Rina
(更新)
こんにちは。英語ライフスタイリストのRinaです。
今回のテーマは「英語学習用スマホアプリ」。
スマホアプリはテキストベースの学習に比べて
・重くて持ち運びが大変!
・うっかり家に忘れた!
・大きなテキストは人前で広げにくい!
というようなこともありませんから、通勤時間や待ち合わせ前のちょっとした空き時間などでも英語学習ができるとても便利なツールです!
特に、最近はアプリの質もどんどん良くなり、無料アプリでも十分情報量を確保できるようになってきました。でも同時に、多くのアプリがあるため、どれを選んだらいいか分からない、という方も多いと思います。
そこで今回は、私が実際に使ってみてオススメできるアプリや、生徒さんが上手に活用されているアプリを10個厳選し、使い方の事例や2018年の最新情報をまじえてご紹介します!ぜひ参考にしてみてくださいね!
英単語の意味、発音、スペル、使い方などをゲーム感覚で総合的に学んでいけるアプリです。
iKnow!の特徴としてはまず、様々なテーマから習いたいテーマを選択し学習することができるようになっていることです。何のために英語を学ぶのか、そしてそのためにどのような単語から学ぶべきなのかがすでにデザインされていて、効率良く学習をスタートできるのは、心強いですよね!
また、各テーマの中にさらに細かく複数の学習コースが区分されていて、コース内容説明と目安となるレベル感が提示されているのもユーザーフレンドリーです。学習の進捗状況や時間数、残りの学習量などもすべて記録され、見える化されているのもいいですね!
アプリ学習を本格的にスタートするためには購入が必要ですが、DMM英会話の有料会員であれば無料で使うことができますので、TOEICなどの試験対策ではなく、先々「英会話のスピーキング力をつけたい」という目的で英語を学んでいる方でしたら、DMM英会話とセットで取り組まれるのが結果的にはリーズナブルですし、効果的です。
ダウンロンードはこちら:
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リスニングや英会話、英単語、文の組み立て、発音など、総合的な英語学習をすることができる無料アプリ。
世界中で一番ダウンロードされているとも言われている、今大人気の英語アプリで、ゲーム感覚で英語の基礎学習ができるのが特徴です。
リスニングや文の組み立て、翻訳など多方面から出題されるクイズに答え、正解を重ねて行くことで次のレッスンが受けられるという仕様になっていて、レベル、スキルポイント、アイテムなど学習者のモチベーションをキープするための仕組みがたくさんあります。
リーディングもリスニングも解答したらその場で正否が分かるので、すぐに自分の弱点をチェックできます。「自分の発音が正しいのか分からない」という悩みをもっている学習者さんも少なくないですが、そうした部分まで無料でカバーしてくれているおすすめアプリです。
ただし、こちらのアプリはどちらかというと初心者向けなので、中・上級者さんは先にオススメしたiKnow!や次にご紹介する会話力アップ向けのアプリなどがオススメです。
ダウンロードはこちら:
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Real英会話はその名前通り、実際に会話で使う「リアルな英語」に特化し、スピーキング力をつけることを目標に作られています。こちらは有料アプリ(450円)ですが、内容はとても充実しています。ただしiOSのみ対応ということなので、その点だけは残念ですが。
【単語を覚えて→文法を覚えて→発音を覚えて】という学校でやってきたような従来の学習スタンスではなく、アプリ上では「リアルに使える日常フレーズ」を例文付きで大量に紹介。
アプリ上ですぐに「ネイティブの発音を再生」することができ、さらに、耳から聞き取ったネイティブの声を一語一句書き起こすディクテーション(スマホでタイピング入力)練習機能もあるため、聞き落としてしまった部分も丸わかりで、リスニングの弱点克服にもつながります!
