Mizuho
(更新)
2022年3月5日から7日の間、DMM英会話ではウクライナへの救援募金を実施しました。
ご参加いただいたみなさん、誠にありがとうございました。
このときから約3週間経ちましたが、情勢は良くなるどころか、毎日悲しいニュースを耳にします。
これまで、どんなことが起き、世界各国はどのような対策を取っているのでしょうか。
支援の輪はどんどん広まり、みなさんおなじみの「ふるさと納税」でも、ウクライナの人々をサポートできる方法があるようですよ!
今回はいろいろなウクライナへの支援方法のカタチをご紹介しつつ、DMM英会話のオリジナル教材デイリーニュースを元に、ウクライナ情勢を時系列で追っていきます。
日々の情勢の変化を振り返る前に、まずはウクライナへの支援方法をいくつかご紹介します。
ふるさと納税をしている方は多いのではないでしょうか?
ふるさと納税では、都道府県や市区町村などそれぞれの自治体による使い道を考慮したうえで、応援したい自治体に「寄附」をします。
全国自治体の1つ、東京都の三鷹市は、2022年3月10日(木)から3月31日(木)までの間、「ふるさと納税」を活用した緊急募金を受け付けることを発表しました。
「ふるさと納税」なら、控除上限金額を超えなければ、自己負担となるのは2000円のみ。
このシステムを活用してウクライナの人々の助けになるのは、素晴らしい取り組みですよね!
集まった寄付金のなかから事務手数料を引いたものを、募金するそうですよ。
三鷹市のウクライナ緊急募金に関する情報は、こちらの公式ホームページをご参照ください。
外務省は、2022年3月25日現在、ウクライナへの救援金寄付を受け付けている駐日大使館を公開しています。そのなかから、2カ国の大使館への寄付方法をご紹介します。
今回侵攻を受けているウクライナの駐日大使館は、2022年2月25日より、寄付金受付の銀行口座を開設しました。
3月1日の時点では、6万人を超える方が寄付をし、20億円近くが集まったそうです。
日本の友人の皆様
在日ウクライナ大使館がウクライナへの人道支援のために特別銀行口座を開設して以来、ロシア侵攻による被害者を支援したいという60,000人以上の日本の方々から寄付をいただいています。
3月1日現在集まった寄付金の合計は20億円近くなっています。— 在日ウクライナ大使館 (@UKRinJPN) March 1, 2022
駐日ウクライナ大使館では、3月25日現在も寄付を受け付けています。
ウクライナを応援したい方々用に、寄付金を送金できる銀口口座の詳細を更新いたします。以下になります。
三菱UFJ 銀行
広尾支店 047
普通
口座番号0972597
エンバシーオブウクライナご応援、どうもありがとうございます。
— 在日ウクライナ大使館 (@UKRinJPN) February 25, 2022
モルドバ共和国(Republic of Moldova)という国をご存知ですか? ウクライナとルーマニアに挟まれた小国で、人口は264万人。東京都の人口が約1398万人ですから、このことからもいかに小さな国なのかがわかるはずです。
1991年に旧ソビエト連合から独立して約30年の間、西欧諸国との関係性を築きあげ、2022年3月3日には、ガブリリツァ首相がEU加盟の申請書に署名をしました。
今回のウクライナ侵攻では、隣国からやってきた多くの避難民の受け入れを実施しています。しかし、モルドバ共和国は以前から経済危機に陥っており、避難民を受け入れることでさらに経済的な圧迫が起きているのです。
3月6日には、アメリカの国務長官はモルドバ共和国を訪問し、避難民の人々への対応をするにあたって、支援が必要になると述べました。
Sec. of State Antony Blinken pledged America’s support to the small, Western-leaning former Soviet republic of Moldova that is coping with an influx of refugees from Ukraine and warily watching Russia’s intensifying war with its neighbor. https://t.co/HmUEKzZDhp
— ABC News (@ABC) March 7, 2022
アントニー・ブリンケン国務長官は、ロシアによる隣国ウクライナへの侵攻の激化を警戒している旧ソビエト連邦の小国モルドバに、ウクライナからの避難民の流入の対応について、米国からの支援を約束した。
こうした状況をうけ、駐日モルドバ大使館では寄付を受け付けています。寄付受付ページはこちらです。
モルドバにいるウクライナ難民へ寄付金を送りたい日本の方々のために、寄付方法に関する日本語のウェブプラットフォームが、日本のボランティアの皆様のご支援により作成されました。 https://t.co/wEt1yol7Oz pic.twitter.com/DuVXm85M2q
— Moldova in Japan (@MoldovainJapan) March 4, 2022
