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セブ島って海ないの!? フィリピン留学する前に知っておきたいリゾートのこと

セブ島って海ないの!? フィリピン留学する前に知っておきたいリゾートのこと

日本から直行便だと4時間半で行けるフィリピン。他の国への留学と比べてかかる費用が安いこともあってか、年々留学者が増えています。

そしてフィリピンといえばリゾート。勉強の合間に海で泳いで……と優雅なバカンスを思い描いている方も多いのではないでしょうか。しかし、リサーチをあまりせずにフィリピン留学に行った方の中には「思っていたのと違った」と言って帰ってくる方も。この記事では、フィリピンのリゾート事情をご紹介します。

学校の多いセブ市内には、海がない


フィリピン留学の中で最もメジャーなのは、セブ市内への留学です。しかし、セブ市内には海がありません。一番近い海へ行くには、車で最低40分はかかります。「海を見ながら勉強を」という留学ライフを思い描いている方にとってはガッカリしてしまうかもしれませんね。

海のないセブ市内は、立ち並ぶビルの多さから、東京の新宿や丸の内のオフィス街に近いかもしれません。そのほか、日本からの留学生が多いためか、日本料理屋の路面店をよく見かけたとセブ市内の語学学校に留学していた方からの情報もありました。

セブ市内から1番近いリゾート地は、マクタン島

海のないセブ市内から一番近いリゾート地は、マクタン島です。ホテルが管理するプライベートビーチやデイユースの屋内プールなどのリゾートが広がっています。デイユースは1日1,000ペソからと、フィリピンの生活にしてはお高めですが、それでも思い描いていた景色を3,000円程度で楽しめるなら安いものですよね。

マクタン島までは、タクシーで40分ほど

一番近い海まで車で40分ほど、タクシーなら金額は200ペソほどと、価格はそれほど気になりませんが、授業後に思いつきで行くには少しハードル高いかもしれません。

タクシーの10分の1の値段で行ける「ジプニー」という手段も ただしスリに注意

ちなみに、タクシーコストを抑えたい場合は「ジプニー」と呼ばれる乗り合いタクシーがあります。1人あたり10~20ペソでマクタン島まで行けますが、スリの危険性があることから「あまり乗らないように」とアナウンスしている学校もあるそうです。

マクタン島以外のリゾート地


セブ市内から最もアクセスしやすいリゾート地はマクタン島ですが、リゾート天国のフィリピンには他にも魅惑のスポットがたくさんあります。中でもセブ市内の留学生から人気のリゾート地を2つご紹介します!

ボホール島の楽しみ方

留学生にマクタン島以外のリゾート地を聞いたところ、1番のオススメは「ボホール島」でした。観光資源の豊富さとアクセスの良さがオススメする大きな理由だと言います。では、具体的にはどんな場所なのでしょうか。

ボホール島は、自然から建築物まで本当に多様。まずはボホール島を代表する景色でもある「チョコレートヒルズ」です。これは草に覆われた大小1200ほどの山々が並ぶ景色のことで、乾季の終わりである5月から7月ごろに草が枯れ、チョコレートのような色になることが由来とされています。

また、幻のサルと呼ばれる「ターシャ」や、飲食をしながらボホール島全体を回れる「ロボック川クルーズ」のほか、小さな船で島々を周ったりシュノーケルやダイビングをする「アイランドホッピング」を楽しめます。

アクセスの良さもボホール島の魅力

アクティビティが充実しているボホール島では、セブ市内からのアクセスの良さも魅力のひとつです。セブ市内からは、1時間に約1本ある船で1~2時間程度。日帰りで行ける気軽さが良いのだとか。エコノミーで1人あたり500ペソ、ビジネスクラスでも1人あたり1,000ペソとお値段もまずまずといったところ。

気を付けてほしいのは、船に乗る時間帯。8時台より後になるとチケットが手に入りにくくなるうえ、市内から港までの道も混雑します。ボホール島に少しでも長く滞在したいのならば、早めの出発がオススメです。

時間があるなら、サメと戯れるマラパスクア島もオススメ

もう一つの留学生の支持を得る人気リゾート地がマラパスクア島。その理由は、サメと戯れるダイビングがあるため。他にもシュノーケリング、水遊び、ジェットスキー、バナナボートなど、アクティビティも豊富です。

マラパスクア島へは、船がでているマヤ港まで、セブ市内からバス(160ペソ/人)で4時間30分ほどかけて向かいます。そこから定期小舟便で30分と時間はかなりかかりますが、余裕があるなら行ってみる価値はありそうです。

また、日帰りでマラパスクア島に行くのは厳しいと思うので、最低1泊する用意はしておきましょう。宿泊施設の相場は、バックパッカー用のドミトリータイプが300~400ペソ、ホテルのエアコン無しファンルームが1,000~2,000ペソ、エアコン付の立地なホテルが2,500~5,000ペソと価格も幅があるので、予算に合わせて選んでみてくださいね。

セブ市内でのリゾートの楽しみ方


セブ市内には海がないとお伝えしてきましたが、学校数の多さから言って、セブ市内の語学学校を選び、その周辺に住まわれる方も多いはず。では、セブ市内には娯楽は何もないのでしょうか。

セブ市内にあるのは、大きなショッピングモール。「SMモール」や「AYARAモール」といった大きなショッピングモールがあちこちにあるので、セブ市内であれば、どのエリアに住んでも生活に困ることはなさそうです。

また、それ以外の娯楽は「カジノ」や「クラブ」。カジノは学校によっては出入りを禁止しているところもありますが、クラブはカジュアルに遊べる社交場。

ちなみに現地に留学していた方からの情報によると、「マンゴーストリート」という繁華街のクラブには留学生が集まりやすいのだとか。その1つである「オクタオ」(ジュリアナより改名)は、平日はなんと女性0円、男性も100ペソ(約200円)でワンドリンク付きという破格の値段設定!(※休日は男性200ペソ、女性100ペソ)

夜通し走っているタクシーは金曜夜と通勤ラッシュの時間以外はすぐにつかまります。おまけに初乗り40ペソ(約80円)なので、中心部から離れたところに住んでいる方も心配ありません。

セブ市内にはショッピングモールがあり、海までは1時間で行ける

セブ市内に海があると思っていた方にとってはガッカリな事実だったかもしれませんが、ショッピングモールが多く、生活には不自由しないほか、クラブなどの娯楽もないわけではありません。また、いわゆるリゾート地までも1時間弱でアクセスできます。

リゾート重視で海の近くの学校をチョイスするのももちろん良いのですが、1日中授業を受けた後に毎日海に行くのは、なかなか体力がいるもの。

よほど海が好きでない限りはセブ市内の学校に通い、たまにリゾート地まで足を伸ばすのが良いかもしれません。