フィリピン留学で気をつけたい服装と靴
DMM英会話ブログ編集部2018 09.24 Mon
目次
留学をするための準備期間は、これから始まる新しい生活へのわくわく感でいっぱいです。TPOという言葉があるように、その時や場所、場合に沿った服装をすることで、より現地に馴染み、安全に心地よく過ごすことができます。ここでは、フィリピン留学をする際に適した服装と靴についてご紹介します。
フィリピンの気候
フィリピンは、高温多湿の熱帯性気候のため、年間平均気温が27.9度(首都マニラ)、最低気温でも18.5度と暖かく、一年を通して日本の夏くらいの気温です。季節は雨季と乾季に分かれていて、雨季は6月〜10月、乾季は11月〜2月、もっとも暑い季節は3月〜5月となっています。
雨季は天気が不安定になりスコールなどが頻繁に起こるため、快適に過ごすしたい方には乾季がおすすめです。
フィリピンでの基本的な服装
- 基本的な服装
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- Tシャツにパンツ系のボトムスというカジュアルな服装
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- カーディガンや薄手のパーカーなど長袖の羽織りもの
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- 靴はサンダルかスニーカー
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- バッグはショルダーバッグがおすすめ
フィリピン留学の服装準備の注意点
南国だから夏の服装だけで十分!と考えるのは少し早計です。冷え、怪我、犯罪、陽射し、蚊などの対策として服装選びで注意をしてほしい点をいくつか紹介します。
1:夏物の服だけ準備すればOKなわけではない
教室やショッピングモールなど、建物内は冷房が効きすぎている場合が多いので上着は必須です。UVカットをしてくれる薄手のパーカーやカーディガンなどは持ち運びにも便利なのでおすすめです。冷え性の人は靴下も持参しましょう。
また、夜冷えることが多い雨期の季節や風邪などの病気時に、しっかりと身体を暖めて眠ることができるよう長袖のパジャマを一枚持参しておくと良いかもしれません。
2:強い日差しと蚊に注意
フィリピンの陽射しはとても強く、湿気も多いため蚊もたくさんいます。マラリヤテング熱を防ぐためにも、薄手の長袖長ズボンで肌を守ることは大切です。湿気のためかなり暑く感じるので、薄手で通気性の良いものを選ぶようにしましょう。
紫外線対策としては、水着着用時もラッシュガードや、つばの広い帽子、UVサングラスをかけるなどして日焼け止めクリーム以外の対策を十分に行ってください。
蚊の対策としては、虫除けスプレーやアロマスプレーなどを準備するのがおすすめです。
3:犯罪に巻き込まれないための配慮
地元フィリピンの人はあまりビキニを着ません。そのため地元の海水浴場だと目立ってしまいます。犯罪に巻き込まれないためにもビキニは避け、タンクトップやワンピース系の水着、スポーティな水着を選ぶのがベターです。
また、犯罪に巻き込まれる確率を下げるためにも、普段の服装でも過度な露出は避け、派手な服や高価な服・アクセサリーなどを身につけるのは避けるようにしましょう。
危険を感じたらパッと逃げられるような、できるだけ動きやすい服装がおすすめです。靴はスニーカーや走っても脱げないタイプのサンダルなどが良いでしょう。
4:スコールなどの雨対策
短時間で一気に雨が降るスコールは、フィリピン気候の特徴です。このスコールの後は、水たまりが出来やすく道がぐちゃぐちゃになります。
また、フィリピンは未舗装の道が多いので、ヒール靴だと不安定で危なく、排気ガスや砂埃で足が汚れます。雨で濡れても気にせずに歩けるサンダルがおすすめです。
5:フィリピンのTPOに合わせた靴選び
普段の生活でもスニーカーは大活躍しますが、スポーツクラブやジムに通う予定のある人であれば、スニーカーの持参が必須となります。運動に適した靴でないと利用を断られることもあるので注意をしてください。
また、留学中にフォーマルなイベントの予定ががない場合は、フォーマルな服や革靴、ヒール靴などは必要ありません。
6:ランドリーサービス
フィリピンの語学学校では、部屋の掃除や洗濯をしてくれるサービスがついていることが多いです。このランドリーサービスを利用した際に、洗濯物が紛失するということがよくあります。下着やタオル類などは、できれば個性的なものにしたほうがよいかもしれません。また、紛失後戻ってくるのに数日かかることも多いので、枚数は多めに持参することをおすすめします。
持って行く服の量の目安
持っていく洋服の目安は、現地で洗濯が可能なことも考えると最低1週間分あれば大丈夫です。その他、ビーチで着るものやフォーマルなイベントに参加するなどの予定があれば、それぞれ追加するという感じで良いでしょう。
フィリピンで購入できるものとしてTシャツはおすすめです。安くて可愛いものが購入できます。また、サンダル類も比較的良いものを購入することができます。
ショッピングスポットとしておすすめなのは「SMモール」。セブ島やマニラ、バギオ、クラークなどフィリピン内にたくさんある人気のショッピングモールです。また、セブ島にあるアヤラモールは、海外ブランドを多く取り扱っているため人気があります。
服と靴以外の持ち物リスト
服と靴以外で持っていくと良い持ち物をご紹介します。
- ぜひ持っていきたい物
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- 常備薬
- 海外の薬は合わない場合もあるので、自分に合うお薬を持参しましょう。
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- 虫除けスプレー、虫さされ用の塗り薬、部屋の虫対策グッズ(ゴキブリなど)
- 虫対策のものは、日本のもののほうが優秀です。滞在先ですぐに使用できるように準備をしましょう。
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- 日焼け止め、愛用の生理用品、愛用の基礎化粧品
- これらは現地で買うこともできますが、慣れない環境でお肌や身体が敏感になる場合もあります。トラブルをさけるためにも普段愛用しているものがおすすめです。
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- 斜めがけができる小さめのカバン
- リュックなども便利ですが、窃盗防止のためにも目の届く範囲に持てるショルダーバッグがおすすめです。
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- ヘアトリートメント
- フィリピンは硬水なので洗い流さないタイプがおすすめです。トリートメントは現地でも買えますが、私たち日本人に馴染みのあるブランド品は現地だと高価かもしれません。持参するのがベターです。
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- フリーズドライ系などのかさばらない日本食
- 海外に行くと日本が恋しくなるときもあります。短期でもお気に入りの日本食を持っていくのはおすすめです。
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- トイレットペーパー
- トイレはあってもトイレットペーパーが設置されていない場合があります。フィリピンの生活環境に慣れるまで数個持っていくのもありです。
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- あると便利な持ち物
- 折り畳み傘、コインケース(安っぽいもの)、耳栓、かみそり、ティッシュ、文房具、イヤホン、ドライヤー、爪切り、綿棒、耳かき折り紙やお手紙セット、懐中電灯、サプリメント、カップ麺など
まとめ
留学先として大人気のフィリピンですが、まだまた発展途上国のため日本と比べると治安は決して良いとは言えません。せっかくの留学、海外生活でおしゃれをしたい気持ちもあるかもしれませんが、ここはぐっと我慢をし、郷に入ったら郷に従えの気持ちで現地の人がしている服装にならってみてください。
また、現地で安く買える物は現地で買う、品質や価格に納得できなさそうなものは日本から持って行くなど、ある程度割り切った考え方を持って留学の荷物を決めることも大切です。より快適なフィリピン留学を目指して荷物の準備をしてくださいね。
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