現在、地域社会はもちろん世界規模でも、さまざまな問題解決に向けて、多くの非営利団体(NGO)が活動しています。
ケガ人が多数出ているだけでなく、近隣国が多くの避難民の受け入れをしている、ウクライナ侵攻。ウクライナ国内や近隣国国境沿いなど現地で必要な支援をするため、多くのNGOが人道支援のために活動しています。
そのなかから、特に国際的に活動し、ウクライナ情勢に関する寄付を受け付けているNGO団体をご紹介します。
途上国や災害被災地で支援を行う国際NGO
国内外の自然災害による被災者や、紛争による避難民などに日本からの緊急人道支援活動をするNGO
紛争や自然災害などによって、困難な状況に立たされた人々への人道支援を行うNGO
冒頭でお伝えした、DMM英会話のウクライナ救援募金では、3月8日時点で総額709万1,943円の寄付金が集まりました。
この活動にあわせ、DMM英会話はウクライナ赤十字社と連携し、特設ページを開設しました。
こちらでは、3月25日現在も引き続き救援金の寄付を受け付けています。
※終了時期は未定です。
以下の特設ページにアクセスいただくと、詳細がご確認いただけます。
ウクライナ赤十字社 人道危機救援金
※海外サイトのため、日本のクレジットカードが一部ご利用いただけない場合がございます。ご了承くださいませ。
Russia Launches Attacks on Ukraine as Invasion Begins
「ロシアがウクライナへの攻撃を開始、侵攻が始まる」
レベル9: Proficient 熟練
「ロシアは(2月24日)木曜日の朝、ウクライナに対して広範囲に及ぶ攻撃を開始し、都市や軍事施設を空爆した」
ロシアによるウクライナ侵攻が始まったのは、2022年2月24日のこと。誰もが「まさか」と思ったのではないでしょうか。
各国から、多方面にわたってロシアへの制裁措置が取られていますが、3月になっても依然、ウクライナでの情勢は悪化しています。
Slava Ukraini: Sanctions Hit Russia After Ukraine Invasion
「ウクライナに栄光あれ:ウクライナ侵攻でロシアに制裁措置」
レベル8: Advanced 上級
「アメリカとヨーロッパ連合は、ロシアの大手銀行や上流層に対して制裁を加え、ロシア中央銀行の国際資産の凍結、世界の1.1万もの銀行と取引をするのに必要なSWIFTシステムのロシアの利用停止などを行った」
ウクライナへの侵攻が始まって以来、アメリカをはじめとする西欧諸国や日本は、ロシアへ制裁措置を課すことに決めました。
これにより、世界経済にも大きな影響が出ています。しかし、多くの国がウクライナへの支援に賛同し、ロシアへ厳しい姿勢を見せ続けています。このデイリーニュース記事では、国際企業による動きも取り上げられていますよ。
Over 2 Million Refugees Flee the War in Ukraine
ウクライナでの戦争で、200万人が避難民に
レベル8: Advanced 上級
「2022年3月9日時点で、200万人を超えるウクライナの避難民がいる。国連は、避難民の数は400万人になる可能性があると予測しており、ヨーロッパで第二次世界大戦以降最大の人道危機になる恐れがある」
ロシアによる攻撃は、軍事施設だけでなく市街地にも及んでいます。その結果、戦地から逃れるために近隣諸国へ避難する人の数は増加。3月11日時点ではその数が200万人に昇ったそうです。
近隣諸国やヨーロッパの国々は、日々必要な対策をとり、ウクライナから避難してきた人々を受け入れています。避難民の方々に対して、そのほかにどのような支援が行われているのでしょうか?
Ukraine's Mariupol Rejects Russian Demand for Surrender
「ウクライナのマリウポリ、ロシアの降伏要求を拒否」
レベル9: Proficient 熟練
※こちらの記事には、一部の方にとって不快な戦争の描写や画像が含まれます。ご了承ください。
「ロシアによるウクライナの港湾都市マリウポルへの攻撃が激化したため、他の地域での地上攻勢は泥沼化している」
「ウクライナ当局は、包囲された都市からの安全な脱出と引き換えに、マリウポリにいる自国の軍隊が月曜日(3月21日)に武器を置くようにというロシアからの要求を拒否した」
ウクライナの港湾都市マリウポル(Mariupol)。ここではロシアによって特に激しい攻撃が行われているとされ、現地の劇場や学校などが爆撃されました。
そんなマリウポルにいるウクライナの人々に対して、ロシアは武器を捨てて降伏するように要求。しかしウクライナの人々は、これを断固拒否しました。
なぜロシアはマリウポルに攻撃を集中させているのでしょうか?
ウクライナ侵攻の情勢は、これまでにないほど現地の人々やウクライナ政府、そして国際ニュースによって多くの情報が発信されています。
思わず目を背けたくなってしまう情報もあるでしょう。
明日の情勢も予想がつかない世の中ですが、どんどん支援の輪が広がり、ウクライナの人々が平穏な日を1日も早く迎えられるように、願うばかりです。