2015年はIoT元年!いま注目のガジェットまとめ5選

皆さん「IoT」(アイオーティー)という言葉、聞いたことありますか?

僕はつい数カ月前までまったく知りませんでした。そもそも「IoT」が「アイオーティー」なのか、「エルオーティー」なのか、それとも泣いてる顔文字「ToT」の打ち間違えなのかすら、わかっていなかったほどです。

ところが、実は今年2015年は「IoT元年」とされ、ガジェットが大好き・早い物好きな人だけに限らず、日常生活の中にまで「IoT」が溢れはじめる年となるようです。今、あらゆる業界で「IoT」が非常に注目を集めています。

そこで今回は「IoTって何なの?」という方に向けて、IoTに関する説明も交えながら、これから世間を席巻すると言われている注目のIoTガジェットたちと、それらガジェットの商品説明に出てきた「使える英語のフレーズ」を紹介していきます。

IoTって何だろう?

IoTは"Internet of Things"の略です。
日本語では「モノのインターネット」と言いますが、なんのことかすごくわかりにくいですよね。

ものすごく簡単に説明すると「あらゆるモノがインターネット(ネットワーク)に繋がって、インターネットを通じて情報を収集したり、管理できるようになる」ということです。

一昔前はインターネットに繋がるものはパソコンだけでした。それが今では、テレビはもちろん、iPhoneなどのスマートフォンが登場して、インターネットはもっと身近なものになりました。

今後はIoTという考え方により、他の家電製品などもどんどんインターネットに繋がって、より便利になっていくでしょう。例えば、今年発売されるApple WatchもIoTの1つですね。

いま注目のIoTガジェット5選

2014年には、IoTという考え方を基にした画期的な商品のアイデアがたくさん生まれました。そして、それらのアイデアはクラウドファンディングというオンラインベースで出資者を募るサービスを経て、商品化への道を探っています。

今回は、より多くの注目を集めた5つのプロダクトを紹介します。

1. あらゆる端末をまとめて制御するリモコン NEEO


NEEO – The Thinking Remote by NEEO Inc. — Kickstarter

みなさん、家の中にリモコンはいくつありますか?

テレビ、DVD・ブルーレイプレイヤー、エアコン、照明などなど、テーブルの上が大変なことになりますよね。それらをシンプルにまとめてくれるのがNEEOです。

NEEOは"The Brain"と言われる円盤形のデバイスがベースとなり、360度全方向に存在する機器をコントロールします。その"The Brain"をコントロールする専用端末が"The Remote"で、カラーディスプレイを用いて操作することができます。なお、専用端末の"The Remote"ではなく、"NEEO App"と呼ばれるiPhone・Android向けアプリを利用すれば、スマートフォンからの操作も可能です。

これにより、"The Remote"や専用アプリだけで、テレビのチャンネルを変えたり、音楽を流したり、はたまたお風呂を沸かしたり、照明を点けたり消したりすることができるようになります。リモコンだらけだったテーブルまわりも一気にスッキリしますね。

英語Tips

家電製品の説明書きに「この製品はiPhone 6 Plusに対応しています」といった「〜に対応している」「〜で使える」との言い回しをよく見かけますが、NEEOの説明文にもこんなフレーズがありました。

つまり、もし上記の「この製品はiPhone 6 Plusに対応しています」を英語にすると"This product is compatible with iPhone 6 Plus"となるわけです。海外で家電製品を買いたいときなどに覚えておくと便利なフレーズですね。

2. 眠りに革命をもたらす!?Sense


Sense: Know More. Sleep Better. by Hello — Kickstarter

睡眠は人生の1/3をも占める、人生にとって非常に大切な活動の1つです。
だからこそ、最適な静けさ・温度・湿度・明るさで質の良い睡眠を取りたいものですよね。

Senseは睡眠中の部屋の温度や騒音、さらにはアレルギーのもとになる微粒子の浮遊状況などを監視し、より良い眠りを得られる最適な環境作りのためにどうすればいいかを教えてくれます。

さらに、眠りのサイクルを把握し、眠りが浅いタイミングで起こしてくれる目覚まし機能もあるんです。深い眠りの時よりもスッキリ目が覚めるんですね。

英語Tips

商品紹介動画の冒頭で眠りについてこんな風に言っています。

この"a third"というのは「1/3」のことです。

英語は日本語と違って分数を前から読みます。例えば「1/2」は"One half"ですし、「2/3」は"Two Thirds"、さらに「3/5」は"Three Fifths"です。

ポイントは分母の表現です。"Third"とか"Fifth"といった「〜番目の」という言い回しになるのと、分子が1よりも大きい時には最後に"s"が付いて複数形になります。

