あのセリフを英語でいうとどうなる?「スラムダンク」の名言集10選

2022年の冬にはとあるアニメ映画が公開されます。

それはなんの映画でしょうか?

ヒントは3つ。

1つ目は、海外でも有名な90年代の代表作であることです。

2つ目は、これは「DMM英会話ブログ」なので、英語版のある漫画をご紹介するということです。

そして3つ目は、海沿いの街で、ボールとカゴを使ったスポーツを通して青春が描かれている漫画です!

正解は、「映画『THE FIRST SLAM DUNK』」です!

今回の映画化を記念して、スラムダンクマニアな筆者が、作品内で登場した多くの名言のなかから10個選出しました! それらが英語でどのように言い換えられているのかをご紹介します!

せっかくなので、DMM英会話のレッスン内で話題にしてみてはいかがでしょうか?

「スラムダンク」の簡単なあらすじ

多くの方に愛されている有名な作品ですが、スラムダンクをあまり知らないという人もいるでしょう。そんな人のために、まずはあらすじをご紹介します!

桜木花道は、中学校3年間で50人もの女子生徒にふられ続けた名物男。湘北高校へ入学したが、50人目の女子生徒に「私、バスケット部の小田君が好きなの」と言われたショックが尾を引いて、“バスケット”という言葉に異常に反応し、立ち直れない状態にあった。そんなある日のこと、廊下で1人の美少女から声をかけられる。「バスケットはお好きですか?」その女生徒・晴子がモロに自分の好みであったため、すっかり参ってしまった花道は、何のためらいもなく「大好きです!!」と答えてしまう。

いつか憧れの晴子と一緒に登下校する日を夢見て、花道はバスケットのトレーニングをはじめたのだが、晴子にはバスケ部のルーキー・流川楓という片思いの相手がいたのだ。傷心の花道は、再びバスケットという言葉を憎悪するハメに…。

千葉テレビ公式ページ「アニメ『スラムダンク』」より

「中学校」「バスケットボール」というキーワードだけでも「青春」のイメージが湧きますね。しかし作品内で登場する名言は、思春期の人のみに響くものばかりではありません。大人の心にも強く刺さるものが多く、「がんばろう!」と思えるものばかりです。

ちなみに、スラムダンクは英語、中国語、スペイン語、韓国語で訳されており、アニメに至っては中国、韓国だけでなく、タガログ語(フィリピンの言語)に訳されるほど人気です。

英語版の漫画も、中学や高校で習うような単語を並べていて、ゆっくり読んだら少しずつ理解できると思うので、挑戦してみるといいですよ!

「スラムダンク」10の名言

それぞれの名言がどのシーンで使われたものなのかも、少し説明を加えながらご紹介していきます。それでは早速見てみましょう!

「ドリブルこそチビの生きる道なんだよ!!」(宮城リョータ)

これは、アニメ版では登場していませんが、漫画版(原作)のなかで描かれた試合・山王戦でのセリフでした。

このセリフを言ったのは宮城リョータ(通称・リョーちん)。身長168cmの小柄でなにかと短気ではあるものの、バスケに賭ける思いは人一倍強いキャラクターです。

そんなリョーちんがこのセリフを言ったのは、対戦相手・山王工業高校の背の高いディフェンス2人に挟まれたとき、身をかがめ、低い姿勢でくぐり抜けたシーンでした。

身長168cmのリョーちんだからこそできたトリックだと思います!

さて、そんなリョーちんの名言は英語ではどのように訳されているのでしょうか?

Dribbling is a short guy’s biggest weapon on the court!!
「ドリブルこそチビの生きる道なんだよ!!」

【使われている単語】

  • biggest weapon|最大の武器
  • court|(バスケなどの)コート

「体が覚えてらっ、何百万本もうってきたシュートだ」(流川楓)

このシーンは、インターハイ・豊玉戦で、試合相手の選手に片目にエルボーを食らわされてしまった流川楓(通称・流川)が試合中に放ったセリフです。

片目で参戦し続けるものの、味方のパスを取れなくなったりと、試合をするにはよくない状態になってしまいます。そんななかで、今まで積み重ねてきた、研ぎ澄まされた感覚だけでシュートを入れるのです。

そして見事にシュートが入り、このセリフを残します。さすがスーパールーキーという名前をもつ流川!