また、「フレーズのリクエスト」ができるという点も面白いです。リアルタイムではないにしても実際に知りたいフレーズをリクエストし教えてもらえるので、なんだかレッスンを受けているみたいですよね。
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TOEIC® L&Rテストを運営するIIBCが提供している英語学習アプリです。
オススメポイントはとにかくシンプルなところ!!情報があれこれ多くないため集中して学べます。
TOEIC対策としてだけではなく実用的な表現が学べるため、ビジネス英語を例文で学びたいという方にもオススメです。
学習の方法は、リスニングモード(エピソードについての細かい解説を聞きながら学ぶ)とクイズモード(エピソードを聞いて問題に答える)から選べるため、TOEICテストの感覚を味わうことができる点もオススメです。
63ほどのエピソードを全て無料でダウンロードでき、それぞれに音声で細かい解説があるので、まるでTOEIC対策のレッスンを受けているよう。また、英語でのスクリプト、日本語訳、重要フレーズ一覧が同時に提供されるので、とてもシンプルに効果的に学習を進められます。
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「学習をもっとシンプルに」をコンセプトに作られたTOEIC対策専門のアプリです。
特徴は主に以下の3つです。
・様々なTOIEC教材の音声をスマホでダウンロードできる
・公式問題集や模試をアプリ内で受験でき、自動で採点してくれる
・解答に要した時間や学習時間の分析などがされるため弱点を把握できる
アプリ内での教材音声ダウンロードは有料なので、その点は吟味していく必要がありますが、実際に紙のテキストが手元になくても音声はダウンロードできるため、音声教材から試してみて、内容が気に入れば紙ベースのテキストを実際に購入し、書き込み学習などする、というのもひとつの方法です。
リスニングの速度変化やリピート機能、3秒巻き戻し機能などTOEIC学習者にとって痒いところを細かく分析し作られているのもオススメポイントです。
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少し上級者向けになりますが、「好きなこと」から英語を学ぶことをコンセプトに作られたリーディング学習アプリです。
ライフスタイル、スタートアップ、ファッション、マーケティング、トラベルなど様々なカテゴリーの中からまず自分に興味のある分野を選び、その分野に関連した世界中のニュースの記事などが読めるようになっています。
日本語訳やリスニング音声の有無、リーディングペースの目安、難易度の目安が提示されているので、記事を選ぶ際にも便利です。
また、読み進めながら意味がわからない単語があった場合には、その単語をタップすることで辞書が開くため、調べる手間が省けます。調べた単語はリストに都度アーカイブされていきますので、後からわからなかった単語だけを復習することができるのも、英語学習者にとってはありがたいですね。
さらに、リーディングのスピードを測りながら記事を読むこともでき、読み終わったあとは理解度クイズに答える仕組みがあるためTOEICのパート7を強化したいという方にはいいでしょう。
Hand Shakeという機能を利用すると、同じように英語を学習している人や、逆に日本語を学習している人とメッセージのやり取りができるようにもなりますので、一緒に学ぶ仲間作りという意味でも重宝するアプリです。
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とにかくアウトプットしようにも、単語力がないからまずは基礎を固めたいという人や、ちょっとマニアックな専門的な単語を集中的にカバーしたいという人に向いている単語習得アプリです。
mikanの公式ホームページには次のように書かれています。
mikanはアプリの性質上、SpeakingやWritingなどのアウトプット用というよりはReading, Listeningのためのインプット用です。
見て、聞いてすぐ意味がわかる(もしくはニュアンスから予想できる)ような状態にするのを極限まで効率的にしているのがmikanというアプリです。ですので、もしあなたがmikanを通してアウトプット(伝える能力)を鍛えようとしているのならば、mikanが最適なアプリケーションとは限りません。
様々なカテゴリーの中から、自分の習得したいものを選び学習を進めていきます。
単語はクイズ形式で発音され、制限時間内に意味を答える形で覚えていく仕組みで、リスニングの瞬発力も鍛えられますし、一緒に発音の練習もすることができます。ただし、発音のチェックや判定機能は付いていません。あくまでインプットに特化したデザインだからです。
アプリ内課金でPROになると、マイページで学習単語数や学習時間がグラフ化されて見えるようになったり、リスニングテストが受けられたり、my単語帳が作成できたりといった様々なメリットがあります。
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「TED」を題材にしたリスニングアプリです。
TEDは "Technology" 、"Entertainment" 、"Design" , "Business" など様々なテーマについて話される世界中で最も有名なプレゼンテーションカンファレンスです。元大統領、科学者、モデルなど、日々著名人や研究者らが自分の専門分野について「世界に伝えたいこと」をテーマにプレゼンをする場です。
このTEDICTというアプリは、「TED × DICTATION」、つまり、TEDのプレゼンテーションをディクテーション(※1)しながら学習していけるという、最強アプリです。
全てのプレゼンテーションに英語と日本語のスクリプトがすでに準備されているため、まずそちらを確認しながらプレゼンを視聴し、内容理解ができてからディクテーションをするという学習の進め方もできます。常に学習題材が増えて行く点も嬉しいですね!
