masa osada
(更新)
皆さん「自撮り」ってやったことありますか?
ここ最近、海外で爆発的に流行って日本でも「自撮り」という言葉をよく目にしたり、耳にしたりする機会がドンドン増えてきていますよね。自撮りをするための「自撮り棒」なんてものまで販売されているほどです。
そんな自撮り。英語では、self(自分自身)に -ie を付けた selfie(セルフィー)と言います。今もっとも新しい英単語で、もっとも世界中で急速に使われるようになった言葉の1つです。
今回は「そんな Selfie という言葉を英語の会話でどうやって使うのか」とともに、海外で話題の自撮りアプリで、シンガーソングライターのあのジャスティン・ビーバーが出資した「Shots」を紹介します。
「自撮り」という言葉が10年前になかったように、Selfie という言葉も10年前にはありませんでした。ところがここ数年、アメリカで selfie が爆発的な人気に。一般の人たちはもちろん、アメリカの有名俳優・女優やタレント、歌手なども自分たちの selfie を撮ってソーシャルメディアにアップするようになりました。
昨年のアカデミー賞で撮られた有名ハリウッド俳優たちの selfie が330万回リツイートされて、世界記録を樹立したというニュースで見た方もいらっしゃると思います。
If only Bradley's arm was longer. Best photo ever. #oscars pic.twitter.com/C9U5NOtGap
— Ellen DeGeneres (@TheEllenShow) March 3, 2014
それ以外にレディー・ガガも自撮りをしてTwitterにアップしています。普段テレビで見る化粧バッチリの感じではなく、素の状態が見られるのは自撮りの面白いところです。
Lady Gaga posted this flawless selfie and she talked about writing new music! pic.twitter.com/VTm6vhqu2r
— Junior (@JuniorMonstter) January 15, 2015
またトム・ハンクスも自撮りをしてTwitterにアップしています。
.@AppStore #HanxWriter pic.twitter.com/u5HL4bYgy2
— Tom Hanks (@tomhanks) August 14, 2014
他にも Selfie celebrity と検索すると、世界各国の著名人の自撮りがたくさん出てきます。ローマ法王やオバマ氏なども出てくるから驚きです。
さらに「Selfie」と言うタイトルの曲まであり、YouTubeで2億8600万回以上再生されています。
そんな自撮りブームがきっかけで Selfie は2013年に、日本の広辞苑に当たるオックスフォード英語辞典に英単語(名詞)として正式に登録されました。
Oxford Learner's Dictionaryではこのように説明されています。
つまり「自分で撮った写真で、特にスマートフォンやウェブカメラで撮ってFacebookやTwitterなどソーシャルメディアにアップされたもの」ということですね。
では、Selfie という単語は英語でどんなふうに使われているのでしょう。
簡単な例だと
といったように使うことができます。
他にも海外旅行に行って仲良くなった現地の人と一緒に自撮りをしたいときは
という風に言えばバッチリです。
最後の shall we? は今回のケースの場合「ね?」とか「いいでしょ?」というニュアンスがあって、より自然な英語の雰囲気が出ます。
「チーズ!」の代わりに英語では Smile! と言ったりするのですが、もし変顔で撮りたいときは Funny face! Ready?(変顔で!準備は良い?)と言ってみましょう。
自撮りブームになってから、たくさんの自撮りアプリがリリースされています。
その中で今回は「Shots」というアプリを紹介します。
シンガーソングライターで有名なジャスティン・ビーバー氏が出資したことで話題になったアプリ。ただの自撮りアプリではなく「自撮りSNSアプリ」です。
自撮りを「Shots」にアップして「Shots」で繋がっている友だちに見せられるのはもちろんですが、「Shots」を通して海外のセレブたち、例えばジャスティン・ビーバーと繋がって彼の自撮りを見たりすることもできるのが楽しいところです。
面白いのが、フォロワーは投稿された自撮りにコメントする代わりに自撮りを載せることができる点です。誰かの変顔に、こちらも変顔で返して、それにまた変顔が返ってきて……言葉のコミュニケーションではなく、自撮りコミュニケーションができちゃいます。
ちなみに、アプリは無料でiOS・Androidに対応しています。ただ、日本語化はされていません。でも、それをネガティブに取るのではなくて、「英語を学ぶ良い機会」、「外国人の友だちを作るチャンス!」と捉えたら、モチベーションアップにも繋がりますよ。
自撮りで遊ぶのはもちろん、海外の有名人と「Shots」を通して繋がってみたり、英語のアプリを使うことで英語の勉強をしてみたりしてください!
なかなか1人で自撮りすることって日本人にはないかもしれないですが、外国人と自撮りをやると盛り上がって一気に距離が縮まり、仲良くなれそうですね。
しかも、撮った写真を共有するために、FacebookやTwitterなどのSNSアカウントやメールアドレスも教え合えるので、そのあとの連絡も取りやすくなります。自撮りは外国人の友だちを作る絶好のチャンスです。
今回紹介した Selfie という英単語を上手に使って、外国人の友だち作りに役立ててください!