そんな流川のこの名言はどのように英語で訳されているのか見てみましょう!

My body remembers this shot - I've made millions of them.
「体が覚えてらっ、何百万本もうってきたシュートだ」

【使われている単語】

  • I've(I have の略)|今まで〜してきた
  • shot|シュート

「『負けたことがある』というのが いつか大きな財産になる」(堂本監督)

これは湘北 vs 山王戦のシーンで、王者とも呼ばれていた山王工業高校が湘北に敗れたときに、山王の堂本監督が選手たちにかけた言葉です。

「王者」と呼ばれていただけに、彼らには確固たるプライドがあったでしょう。落ち込む選手たちにかけた堂本監督のセリフは、英語でなんと訳されているのでしょうか?

Having 'lost before' will be a great asset someday.
「『負けたことがある』というのがいつか大きな財産になる」

【使われている単語】

  • lost(lose の過去形)|負けた
  • asset|財産

「晴子……お前が見つけてきた変な男は 湘北に必要な男になったぞ……」(赤木剛憲)

これも山王戦でのシーンです。前半戦では湘北が相手チームの山王工業高校に負けかけていたのですが、そこから桜木花道(通称・桜木)が流れを湘北に有利になるように変えていきます。

そんな桜木を見て、キャプテンの赤木剛憲(通称・赤木、ゴリ)。バスケを始めたばかりの桜木を思い返して、このセリフを妹で物語のヒロインの赤木晴子(通称・晴子ちゃん)に向かって心のなかでつぶやくのです。

バスケのボールの持ち方さえも知らなかった桜木が、ここまで成長して、試合の流れを変えられるまでになったのですから、感慨深いですよね!

Haruko…. This strange man that you found... is now someone that Shohoku can't afford to be without…
「晴子……お前が見つけてきた変な男は、湘北に必要な男になったぞ……」

【使われている単語】

  • strange|変な、奇妙な
  • can’t afford|余裕がない、〜するわけにはいかない

「気楽でいいじゃないですか これで多分誰もウチが勝つとは思ってないですよ 終わったときにわかるでしょう これが正しいか正しくないか。正しくなかったと思い知らせてあげましょう」(安西先生)

少し長いセリフですが、まずはシーンから解説します。

これも山王戦につながるシーンで、湘北が対戦する相手が強豪校の山王工業高校と決まったときに、よその高校から「現実を見ろ」と見下されます。

それに対して苛立ちを見せる湘北の選手たち。そこで安西先生が選手たちにこの言葉をかけたのです!

「勝てるとは思ってないけど、とにかく今できることをしてギャフンと言わせよう!」と言っているようにも受け取れるこのシーン。最高ですね、安西先生。

Let’s just take it easy. Now no one probably thinks that we’re going to win. But we'll know when it's over. Let’s show them if this match was right or wrong.
「気楽でいいじゃないですか。これで多分誰もウチが勝つとは思ってないですよ。終わった時にわかるでしょう。これが正しいか正しくないか正しくなかったと思い知らせてあげましょう」

【使われている単語】

  • take it easy|気楽にいこう
  • probably|おそらく
  • match|試合

「山王が日本一のチームなら… 蹴ちらすまでだ」(流川楓)

スラムダンクの流川楓のフィギュア

またこちらも、今まで話してきた山王戦でのシーンです。

ファンクラブができるほどモテる流川楓(通称・流川)が、山王のエース・沢北と1対1で戦うシーンがあります。沢北のディフェンスを抜けて、流川はダンクでゴールを決めるのです!

