フィリピン留学半年で英語力をアップ!必要な費用と安く抑えるポイント
DMM英会話ブログ編集部2018 09.27 Thu
フィリピン留学の効果的な期間として「半年(6ヶ月)間」というのは、留学生の中で一つの目安になっているようです。たしかに、集中して英語を勉強し自身が実感できるほどの効果を期待するには、半年という期間は一つのターニングポイントとなります。
しかし、費用がかなりかかるのでは?と懸念する方も多いのではないでしょうか。ここでは、半年間のフィリピン留学でかかる主な費用とそれをできるだけ安く抑えるポイントをご紹介します。
半年のフィリピン留学でかかる費用(目安)
フィリピン留学を半年間する際にトータルでかかる費用は、およそ105万円〜196万円となっています。大まかな内訳例は下記となっています。
- 内訳
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- 学費(寮費・食費込み):80万円〜120万円
- 航空券代金:4万5千円〜20万円
- 海外旅行保険:8万円〜20万円
- 現地での諸経費(空港ピックアップ、タクシー、SSP申請費、ビザ延長費、ACR I-Card申請費、光熱費代など):5万円〜12万円
- お小遣いや週末アクティビティ費:8万円〜24万円
これらの費用はあくまでも一例です。渡航の時期によっては、学費や航空券代金が大きく変化しますし、海外旅行保険も保証内容によって価格が異なります。また、現地での生活費である外食や週末の過ごし方などによっても変わってきます。これらの点をしっかりと考慮して、どのような留学生活を過ごしたいのかを事前にイメージしてみてください。
- 費用をできるだけ安くする方法
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- 語学学校の地域を選ぶ
- セブやマニラなどであれば繁華街・娯楽から離れてるところ、または、物価の安いエリアの学校を選ぶと学費や寮費を抑えることができます。ただし、学校のレベルや評価があまりに低いところは、英語力アップを目指すのであれば避けたほうが無難かもしれません。
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- 授業コマ数を調整する
- 予習復習が追いつかないくらいの授業は無駄になる可能性があります。あれもこれもというよりは、質の良い学校で適正なコマ数を受講することで学費を抑えることも可能です。
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- 設備が充実している学校を選ぶ
- 学校外やプライベートで使うお金をできるだけ減らせるように設備が良い学校に決めるのも一つのポイントです。
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- 割引キャンペーンを利用する
- 語学学校を決めるときは、ぜひ割引キャンペーンやプロモーション時期を狙ってください。情報が載っていなくても、一言「割引はありますか?」と聞いてみる価値はあります。
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- 航空券の安いときを狙って購入する
- 観光のオフシーズンに出発したり、早めに航空券を購入するなどは料金を抑える基本です。荷物預かりが別途料金になるなどの注意点はありますが、格安航空券LCCを検討するのも良いかもしれません。
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- クレジットカード付帯の保険を利用する
- 補償額が低かったり補償範囲が狭い、というデメリットもありますので注意が必要ですが、コストを抑える一つの方法です。
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- 滞在先はルームシェアを選択する
- 部屋は大人数になればなるほど格安になります。ただし、ルームメイトの生活形態は人数が増えるほど多種多様となりますので、自制の効く人やあまり他人を気にしない人でないとストレスが溜まるかもしれません。
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- 滞在先の食事は3食付きのところにする
- 自分好みの食事はたまの外食時に楽しむと割り切って、基本は3食付きにしたほうが最終的にはかなり節約ができます。
フィリピン留学の裏技的な申し込み方
あくまでも費用的な面から考える場合ですが、初めはすこし短めの期間から申し込むのもおおすすめです。
まずは学習の効果が少しずつ実感できる3ヶ月あたりで申し込み、その後延長するという方法です。基本的に語学学校は、申し込み時に支払った授業料の返金は見込めないことが多いです。また、ほとんどの語学学校では、入校してからレッスンの延長をすることができます。万が一、学校が合わなく転校する場合でも支払い済の授業料を無駄にしなくて済みます。
飛行機チケットの帰国時期の問題もありますが、半年は英語を勉強する!という計画のもと準備を進め、満足できる学校かどうかを見極めるため短期間の申し込みをするという方法を検討してもよいのかもしれません。
半年間のフィリピン留学で効果的に英語学習を行うには
マンツーマンレッスンの多いフィリピンの語学学校では、予習復習などの自主学習をしっかりとすれば、英語力のかなりの向上が見込めます。実際にIELTSやTOEIC のスコアを半年間の留学後にグンと上げている留学生も多いです。このように確実に効果を上げるポイントとして、留学前の基礎英語学習をおすすめします。
基礎英語学習は、あなたの英語力をアップするという意味ではなく、今あなたが持っている英語力の復習とその少しだけ先の予習をするという気持ちで臨んでみてください。何が得意で、何が不得意なのか。この半年間のフィリピン留学の最終日には、どのような英語レベルになっていたいのか(スコアアップやビジネスレベル、日常会話に不自由しないなど)を、自分で見極めるための時間として活用してください。
この時間を留学前にしっかりと持つことで、渡航後のマンツーマンレッスンで、より的確に講師の人へあなたのビジョンを伝えることができます。半年の留学費用は安く抑えたとしても、決して小さい金額ではありません。せっかくの留学費用を無駄にしないためにも、適切な費用を調べつつ、留学前の英語学習もしっかりと行いましょう。
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