3. 音が生活を便利に変える Listnr


Listnr: Your Listening Assistant by Rie Ehara — Kickstarter

Listnr(リスナー)は以前に「資金もツテもない中でNYスタートアップへ単独取材!江原理恵の『飛び込む力』とは?」でも紹介した江原理恵さんのプロダクトです。

マイクを搭載したデバイスで、インターネットと接続されています。設置場所の近くで生じた音を解析して、その音に応じた指示を遠隔地のスマートフォンや、その他のデバイスへ送ることができる仕組みです。

例えば、手が塞がっている時に足で地面を叩く音で、すでに布団に入っている時などには手を叩いたり指を鳴らしたりする音で、照明のON/OFFなどを操作することができます。他にも、別の部屋で寝かしていた赤ちゃんが泣いたり、バブバブしゃべり出した時に、その声に合わせたお知らせをiPhoneなどのデバイスに通知することも可能です。

今後、インターネットとつながるデバイスや電化製品がどんどん増えていくなかで、リモコンすら使わずに音や声だけでコントロールすることができるようになるというわけです。

英語Tips

商品の紹介動画を見てみると、「指を鳴らす」「手を叩く」といった英語表現が出てきます。
まず「指を鳴らす」は、こんなふうに表現されていました。

また「手を叩く」は"Clap"という表現が使われていました。例えば「観客は演技の後で拍手をした」を英語にすると"The audience clapped their hands after the performance"となるわけですね。

4. スマートフォンで野菜の栽培管理 Niwa


Niwa: The world’s first smartphone-controlled growing system by Niwa — Kickstarter

Niwaこそ「IoT」が生み出した製品の1つと言えます。

Niwaはリビングで野菜を育てることができる栽培キットで、さまざまな付属センサーで気温や湿度、さらには栽培用の照明のサイクル、水分などを把握することができます。そして、それらの情報はインターネットを通してスマートフォンでも管理できるんです。

そのため、外出先からも気温や湿度などの環境を変えたり、栽培キットの付属カメラを通して、リアルタイムで様子を把握することができます。

英語Tips

Niwaが管理できるものの中に「気温」「湿度」がありますが、
それぞれ英語では"Temperature"、"Humidity"です。

日常会話の中では、気温が高い時に"It’s hot today"と言ったり、湿度が高い時に"It’s very humid today"なんて言ったりします。

では、日本の夏みたいに「今日は暑くて湿度が高いね」と伝えたいときにはどのように表現すれば良いでしょう? "It’s hot and really humid today"でももちろん良いですが、一言で表す方法があります。

これだけで「暑くて湿度が高い=蒸し暑い」を表現することができるのです。

5. 愛猫家は絶対欲しくなる Bistro


Bistro: A Smart Feeder Recognizes Your Cats Face | Indiegogo

家で猫を飼っている人にとって家族が誰もいない昼間、猫がちゃんとご飯を食べているか、水を飲んでいるか、気になりますよね。そんな愛猫家なら絶対欲しくなるのがBistroです。

カメラ内蔵の自動エサやり機で、上で紹介したNiwaのように猫の様子を外出先から見ることができます。また、猫がどのくらい餌を食べているのか、水を飲んでいるのかを計測することも可能です。さらには猫の体重を計り、食べ過ぎの場合には餌の量の調整までしてくれるのです。

仮に複数の猫を飼っていたとしても、内臓カメラの顔認識プログラムで識別し、1匹ずつ個別に管理することもできてしまいます。

英語Tips

Bistroの紹介文の中にこんなフレーズがあります。

「食欲」は英語で"appetite"と言うんですね。
なお、「食欲がない」とか「食欲がある」は英語でこんな言い方をします。

ちなみに、レストランのコースで前菜のことをアペタイザーと言ったりしますが、これはアメリカ英語で"appetiser"、イギリス英語で"appetizer"と書きます。食欲の"appetite"から来た言葉で、「食欲を促すもの」という意味があります。

英語で時代の最先端の情報を得よう

今回は主にクラウドファンディングサービス「Kickstarter」の中から時代の最先端を行く、いま注目のガジェットを5つ紹介しました。

Kickstarterはガジェット以外にも、さまざまな国から多種多様なプロジェクトが持ち込まれ、英語によるプレゼンテーションによって投資を募っています。インターネットの世界では英語が共通語となりつつあるのです。時代の最先端を掴むには英語を学ぶことが非常に大切になってきます。

きっと「こういうサイトの英語を読むのって大変でしょ」と思う人もいるでしょう。でも、自分が興味ある分野だと、思った以上に英語は読めるものです。

僕自身、興味がない話題だと読んでいてチンプンカンプンなプロジェクトがよくありますが、大好きなガジェット系の話は辞書をあまり使わなくても読めたりします。興味がある分野だと、新しい英単語が出てきても覚えるのがすごく早いですよ。

ぜひ、みなさんも興味があるジャンルの情報を英語で収集してみてください!
日本語よりもいち早く色々な情報をキャッチできて、英語の勉強にもなるので一石二鳥ですよ。