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フィリピンの留学シーズンは?オススメの留学時期を解説

フィリピンの留学シーズンは?オススメの留学時期を解説

フィリピンに留学するなら、勉強に集中できる時期を選びたいですよね。勉強に集中できる時期と言っても「過ごしやすい気候の時期」「留学生が少なくて静かな時期」「語学学校の休校日が少ない時期」など、さまざまです。特に、留学生が多い時期に留学すると、講師の方の時間に余裕がなくなり、本来受けられる授業よりも質が低くなってしまう可能性があります。

今回は、フィリピンで過ごしやすい気候の時期、留学生が多い時期など、フィリピン留学にオススメの時期を解説します。

気候が良く過ごしやすい時期


 

雨季と乾季

フィリピンの6月~10月は雨が降りやすい雨季、11月~5月は空気が乾燥している乾季です。雨季は連日の雨で街が水浸しになり、停電や交通機関の麻痺が起こりやすいため、乾季に留学することをオススメします。

雨季は雨が降る頻度が多いだけではなく、突然のスコールで30分~1時間ほど激しく雨が降ります。6月~10月に留学する場合は、いつ雨が降っても良いように折りたたみ傘やレインコートを用意しましょう。乾季は日差しが強く、雨はあまり降りません。

11月~5月に留学する場合、熱中症にならないようにしっかり水分補給をして、汗をよくかくときは塩分を取りましょう。また、日焼けしないように帽子や日傘、日焼け止めクリームなどを用意しましょう。

雨季に留学する場合の服装

フィリピンの気温は年間通して26度~27度なので、雨季でも日本の夏と同じような服装(半袖と半ズボンなど)で過ごせます。ただし、靴に関しては急な雨で濡れてしまうことがあるため、サンダルなど濡れても良い靴を履くようにしましょう。

また、雨季の留学では雨に濡れて体温が低下し、体調を崩してしまう可能性が高くなります。カーディガンなど、上から羽織るものを持ち歩き、寒いと感じたらすぐに体温調整できるようにしておきましょう。上着を持っていれば、冷房が効いた室内でも役立ちます。

台風が多い時期

フィリピンでは、8月~10月に台風が通過しやすく、1ヶ月に約5回の台風が通過します。上記以外の月は、1ヶ月に約1回しか台風は通過しません。日本と比べてフィリピンの台風は雨風が強く、物が飛んできたり洪水に巻き込まれたりする可能性もあります。台風の日にはできるだけ外出しないようにして、身の安全を優先しましょう。フィリピン北部にある首都マニラ、ルソン島は台風が直撃しやすい地域なので、8月~10月の留学は避けた方が良いでしょう。セブやダバオは台風があまり直撃せず、接近したとしても被害は少ないです。

安全とは言い切れませんが、8月~10月に留学したい場合、留学地はセブやダバオを選んだ方が良いでしょう。

留学生が多い時期

学生が多い時期


 

夏休みがある7月~9月、冬休みと春休みがある1月~3月は学生が多い時期です。近年では親子留学できる語学学校が多く、長期休暇を利用して留学する人も増えています。

フィリピンの語学学校は、マンツーマンのレッスンを取り入れている学校が多いです。そのため、学生が多い時期に留学すると、講師の手が回らず授業の質が落ちてしまう可能性があります。

学生が多い時期は、他の留学生とコミュニケーションを多く取れるというメリットもありますが、「静かな環境で集中して英語学習に取り組みたい」方は長期休暇シーズンを避けた方が良いでしょう。

社会人が多い時期

ゴールデンウィークと年末年始の時期は、企業研修でフィリピンに留学する社会人が多いです。また、4月~5月は会社を退職した社会人の留学が増えます。

社会人で留学している人は、勉強に取り組む意識が高いです。周りに一生懸命勉強している人がいれば、自身のモチベーションアップに繋がるため、社会人が多い時期は留学に向いている時期とも言えます。

他業種の日本人と関わりたい方、共に英語を勉強できる仲間を探したい社会人の方は、学生が少なく社会人が多いゴールデンウィークや4月~5月の留学をオススメします。

韓国人留学生が多い時期

フィリピンには、韓国人留学生のために設立された韓国資本の語学学校があります。韓国資本の語学学校は、6月~8月と12月~2月の時期に韓国人の留学生が増えて混雑します。

韓国人留学生が多い時期は、日本の夏休みや冬休みの時期と重なっているため、混雑を避けたい方は春や秋に留学しましょう。もしくは、韓国人留学生が少ない韓国資本以外の語学学校を選ぶと、混雑の可能性は低くなります。

フィリピンの祝日が多い時期

フィリピンは3月と12月に祝日が多く、祝日は休校になる語学学校が大半です。語学学校によっては、年末年始が休校になる学校もあり、授業を受けられる日数が少なくなります。

フィリピンの祝日は、一般祝祭日と特別祝祭日の2つがあります。特別祝祭日は、急に祝日が決まることがあり「○月○日は祝日になったので休校です」と直前に連絡があり、その場合は授業を受けられません。

ただし、語学学校によっては急な祝日で休校になった場合、振り替え授業が行われます。留学中、祝日に左右されず授業を受けたい方は、3月と12月の時期は留学を避け、振り替え授業が行われる学校なのか留学前に確認しておきましょう。

留学費用を抑えられる時期

航空券が安い時期

日本-フィリピン間の航空券は、一般的な航空券と同じく長期休暇などの旅行客が多い時期に値段が高くなります。渡航費を安く抑えたい場合は、長期休暇の時期を避けて飛行機を予約しましょう。

長期休暇の1週間前後は旅行客が少なくなり、通常よりも航空券が安くなる傾向があるため、出発日を選べる方は渡航時期を少しずらしてみると良いでしょう。

また、長期休暇の期間中でも、休日より平日の方が安くなる場合があります。出発日は日曜日~水曜日、帰国日は金曜日~土曜日の便に空席が多く、通常よりも安く予約できる可能性が高いです。

授業料が安い時期

留学生が少ない4月~6月、10月~12月の時期は、語学学校が客寄せのキャンペーンを行うことがあり、授業料が安くなる場合があります。また、留学エージェントがキャンペーンを行っている場合もあるので、授業料が安くなる時期があるか確認してみましょう。

まとめ


 
フィリピンで過ごしやすい時期は、11月~5月の乾季です。気候の影響を受けない環境で勉強したい方は、乾季に留学しましょう。乾季のうち、年末年始やゴールデンウィークは留学生が増えるため、人が少ない環境で勉強に集中したい方は、2月~4月の時期に留学することをオススメします。

逆に、他の留学生とコミュニケーションを多く取りたい方、活気がある環境で勉強したい方は、留学生が多い年末年始がオススメです。航空券と語学学校の授業料は、留学生が少ない時期に安くなります。

費用を抑えたい方は、航空券が安い時期を早めにチェックしておき、授業料が安くなる時期があるか留学エージェントに相談してみましょう。