そんな流川がゴールを決めたあとに、沢北の目を見て言ったセリフがこちら。

If Sanno is the best team in Japan... I'm going to kick their asses.
「山王が日本一のチームなら… 蹴ちらすまでだ」

「リバウンドを制するものは試合を制す!!」(赤木剛憲)

このセリフは、スラムダンクファンの間では有名でしょう。

物語の主人公・桜木が湘北にバスケ部に入部して日が経ち、神奈川県では強豪校と言われている陵南高校との試合が間近に迫ってきたある日のこと。キャプテンの赤木にシュートの仕方を教わり始めるのですが、それがリバウンド*という技です。

*主にシュートで外れてしまったボールを取る行為を指します。

しかし、自称・天才である桜木は、誰かがシュートをミスしたボールなんて取りたくありません。「天才ならどうにかなると思ってな...」と言い、このセリフを続けます。そして、桜木のやる気に一気にエンジンがかかるのです。

The player that controls the rebound controls the game!!
「リバウンドを制するものは試合を制す!!」

【使われている単語】

  • control|コントロールする、制する
  • rebound|リバウンド

「天才と99%の才能と1%の…努力」(桜木花道)

またまた天才・桜木の登場! これは、陵南高校との試合のときに桜木が言ったセリフです。

試合中に、陵南高校の福田選手に向かってこのセリフを言っている間に桜木は持っていたボールを奪われてしまいます…。

なんとも桜木らしいエピソードですよね。

そんな桜木が言ったセリフは英語ではこのように訳されています。

Genius is 99% talent and 1% of… hard work.
「天才とは99%の才能と1%の…努力」

【使われている単語】

  • genius|天才
  • talent|才能
  • hard work|努力

「骨が折れてもいい…歩けなくなったっていい…!! やっとつかんだチャンスなんだ…!!」(赤木剛憲)

このセリフは海南戦のシーンで赤木キャプテンが放ったものです。

試合中に捻挫をしてしまったけれど、それでも足をテーピングだけして試合に出続けたいという赤木キャプテン。

彼は今まで頑張ってチームを引っ張り上げてきて、その年はすごいスキルを持った選手が集まりました。ようやく決勝リーグまで進めてきたのに、ここで挫折をしてしまっては、今まで頑張ってきたものが無駄になってしまいます。そんな状況を思い、赤木キャプテンの口からこのような言葉が出たのです。

これを聞いた桜木は、さらに気持ちがたかぶって、試合に臨むようになりました。

さすがキャプテン。どんなことがあってもチームのことを一番に考えているあたりが、まさにキャプテンの鏡ですね!

I don't care if my bones are broken... I don't care if I can't walk...!! This is a chance that I fought so hard to get…!!
「骨が折れてもいい…歩けなくなったっていい…!! やっとつかんだチャンスなんだ…!!」

【使われている単語】

  • bones|骨
  • broken|折れた、壊れた
  • fought(fight の過去形)|戦った
  • fought so hard to get|〜〜を手に入れるために一生懸命頑張った

「あきらめたらそこで試合終了だよ」(安西先生)

激しいバスケの試合での戦い

最後にご紹介するのは、スラムダンクファンであっても、そうでなくても、一度は聞いたことのあるセリフ。これは湘北高校バスケ部の監督である安西先生の言葉です。

このセリフは、スラムダンクのシリーズのなかでは2回出てきます。

1回目は、安西先生が中学時代の三井寿(通称・ミッチー、三っちゃん)の試合を見ていたとき、そして2回目は、先ほどから何回も出てきた山王戦で桜木が諦めかけたときに、いずれも安西先生がかけた言葉です。

これは、バスケだけでなく、いろいろなことにおいても、聞いたらまた頑張ろうという気持ちになれるセリフですね! さすが安西先生。

そんな名監督・安西先生のセリフは、英語ではこのように訳されています。

If you give up, that’s the end of the game.
「あきらめたらそこで試合終了だよ」

【使われている単語】

  • give up|諦める

自分だけの名言を見つけてみよう!

いかがでしたか?

「スラムダンク」のなかでは、今回ご紹介したもの以外にも、「あ、いいな」と思える名言がたくさんあります。

スラムダンクファンのみなさん、そして読んだことのないみなさんも、ぜひこの作品を読んでみて、ご自身がいいと思う名言を探してみてはいかがでしょうか?