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英語のカバーレターの書き方&履歴書送付後のフォローアップの仕方

英語のカバーレターの書き方&履歴書送付後のフォローアップの仕方

外資系企業や海外で就職しようと思い立ったときに必要となるのが英語の履歴書作成

英語の履歴書は、日本語のものとは必要な内容も書き方も大きく違うので、日本語で作成したものを直訳して送付するということができません。基本的な構成やルールを知って、読んでもらえるものを作ることが仕事を得るための第一歩です。

そして英語の履歴書には、カバーレターと呼ばれる短いレターをつけて送付することが一般的です。この記事では、カバーレターを作成する上で必要な基本情報をまとめています。

経験や希望のポジションに合わせた履歴書を作成して、自分の強みを存分にアピールしていきましょう!

英語の履歴書の書き方についてはこちらの記事をチェック!

カバーレターの書き方

カバーレターとは、志望動機アピールしたいポイントを文章で記入する書類です。

必須ではありませんが、レジュメに書き切れない熱意(やりたい! だけでなく、なぜその仕事が自分に向いていると思うのか、過去の職務内容が希望職種にどう役立つのか、など)を、こちらもレターサイズ1枚に収めます。

履歴書と同じように、ページ最上部に自分の氏名、住所、電話番号、Eメールアドレスを記入。その下に日付、応募する企業名、企業の担当者名、住所、電話番号、Eメールアドレスを記入します。

本文は、宛名 ”Dear Mr./Ms.~” で始めます。担当者の名前が分からない場合は、”To Whom It May Concern,” ”Dear Hiring Manager,” とします。

日付を入れた後、希望する職種求人情報を得た経路を1パラグラフ、志望動機自己PRを1~2パラグラフ、必要な情報を開示できる旨読んでくれたことに対するお礼を1パラグラフ程度にまとめます。

【例】
Hanako Eikaiwa
3-2-1 Roppongi, Minato-ku, Tokyo 106-6224 JAPAN
Tel: 81-3-1234-**** / Email: eikaiwa@*****.com

 

XYZ Co., Ltd
Attn: Mr. Taro English
00000 abc street, Miami, FL 99999 USA
Tel: 1-***-***-**** / Email: english@*****.com

January 1, 2018

Dear Mr. English,

I am writing to express my interest in the Japanese teaching assistant position advertised on your school website. Please accept the attached resume.

With more than five years of experience as a language teacher, I believe I would be the ideal candidate for the position. I am adept in developing and implementing curriculum, handling classrooms and helping students advance their understanding of Japanese language and culture. At xxxx school, as shown in my resume, I taught classrooms of up to 30 students while adhering to xxx guidelines. Through this experience I have---------------

Thank you for your time and consideration. I can be available for an interview at your convenience; if you wish, I will have my references and academic records sent to you. I look forward to hearing from you.

Sincerely,
Hanako Eikaiwa

 

英会話 花子
〒106-6224 東京都港区六本木3丁目2番1号
電話: 03-1234-**** / Eメール: eikaiwa@*****.com

XYZ 社 御中
イングリッシュ・タロウ様
00000 abc ストリート, マイアミ市, フロリダ州 99999 米国
電話: 1-***-***-**** / Eメール: english@*****.com

2018年1月1日

イングリッシュ様

貴校のウェブサイトに掲載されている日本語教師アシスタント職に興味があり、ご連絡いたしました。添付の履歴書をお受け取りいただければ幸いです。

語学教師として5年以上の経験を有していることから、私は当職に理想的な候補者であると考えております。カリキュラムの作成と実施、クラスの運営、生徒が日本語や日本文化の理解を深めるための支援といった経験を積んできております。履歴書に示しているように、xxxxの学校では、xxxガイドラインに沿いながら、最大30人のクラスで教鞭を取り、この経験を通して---------------

お時間を取ってお読みくださりありがとうございます。ご都合のよい時に面接にお伺いすることが可能です。ご希望がございましたら、推薦者と学業成績証明書をお送りいたします。ご連絡をお待ちしております。

敬具
英会話 花子

複数の仕事に応募する際は、それぞれの仕事に合わせて内容を変更しましょう。

自己PR部分には、履歴書のハイライトを短く箇条書きで入れることもできます。履歴書と同じように具体的な数字や言葉を盛り込むとよいでしょう。

送付方法

企業に指定された方法で、カバーレターを付けた履歴書を送りましょう。Wordで作成したファイルをPDFに変換するなどして、編集できない状態にして送ります。ファイルを保存する際は、ファイル名に自分の氏名を入れておくと親切です。

上手く行って面接に呼ばれたら、履歴書を上質な紙に印刷して持参することをお忘れなく。Eメールやシステムを通して送った履歴書を印刷してくれている面接官が多いかもしれませんが、自分でも持参するのがマナーです。

面接官が複数人いたら全員に配れるよう、複数枚印刷しておくとよいでしょう。印刷する際は、メールアドレスなどのハイパーリンクを外し、黒字で印刷することをおすすめします。

フォローアップ

履歴書を送ったけれど音沙汰がない…ということは、日本では稀かもしれません。ほとんどの場合受け取りの連絡をもらえるでしょう。しかし海外に送った場合は、音沙汰がなくても気を落とすのはまだ早いかもしれません。

強く希望する仕事であれば、フォローアップするのもありです。ただし、失礼にあたらないよう注意が必要です。

履歴書を送ってから少なくとも1~2週間は待ち、Eメールでフォローアップするのがよいでしょう。

【例】
Dear Mr. English

 

I hope all is well. I submitted a resume late last month for the Japanese teaching assistant position advertised on your school website.
I am very interested in working at XYZ school and I believe my education and interpersonal skills would be an ideal match for this position.

If necessary, I would be glad to resend my resume or to provide any further information you might need regarding my candidacy. I can be reached at eikaiwa@*****.com. I look forward to hearing from you.

Thank you for your consideration.

Best Regards,
Hanako Eikaiwa

イングリッシュ様

大変お世話になっております。先月、貴校のウェブサイトに掲載された日本語教師アシスタント職に応募するため履歴書を送付いたしました。
XYZスクールで働くことに非常に関心があり、私の学歴と対人関係スキルは当職に適していると考えております。

必要であれば、履歴書を再送、または検討に必要なその他の情報を喜んでご提供させていただきます。私の連絡先はeikaiwa@*****.comです。ご連絡をお待ちしております。

何卒よろしくお願いいたします。

敬具
英会話 花子

まとめ

以上が、英語のカバーレターを作成するにあたって必要となる基本的な情報です。

初めにも述べましたが、誤字脱字や文法のミスを徹底的になくすことが一番重要ですので、しつこく読み直しましょう。可能であれば、履歴書を読み慣れている英語ネイティブの人に確認してもらうのもいいですね。

最初は作成にかなり労力を必要とするかもしれませんが、仕上げていくうちに自分の強みも見えてくるのではないでしょうか。自分の強みを知っておくことは、就職活動において非常に重要です。

外資系企業や海外での就職を狙っている方は、ぜひ参考になさってください。