレンジしてみましょう。
もし、HelloTalkでぴったりの相手が見つからなかった場合には、「Language Exchange」とグーグル検索して他のプラットフォームを探したり、Facebookの言語交換グループ(コミュニティ)に参加してみましょう。
例えば下記のような、Facebook上で日本語学習に興味を持つ人が集まるグループを探して、そこで投稿したりコメントしている人にDM(ダイレクトメッセージ)を送ってみるのもひとつの手です。
日本語を勉強したい人を探す以外にも、自分の趣味に関するグループに参加してみて、もし気が合いそうな人がいればメッセージを送ってみるのもいいでしょう。共通の趣味があることで、やり取りが盛り上がる可能性が高くなります。
一点、SNSを通じて個人間でやりとりをするときには、個人情報の扱いにご注意を。
テキストメッセージでの会話練習もすばらしいですが、やはり「話す」ことへの抵抗を無くしていくには、実際に声に出す練習をすることが大切です。
「わかっているけど、会話はまだハードルが高い…」と感じる方は、以下のような方法で、英語を口から出すことを始めてみてください。
日常生活で英語に接する機会は、「話す練習をする機会」と考えましょう
例えば、教材にある文章やダイアローグの会話例を音読してみる、または、映画をみているときにセリフをマネして声に出してみる、などです。
普段、わたしたちは、無意識に独り言をいっているものです。例えば、「あれ、スマホどこにやったっけ?」、「やばい、遅刻する」などです。
そういった日常の独り言を日本語から英語にしてみましょう。
英語での独り言は、多くの英語学習者が実践し効果を感じている練習法のひとつです。
無料で今スグできるスピーキングトレーニングなので、ぜひ積極的に取り入れてみてください。
自分がどういう風に英語を話しているのかを知るには、自分の話している音声を聞くのが1番。
独り言や音読練習をスマホなどで録音して聞いてみましょう。
あなたが英語を話すときのスピードやリズム、苦手な発音やアクセントを、客観的に知ることができます。
弱点やクセを自覚し矯正していくことで、自分一人だけでも会話力を伸ばしていくことができますし、なにより、自分の話す英語に自信を持てるようになることでしょう。
また、独学での発音矯正にはアプリの利用もおすすめです。
LINEやInstagram、FacebookメッセンジャーなどのSNSでは、音声でメッセージを送れる機能がついています。
もし英語ができる友達や知り合いがいれば、テキストではなくあえてボイスメッセージを送ってみましょう。
ちなみに、日本ではあまり音声メッセージがメジャーではありませんが、海外では、テキストを入力する手間が省けるので一般的に使われています。
ボイスメッセージは、実際の会話のようにその場ですぐに回答しなくてもいいので、ハードルが低く取り組みやすいです。
最初は慣れないかも知れませんが、信頼できる相手とやり取りを重ねることで慣れていきましょう。
なんとか英語を声に出すことに慣れてきたとしても、まじまじと見つめられると緊張してしまってうまく話せない、という方もいらっしゃるでしょう。
そういった場合、オンラインでのレッスン中や、語学交換相手との通話中に、カメラをオフにするのがおすすめ。
相手から自分の表情が見えないので、よりリラックスした状態で話せるはずです。
ネイティブスピーカーと話すときと、ノンネイティブスピーカーと話すとき、どちらが緊張しますか?
もし、「ノンネイティブスピーカー相手なら少しはリラックスして話せるかも?」と感じるのであれば、まずは、私たちと同じく、英語を第二言語として使っている人と話す練習を重ねてみましょう。
今では世界中の講師からレッスンを受講することができますが、あえて非英語圏の講師を選んでいる、という利用者さんは多いです。
非英語圏の講師との会話はよりリラックスできるだけでなく、同じく英語を第二言語として学習してきた経験から、悩みを共有しやすかったり、適切な学習アドバイスをしてくれたりするからです。
まずは、ノンネイティブスピーカーと話す練習を重ねて、会話に自信がついてきたら、ネイティブスピーカーとの会話にも挑戦してみましょう。
「どんな話題を振られるかわからないから不安…」
「私の英語間違ってたらどうしよう…」
英語を話すことに対する不安や恐怖が原因で、一歩踏み出せないという方には、あらかじめ会話頻出トピックの準備をしておくのがおすすめ。
特に初対面でのコミュニケーションでは、以上のようなトピックについて会話が進んでいくことが多いです。
そうしたトピックについて、自分の伝えたいことを英語でどう表現するのか下調べしたり、言いたいことをノートに書いてまとめておくだけでも、自信がつき、実際の会話での緊張を和らげることができます。
余裕があれば、自分の回答だけではなく、相手への質問も準備しておくといいでしょう。
これはシャイ云々に関わらず、全ての英語学習者について言えることですが、日常会話の中でよく使われる英語表現をなるべく知っておくと安心です。
例えば、洋画や海外ドラマを見たり、YouTubeを英語で見たり、ポッドキャストを聞くことで、生きた英語にたくさん触れることができます。使われている英語表現やフレーズ、文の組み立て方によく注意して聞くようにしましょう。
また、「生活の中で使える!」と思った表現はメモしておくのを忘れずに。会話の中でそれらの表現を意識して使うことで、その英語はあなたのものになっていきます。
初対面の人と話したり、自分の母国語以外の言語で話すときに緊張してしまうのは自然なことです。
「シャイだからなかなか会話に踏み出せない…」という人は、今回ご紹介した6つの方法を試し、英会話に対するハードルを徐々に下げていきましょう。
ただ性格に関わらず、どれくらい流暢に話せるようになるかは、どれくらい時間をかけて学習を継続できたか、にかかっています。
自分の性格やライフスタイルとうまく付き合いながら、英語学習を続けていきましょう!