プレゼンの全ての文章を一文ずつ英語と日本語で確認できるScript、動画付きで一文ずつリピート再生ができるRepeat Player、プレゼンに出てくる全ての単語がリストされていて一気に学習できるWordsが主な機能。
ディクテーションの難易度にもレベル分けがあり、ノーヒントで聞こえた英語をすべてゼロから書き起こす方法と、使われている英語があらかじめ選択肢で表示され、それらを並び替える方法とのふたつから選ぶことができるのもありがたいです!是非ご自身のレベルに合わせて使い分けてみてください。
TEDICT LITEは無料版で音声のスピード調整機能などは付いていませんが、基本的なディクテーション学習機能はほぼTEDICTと同じなので、最初はLITEで試してみて、さらに便利に学びたいという人は有料版を購入するのがいいかもしれません。
こう言ったプレゼンの中から興味のある分野を選び、生きた英語プレゼンを聞いてみることはとても良い刺激になり、リスニング力強化という面だけでなく、英語を学ぶモチベーションを今一度思い出させてくれるという面でもオススメです。
ダウンロードはこちら:
App Store(TEDICT)・App Store(TEDICT LITE)
※iOSのみ対応しています。
※1…ディクテーションは「聞いた音をそのまま文字に書き起こしていく」という英語学習方法のひとつです。英単語や文法の理解はもちろんのこと、「徹底的に音を拾う力」を強化するためのトレーニングですので、自分の弱点がすぐに浮き彫りになります。
英語学習者さんであれば一度は観たことがあるのではないかと思いますが、人気YouTuber「バイリンガール英会話」のChikaさんが作ったアプリです。
ご自身のこれまでの旅の経験をもとに海外旅行に特化した英会話と、知っておくと便利な旅先でのちょっとしたTIPSなどがシェアされています。
彼女の動画は、日本人にとって「ここがイマイチ分からない」というかゆいところまで、ネイティブ感覚で細かく説明してくれているものが多く、それが人気の理由だと思います。
「英語を上手に話せるように」、というよりは「旅を楽しんで欲しい」そして「たくさん旅に出て英語で会話する経験を増やして欲しい」という思いから作られたフレーズアプリということなので、どのようなフレーズが学べるか、要チェックですね!
ダウンロードはこちら:
App Store
いかがでしたか?
今回は、英語が話せるようになるためにマストで入れておきたい、「2018年英語学習必須アプリ」というテーマでお送りしました!
やはり英語のスキルをあげるために絶対に必要なことは、「続けること」です。でもそれがなかなか難しい…。
だからこそ、「あなたにとって英語学習を少しでもワクワクしながら続けられそう」を基準にアプリ(その他の教材も)を選んでみて欲しいと思います。そう、自分基準こそが飽きないための秘訣です。
アプリを味方につけて、あなたのペースで「ワクワクできる英語ライフ」を作っていってください!そのために今日の記事が何かひとつでも参考になれば嬉しいです!